やる気がでない、辛い、訳もなく、突然すべての事を投げ出してしまいたくなる。 そんなふうに、心の病をあなたひとりで抱え込んでしまわないように。今日は、カウンセリングや、心理テストなどでも使われている、心の状態を確認する為の 思考パターン、ぜひ取り除いて欲しい悪習感ついてお伝えします。
今からお話する思考を持っている人は、心の病を持ちやすいので注意しましょう。では、始めます。
なんでも自分に関連付ける癖がある
本当はあまり関係のないことでも、自分に関連つけて考えてまう人 この場合は、本来必要のない重圧や責任を背負い込んでしまいがちですので、どこかしっかりとした線引きを持つよう意識しましょう。
心を読みすぎる癖がある
相手の些細な言動や行動を深読みして、理由をつけては自分を傷つけてしまう人。 相手を気遣うことは良い事ですが、自身のキャパシティーと上手にバランスを取るように心がけましょう。
マイナス思考の先走り
ずっと先の事を具体的に、マイナスの世界で想像しては不安になる人。 意識は現実を引き寄せます、ですのであえてそこへ向かい、そして、「ほら、やっぱりそうなった」という悪いループの中に居る事をまずは知ってください。
○○すべきが口癖や思考になっている
物事を○○すべき、もしくはすべきではない、の二択で考えて自分に負担をかけている人。 このパターンの人は、もう少し肩の力を抜いて、今を楽しむ事を忘れずに。
根拠のない拡大思考
たった一つの出来事や結果を「いつも○○」「みんな○○」と勝手に拡大解釈してしまう。 イメージを膨らませるのは良い事です、なのでせっかくなら良い方向、楽しい未来を思い描きましょう。そして、そこにしっかりとした根拠と自信をもちましょう。
感情重視型思考
根拠のあるなしに関わらず、生まれる感情に振り回されて、その感情から未来の出来事を予測する癖がある。 喜怒哀楽が豊かなのは良いことです。しかし、それに振り回されてしまっては元も子もありません。理性という制御装置をしっかり働かせておきましょう。
結論を飛躍する癖がある
確かな根拠や証拠もないのに勝手にマイナスな結果を導き出して、自己嫌悪に陥る癖がある。 ひとつの小さな事象⇒いきなり結果が生まれる、、、、なんてことはそうそうありません。
結果に辿り着くまでには、必ず道のりがあります。それをすっ飛ばしてしまうのは、言い換えれば「現実逃避」のようなもの。このような思考を持っているひとの多くは詰めが甘い傾向にあるので、もう少し道のりをしっかりと考えた方が良さそうです。
ちょっと、キツい内容でしたので、今回はあなたがあまり多くの項目に当てはまっていない事を願います。 こんな言葉があります。
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人というものは、木のようなものである。
枝が高みに伸びると、根は暗やみに伸びる。
☆フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
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太陽と月、光と影。人の華やかな部分の裏側には、それ相応のものが隠れています あえてそれを見る必要はありません。しかし、それがあるという事は知っておいて欲しいのです。
あなたが成長した時、華やかになる時を迎えた時、見せ掛けだけの張りぼてにならないように。
今日の記事が少しでもあなたの糧になりますように。