ご存知ですか?ビジネス界や各界で一流と言われる成功者たちが揃って早起きであるということを。そう、彼らは「早起きは三文の徳」を実践しているのです。朝いつもより早く起床することで得られる利益は計り知れません。
まだ多くの人が眠っているであろう時間帯に、目を覚まして活動を始める。それだけで何か得した気分になるし、早朝で頭も冴えているため、何より効率的に時間を使えます。
そして時間の余裕から心の余裕も生まれ、その日一日を有意義に過ごすことができるでしょう。ここでは具体的に、早起きをしてどのように時間を使えば効果的なのか、7つの例を挙げてご紹介していきます。
朝日を浴びて自律神経を整えましょう
太陽の光のパワーは無限大です。植物の光合成を起こし、人間の自律神経を活性化させ体内時計を整える働きを助けます。朝日をたっぷり浴びることで心も体もシャキッと目覚め、その日一日が有意義に過ごせること請け合いです。
まず目覚めたら窓を開け、できるだけ日に当たって空気の入れ替えをしましょう。もし曇りや雨の日、また日が入る部屋がない場合でも、深呼吸しながら朝の空気を吸うことで体は目覚めます。
眠っている間優位になっている副交感神経から、日中に優位に働く交感神経へと変換する体のシステムをスムーズに行う手助けとなるでしょう。
朝食を摂りながら1日のスケジュールの確認をしましょう
早く起きた分時間がたっぷりあるので、朝食を急いで食べたり時間がないために抜いてしまう必要がありません。栄養豊富でバランスの整った美味しい食事を、一口一口をしっかり噛み、急な消化活動で身体に負担を掛けないようにしましょう。
また、朝食を食べながら手帳を開き、一日のスケジュールを確認するのも有効な時間の使い方です。何事も心の準備がしっかりしていれば、円滑にことを運ぶことができるというものです。
ここで気をつけたいのが、いつも起きてすぐにテレビをつけることが習慣化してしまっている人。テレビは時間を無駄にしてしまう代表選手なので、決してスイッチオンしないように十分気をつけてください。もちろんパソコンや携帯も同様です
ToDoリストの中で残っている項目を片付けていきましょう
いつも緊急の用事に追われ、重要でも後々に伸ばしていたToDo事項はありませんか?朝早く起きたら、集中してぜひそれらの項目を端から片付けていきましょう。
いつも頭の片隅で気になっていた「やらなければいけないこと」を一つずつ済ませていくと、とてもすがすがしい気分になり充実感も得られます。
そして、引っかかっていたことが解決するに連れて頭もスッキリ研ぎ澄まされてくるため、自分の状況を改善するための新たなアイディアが浮かんだり新しいことにチャレンジしたくなったりといった、さまざまな面に対してモチベーションも上がるに違いありません。
語学習得や資格取得などの勉強をしましょう
まだ朝露が残る早朝は脳が一番活性化する時間帯といわれており、特に記憶力が優れているそうです。屋外も静寂な空気に包まれているし、起きてすぐなのでやる気レベルが高いこともプラスされ、限られた時間を有効に使うことができるでしょう。
そこで記憶力が必要な語学や資格を取るための勉強に集中して取り組めば、いつも以上の成果が望めるはずです。何事にも言えることですが、学習は積み重ねが非常に大切なので、長く勉強を続けられるように取り組みましょう。
部屋の整理や掃除をして、気分良く一日を始めましょう
整理や掃除をすると、とてもすがすがしく爽やかな気分になります。雑然とした部屋を整然と片付け、必要ないものは処分し、汚れたものを綺麗にすると、いいエネルギーがどんどん取り込めそうです。
身の回りをそのようにクレンジングしていくと、自分の内面も同じように浄化されたような感覚を覚えませんか?整理整頓された快適な空間で、朝の貴重な残り時間をぜひ効果的に使ってみてください。
読書をしましょう
朝、脳がまだクリアなうちの読書は、何の影響もなく素直に文字のまま文章が頭に入ってくるので理想的です。一日が進むにつれてさまざまな状況に影響され、人間はいろいろな感情を抱きます。
そしてその感情がさらに次に自分に起きる状況や事情への受け取り方に影響していくと言う訳です。朝の読書としておすすめなジャンルは、自己啓発や偉人伝など。
なぜならまだ何も行動していないため、ネガティブな感情や深い思考にも影響されていないため、書かれているポジティブな内容や印象的なエピソードがスーッと心に入ってきやすいからです。
体を動かしましょう
近所を軽く散歩したり、エクササイズDVDで運動したり、早朝ジムにストレッチやヨガ、また、早く家を出て一駅歩いたりと、早起きならではのいろいろな運動ができます。
長時間の睡眠により体の疲れも回復しているので身体機能もスタミナも十分あり、運動が効果的に行えるでしょう。ただ忘れてはならないのが、就寝中は知らずに発汗しているため、運動の前後にしっかり水分補給をすることです。また、散歩がてらカフェなどで朝食を摂るのも、いい気分で一日を始めるのにピッタリなプランです。
このように見ていくと、なぜ成功者に早起きが多いのかが明らかでしょう。起床時間が早ければ早いほど、それだけ脳が早く働き出すため、身体機能すべてがより活性化されるというわけです。
彼らは朝の数十分から数時間で、まだ眠っているであろうその他大勢よりも大きく抜きん出るのです。もちろん早起きだけで夜遅くまで起きていては睡眠不足になってしまいますから、早寝もセットとして考えなければなりません。
早起きしたら早寝は必須です。あなたも早速明日から、心にも体にも良い早寝早起きの習慣をつけ始めましょう。いつもの時間より1時間前以上が難しければ、30分前から始めるといいでしょう。
1日たった30分だとしても、1年続ければ60時間にもなります!スッキリ起きることができたら、その貴重な時間を自分だけのために使うことを決して忘れないでください。