断捨離で人間関係をすっきりする時に注意したい5つの事


断捨離で人間関係をすっきりさせるのは部屋の片付けと同じ発想なので、本当に必要な人だけと付き合うと余計な悩みが減りそうですよね。

でも「この人から離れたらどうなるだろう」「一人ぼっちになりたくない」など不安が付きまとうのは仕方がない点です。洋服を一枚処分するだけでもとても勇気がいることなのに、断捨離で人間関係を整理するなんて絶対に無理と思う人がほとんどではないでしょうか。

人間関係から学ぶことは実に様々あり、自分にとってはかけがえのない財産になります。逆に他人から受けるストレスなどネガティブなものは、人生をダメにするきっかけでもあります。

そこで本日は断捨離で人間関係をすっきりさせ、本当に大切な人達と有意義に付き合うためのポイントについてお伝えします。

慎重に新しい出会いを選択しましょう

断捨離で人間関係をすべて消去してしまうのは現実的に無理な話で、どの人が自分にとって接点があるかないか判断するのは大変ですよね。

そこで最初に注意したいのは「新たな出会い」で、これから知り合う人にはどのようなことを求めているのかはっきりとイメージしてください。断捨離で自分の持ち物を処分するのと同じ手順を思い出してみましょう。

不要なものを捨ててすぐに新しいものを買ってしまうと断捨離する意味がありません。人間関係も同様で既存の人間関係を整理する前に、手当たり次第に出会いを求める習慣は控えましょう。

 

しばらくやりとりがない人から繋がりを断ちましょう

断捨離で人間関係をすっきりさせる時は、頭で考えるだけでは実行できませんよね。はっきりと関係を断つ人とは今後のやり取りをしないために連絡先を消去しましょう。

その際に判断の基準となるのが連絡をしばらくとっていない友達や知人などの存在です。何年間も相手からも自分からも連絡を取らない人とは、今後の人生において接点がないと考えるべき。

もし万が一必要な時は相手から連絡がくる場合もあるでしょう。人との出会いは「縁」があるもので付き合いが続かないのも縁がなかった証拠といえるかもしれません。

 

損得勘定での付き合いはやめましょう

この人と関係を絶ったら後で絶対に困るという存在の人とは、無意識の間に損得勘定がわいていますよね。

たとえば仕事ができる人、異性から人気がある人など、お金持ちの人などいっしょにいると自分にもメリットがある人とは、なかなか関係が絶てないものです。

このような損得勘定はお互いの人間性を認め合って付き合っているのではなく、付加価値に魅力があるにしかすぎないのです。

うわべだけの付き合いこそ、ストレスや不安を感じやすく、断捨離で人間関係をすっきりさせればとても気持ちが楽になるでしょう。

 

家族との関係を大切にしましょう

断捨離で人間関係をすっきりさせたいと思った時、家族の顔が浮かぶ人もなかにはいますよね。「親だから」「兄弟だから」という血縁関係があるだけで必ずしもよい人間関係が築けるとは限りません。

しかし家族は人間関係の基盤となりますので、あっさり関係を断つ前に必ず良い関係に戻れるように努力をしてください。何かあった時にお互いに支えあえるのは家族以外にいませんし、自分を本当に理解してくれるのは身内の存在だけなのです。

家族としばらくやりとりがない人は、勇気を出して一歩近づいてみましょう。よい家族関係が築ければ、さらに断捨離で不要な人間関係も判断しやすくなります。

 

人数でなく質の高さにこだわりましょう

断捨離で人間関係をすっきりさせたいけど、どうしても踏ん切りがつかないことがありますよね。大勢知り合いがいたほうが何かと便利と考えるのはとても自然ですが、逆に人間関係が複雑になった時のデメリットを考えてみましょう。

たとえば金銭感覚がない知人だとお金を貸してトラブルになる場合や、自分勝手な友人に利用されてしまうなど、知人の数が多いほどトラブルも比例して増えてしまいます。

そんな関係を断つためには人生において友達は数でなく質が一番重要である点を覚えておきましょう。

うわべだけの付き合いしかしない人と過ごす時間はとても無駄になり、本来ならばもっと自分のために使える時間ですよね。断捨離で人間関係を必要な人だけに絞れば、結果的に自分の人生が豊になるのです。

 

このように、断捨離でいらないものを処分すると今まで見えなかった大切なことが色々わかってきますよね。断捨離で人間関係をすっきりさせるのはまったく同じことで、大切な人だけに焦点をあてて付き合うとお互いの魅力を再発見できます。

人間関係を整理するということは相手を嫌いになったり拒否するのではなく、自分から歩み寄ることをやめる気持ちなのです。我慢しながら付き合う人や一緒にいると気分が落ち込んでしまう人など、周囲を取り囲む人は色々いるでしょう。

自分の人間関係を客観的に考え、どの人といつまでも関係を続けたいか正直な気持ちで判断してください。自ら進んで相手のためになにかしてあげたいと思える人こそ人生を豊かにする存在になるでしょう。

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