上司とうまく付き合うために 知っておきたい9つの男性心理

上司とうまく付き合うために 知っておきたい9つの男性心理
会社の上司の考えていることが解らない。ソリが合わない。そんな悩みを抱える人は多いでしょう。仕事の効率が悪いだけではなく、オフィス全体の雰囲気も停滞し、部下の体調まで悪くなる。

そんなことが頻繁に起きていたら問題です。ですが、上司も人間です。理解出来ないということはありません。今日は上司のタイプ別に上司とうまく付き合うために知っておきたい男性心理についてお伝えします。

権力型上司は顔を立てよう

部下は上司に絶対服従、提案はつぶしてなんぼ。部下の成功は自分の手柄、自分の失敗は部下のせい。そんな権力型上司の下の部署についてしまったら…。不運ですね。でも、そこでいかに振る舞うかが社会人としてのスキルです。内面で上司よりも大人になればいいのです。

こうした上司への対応方法は、「顔を立てる」です。たとえ仕事の成果をすべて「どうだ、俺の言ったとおりだろう」などと言われても、そこにいちいち捕われないことです。見ている人はちゃんと見ていてくれるものです。

むしろそれ以上に大きく構えましょう。全てお膳立ての済んだ案件を上司に振って、決めの訪問のときだけリードしてもらいましょう。そういうあなたになれれば、部署での安全地帯に逃げ込む権利が与えられます。

 

保身型上司は自己責任で仕事をしよう

会社の上層部や、利害関係のある他者の顔色を見るばかりで自分の仕事に指針がない。言っていることがすぐぶれる。朝令暮改に反省がない。そんな上司は自分のことしか見えていないのです。仕事のアドバイスなど求めようものなら、仕事が進まず余分なストレスを抱え込むはめになります。

そういう上司への対応方法は、とにかく自己責任でいけるところまで仕事を進めることです。できることならそんな上司は飛ばして、更に上の人の意見を踏まえて仕事を進めましょう。直接の上司を頼る発想は捨てることです。

 

根性型上司には根性であたろう

「やれば出来る」今時仕事のやり方にアドバイスを求めてこんな答えしか帰ってこなかったら、絶望感に打ち拉がれることでしょう。自分の部署の今後の成長はまずほとんど見込めないと思って間違いありません。

昭和のビジネスマンといえば「夜討ち朝駆け」などと言って「その姿にお客が感動する」そんな言い回しが幅を利かせていました。時代は平成です。21世紀に入って14年が過ぎています。

仕事に情緒的な感性を持ち込むことはタブーを通り越して不可能な時代です。上司にはそのことを気づかせましょう。言うべきNo.はキッパリと。仕事のための人生ではありません。あなたの人生のために仕事が存在するのです。その順番は忘れないようにしましょう。

 

言葉の裏側の本心を読もう

「いいから、ゆっくり丁寧にやってよ」そう言われて「丁寧さ」が求められたと考えるのは早計です。昼休みが終わって仕事の続きに掛かろうとすると件の上司がやってきて、「さっきの仕事まだなの?」とビックリというより、こちらを攻めてくる気配。上司の言っている言葉には、時に裏があることを知りましょう。

「ゆっくり丁寧」は「急いで手っ取り早く」を意味する場合が大人社会ではあることなのです。こういう上司にであった時は、情報伝達だけで安心するのは禁物です。より精密な人間の感性を使って上司が発する「ノンバーバル」(言葉によらない)情報を敏感に読み取りましょう。それが自分のスキルアップだと考えてください。

 

自分の仕事をアピールしよう

「これと、これ、後は頼んだよ」と仕事を振ってそれっきり。追加の情報もフォローも何もしないばかりか、自分の仕事をするでもなく、椅子に座って週刊誌なんか読んでいたりする。そんな「放置プレイ」好きな上司に出会ったら、ここはチャンスと考えましょう。

そう、あなたの好きな様に仕事ができる訳です。あなたの抱えた案件はあなただけのもの、口出しばかり多くて面倒な上司の方が圧倒的に多いのですから、職場の自由を謳歌しましょう。成果を成果として認めさせればそれで済むのですから。

 

無能上司は見て見ぬ振りをしよう

自己中心的、時代や市場の変化から学ぶことをしない、自己管理能力がない。そこから職場全体が緩んで荒んだ空気を帯びる。段取りなし、規律なし、責任感なし。

そんなとことん無能な上司に出会ったら、ここは見て見ぬふりです。会社の仕事上のマニュアルとして定められた要点だけは踏まえて、上司にも報告と連絡は確実に。「相談」は他にできる相手を社内に見つけましょう。

 

好き嫌いは人に悟らせないようにしよう

会社に限らず組織というものは結局人の力のせめぎ合いの上に成り立っています。人間関係が気まずくなるのは悪いことではないのです。むしろ、人と人が前向きに関わっている証拠と考えましょう。お互い無関心で組織が空中分解するよりよっぽど救いがあるというものです。

ですから、あなたが悪い上司に当たったからと言って、その上司について自分がどう考えているかは決して漏らしてはいけません。それは一人の上司をよく思う場合もそうです。利害関係のある人は、そんなあなたの言葉をも利用しようとします。地雷はそこここに埋まっていると心得ましょう。

 

「心の豊かさ」を求めてはいけません

仕事に「心」を求めてはいけません。今の時代、対外的にも社内的にも仕事に「心」を入れる隙間はないと考えましょう。あるのは「タスク」とそれをこなす「スキル」です。どんな仕事も優れたプロは感性より「テクニック」優先させ、その成果を安定させているのです。

 

とはいえ「愛嬌」を持とう

人と人が関わるとき、イエス、ノーの答えははじめから決まっている訳ではありません。あなただからイエスになる仕事を人より多く得られたら、それだけあなたの評価は上がります。

その力の一つは「愛嬌」があること。これに勝るものはないと言えるでしょう。なぜなら、手に入れるのにリスクもコストも掛からないからです。そう思えたら、今この瞬間から、あなたは変われるのですから。

 

以上、上司とうまく付き合うために知っておきたい男性心理についてお伝えしました。上司も人間、自分も人間。でも人間だからこそ解らないこと、解り合えることがある訳です。答えはきっとあなた次第です。あなたが投げかける言葉や表情があなた自身に帰ってくると考えて、社会人生活を楽しんでください。

まとめ

上司とうまく付き合うために

・ 権力型上司は顔を立てよう
・ 保身型上司は自己責任で仕事をしよう
・ 根性型上司には根性であたろう
・ 言葉の裏側の本心を読もう
・ 自分の仕事をアピールしよう
・ 無能上司は見て見ぬ振りをしよう
・ 好き嫌いは人に悟らせないようにしよう
・ 「心の豊かさ」を求めてはいけません
・ とはいえ「愛嬌」を持とう

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