抱きしめる効果で 家族のもめ事を解決する7つの心理テク

家族の間でもめ事が起こったとき、どうやって解決していますか?もちろん話し合いで解決できるのが一番です。しかし遠慮がなくなる家族間ではおだやかな解決が難しい場合があります。また家族といってもさまざま。自分と同じように生活を支えているパートナーであったり、小さな子供たちであることも。

自分やパートナーの年を召した親である場合もあります。多様で遠慮がなくなる家族のもめ事を解決するには一筋縄ではいきません。時には警察を呼ばなくてはいけない、事件に発展することもあるくらいです。

ではどのような方法があるのか・・・。実は簡単な方法があったのです。それは「抱きしめる」ということ。抱きしめることでどのように心理状態が変わってもめ事の解決につながるのでしょうか?

抱きしめて幸せな気持ちにしてしまおう

抱きしめることでの一番の心理的効果はやはり「幸福感」でしょう。特に好意をもっている人の間ではこの幸せな気持ちがぐんとアップします。これは脳内にドーパミンとセロトニンという幸福ホルモンが出るためです。

もめ事の種が小さいときにはぎゅっと抱きしめることでお互いに幸せな気持ちになって、いつのまにかトラブルなんてどうでもいいことも。トラブルでのいやな気持ちを浄化するのが抱きしめるということなのかもしれません。

 

抱きしめるとストレスも減るんです

スキンシップにはストレスが抑えられる心理的効果があることがわかっています。それはコルチゾールというストレスホルモンが抑えられるからだそうです。今の世の中はストレスとの戦いです。ストレスがもめ事の原因になっていることも多々あります。

少しでもストレスを軽減させて心が軽くなると深刻なトラブルになる前に対処できるでしょう。また、ストレスは病気の原因にもなります。抱きしめるだけでストレスが抑えられるのであれば、ぜひ利用していきたいものです。

 

抱きしめてあげるとよく眠れます

眠りの妨げになる原因はいろいろあります。その中でも「不安感」というものはなかなか取り除くのが難しい原因の一つです。心理的な要因は外からの刺激ではなかなか変わらないものだからです。しかし抱きしめることで幸福感を得られストレスが軽減すると当然不安感も減ります。

家族間でのもめ事は小さなことが原因になります。眠れないなんていうのは本人にとってはとても深刻な悩みになり、それが家族とのトラブルに発展することも。体をゆっくり休ませることはもめ事を解決する本当の第一歩です。抱きしめてよく眠れるようになれば自然と落ち着き、もめ事も解消にむかうでしょう。

 

抱きしめるだけで健康になります

抱きしめると幸せな気持ちになるのは幸福ホルモンのドーパミンやセロトニンのおかげです。実はこのドーパミンやセロトニンは免疫力をアップさせることもできるのです。抱きしめるだけで免疫力がアップするなんて素敵なことだと思いませんか?特にお年よりは体がだんだん不自由になってくるもの。

病気になったり体の調子が悪いとどうしてもストレスがたまり、トラブルの元になりかねません。その為にも抱きしめることでストレス解消と免疫力のアップで心理的に軽い状態にしてあげましょう。もめ事を解決するにはまずお互いに元気であることが重要なのです。

 

抱きしめると絆を深くなる

怖い、辛い、不安・・・そんな気持ちは抱きしめることで解消しましょう。家族間のもめ事では特にそのようなマイナスの感情を表に出しやすくなっています。そんなときには思い切って抱きしめてあげると安心感が増します。

それにはオキシトシンという愛情ホルモンが出るからなのです。このオキシトシンは母親が赤ちゃんに授乳するときに自然と出てくるものです。これは信頼感が増し、幸福感と安定感をもたらしてくれる重要なホルモンです。

つまり抱きしめることは授乳する母親と同じように相手に対する絆を強くする作用があるのです。抱きしめるだけで得られる相手との信頼感は家族ならでは。きっともめ事を解消するために一緒に歩き出すきっかけになるでしょう。

 

抱きしめることで愛情を確認します

家族であれどなかなか愛情を確認するなんてことはありません。愛情があって当たり前の存在はかえってそれが本当であるのか疑わしくなってしまうときがあります。しかし抱きしめるという行為はお互いに愛情がなければできないことです。

それは異性間の愛情でもあり、親子間の愛情でもあり、家族であるからこその愛情でもあります。抱きしめることで相手との距離が一気に縮まり、愛情を確認することができるのです。愛情は信頼と繋がります。

人は心理的に相手を信用していないと何も話せないものですが、愛情は何者にも変えがたい信頼の証となります。相手からの愛情と自分も同じような愛情があるとわかればもめ事を解決するのもそう難しくはないはずです。

 

なんといっても抱きしめることは「万能薬」です

相手との距離感にもよりますが、ほとんどの場合どんなときでも使える万能薬のような効果をだします。嬉しいときにも楽しいときはもちろん喜びを共有するために抱きしめあいます。また悲しいときにもぬいぐるみやペットを抱きしめて涙を流すことがあります。

怒っているときに抱きしめられるとその安心感から怒りの感情がすーっと消えることがあります。つまりいろいろな感情や心理状態でも抱きしめるということは何かしらの効果を出すのです。こんな万能薬であれば家族間のもめ事も意外と簡単に解決できるかもしれませんね。

 

家族間のもめ事はほとんどの場合、小さなきっかけや心のすれ違いが原因だったりします。抱きしめるということで距離を縮めてお互いを気遣う気持ちを思い出せば何かが変わるかもしれません。

なにせ抱きしめることはお金も時間も準備もいりません。ちょっと恥ずかしい気持ちを抑えて素直になるだけなのに効果は抜群です。ぜひ気持ちよくすごすために抱きしめるということを生活の中に取り入れたいですね。

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