できない上司、ダメな上司。もしあなたに社会人経験があるとしたら、必ずそんなひとに出くわしたことがあるはずです。
仕事をするには必ず、「人」が必要です。そして同時にひとがたくさん集まる会社では必ず人間関係の問題が勃発、、、。
ストレスを抱える要因も人間関係。また、会社を辞める大きな原因の多くも、本当は「給料」「待遇」ではなく「人間関係に起因する問題」であることは間違いありません。
誰しもが会社で仕事をうまく回すために、人間関係をよくしたい。特に上司とは良好な関係を保ちたいはずです。でも理想と現実には大きなギャップがある。
愚痴や陰口、お酒の席で憂さ晴らしをしても、結果なにもかわりません。現実は「あなたはあなたの上司と付き合っていかなければならない」
ですから今日は、そんな上司、特に仕事のできない上司と付き合う、そしてただ付き合うだけではなく、気付きを与えて、仕事を円満に行うための、方法をお伝えします。
できない上司の管理術!
気付きを与えて仕事を円満に行う6つの方法
■気付きを与える方法1:まずは上司に合わせる
「えっ、それはヤダな・・・」とイキナリ思われたかもしれませんが、これをすることがとても重要なんです。
これは決して、ゴマすりをしろ、ではなく上司の考えや行動に合わせるという意味です。どうしても上司に対して敵対心を持っていたり、反抗してしまうもの。その状態では、いつまで経っても上司といい関係を保つことはできませんよね。
そこでまずはあなたが上司の考えや行動に少しでも合わせます。すると上司も少しづつ気が付き、「何かコイツと気が会うぞ!!」と、いい感じで仕事ができるようになっていきます。
かっこよく言えば、自分のペースで物事を進めたければ、まずは敵の懐に入り込むこと。
■気付きを与える方法2:自己評価と上司の評価は違うこと知る
会社によってルールは変わると思いますが多くの場合は1年に1度くらい、「給与や評価の査定」があると思います。
そこで、こんが経験をしたことがありませんか?
「アレッ、自分が思っていた評価よりも低い・・・何かの間違いだ!!」
「一生懸命やっているのに不当な扱いをされた!!」
これは上司の考え方や価値観に大きく影響した結果。つまり、会社側から見たあなたの評価です。
その例としてプロ野球。シーズンが終わると監督が入れ替わることがありますよね?それで、大きく結果が出た選手、急に認められた選手が出てきくることありあますよね。
もちろん、その逆も・・・
上司も、このプロ野球の監督と同じ。最初に書いたように、上司の考えや行動に少しでも合わせることがとても重要。
そうすれば、今は残念な評価だったとしても、「おっ、コイツはオレにとって重要な部下だ!!」と気付き、彼もあなたの味方になってくれるでしょう。
すると結果的に仕事がうまく行くことは言うまでもありませんよね。
■気付きを与える方法3:ネガティブなことに要注意
気付き・・・と聞くと、
・発想
・アイデア
などどちらかというと、良いイメージが思い浮かびますよね
しかし・・・実際は悪いイメージにも気付きがあります。そして悪いことほど早く気付いてしまうのが、恐ろしいところ・・・もし、上司と何らかの雑談で、例えば政治や経済などでネガティブなことを言うと、「おっ、コイツはこんなことを考えていたんだ・・・」と思われてしまうかもしれません。
口は災いのもと・・・ネガティブ発言には常に注意しておきましょう。
■気付きを与える方法4:存在感を出す
あなたの会社にも、存在感のある人、ない人・・・いますよね?
実は存在感があるかないかでも、上司と円満に仕事ができるか、できないかが変わってきます。
存在感がないと、それだけでかなりのマイナス要素になってしまいます。いくら、こちらが仕事でいい成果を出したとしても、鈍感な上司だと気付いてもらえない・・・
さらに仕事はできないのに存在感があるだけで、上司とうまくいっている人に負けてしまう。
だからこそ、あなた自信が存在感を出して上司に気づかせることがとても重要です。
■気付きを与える方法5:上司の行動を先読みする
言われたことしかできない人、上司のことを先読みする人。あなたが上司だったらどちらを評価するでしょう?
仮に同じ仕事ができたとしても、行動を先回りできる人の方が、上司といい関係ができますよね。
先読みするのは、一見難しいかもしれませんが、よく観察すれば分かるもの。よく観察して、上司の行動や考えを予測して、仕事では先回りしていきましょう。
■気付きを与える方法6:問題点ではなく解決策を提示する
仕事していれば、当然失敗すること、うまくいかないことは必ずあります。そしてその時の、あなたの対応によって、上司といい関係が保てるかが変わってきます。
失敗した時に、うまく行かなかったことと問題点を言ったら、当然できないヤツと思われてしまうでしょう。
そうではなく、「こうすればうまくいくのでは?」という解決策を提案することによって、「よし、それでいこう!!」と上司も前に進む決断をしやすくなり、結果あなたのことを前向きな部下と見るようになるでしょう。
さて、上司といい関係を保つ、仕事を円満に行う最大のコツは、「あなたが上司の立場になって考えてみること」そうすれば、部下からどういうことをされたら、いい関係でいられるか?今回の6つの方法とあわせて試してみてください。
できない上司の管理術!
気付きを与えて仕事を円満に行う6つの方法気付きを与える方法1:まずは上司に合わせる
気付きを与える方法2:自己評価と上司の評価は違うこと知る
気付きを与える方法3:ネガティブなことに要注意
気付きを与える方法4:存在感を出す
気付きを与える方法5:上司の行動を先読みする
気付きを与える方法6:問題点ではなく解決策を提示する
コメントをお書きください