イライラしない方法を身につけて、頼られる上司になるには

イライラしない方法を身につけて、頼られる上司になるには
仕事において昇格するということは名誉なことでもありますが、責任も圧し掛かり気分が苛立ってしまうこともありますよね。しかしその状態では仕事も上手く運びませんので、何とかイライラしない方法を身につけたいものです。

いつも苛立っている上司は部下から見ても近寄りがたい存在となり、だんだんと距離ができてしまうでしょう。しかし事が上手くいかない時は誰かに当たりたくなる気持ちも分かります。

何で部下たちはこんなことも解ってくれないのか?などと悩むことでイライラが募るんですよね。ただ会社の一員としても責任者としても、イライラしない方法は知っておかなければいけないでしょう。

そこで今回は、頼られる上司になる為のイライラしない方法をお伝えします。

部下を下の人間という見方をしないで頼る

貴方が上司として働いているときにイライラするのは、部下が思い通りに動いてくれないということがあるからではないでしょうか。言われたことができない、理解してくれないと思うと苛立ちが出てしまうのは仕方がないことです。

しかしそのような時にイライラしない方法として、部下の見方を変えるという事があります。部下たちは立場こそ下ですが、人として貴方より下にいるわけではなく、同じ人間なのです。

つまり、全てを自分の言う通りにしようと思えば、それは大変な作業となるでしょう。皆が思っていることや感じていることが違うからです。ならば逆に部下を頼ってみましょう。

部下の感性を聞きだして貴方が参考にすれば良いのです。すべてを自分で決めなくても良いと認識しましょう。皆で力を合わせるという考えが、イライラしない方法の一つです。

 

小さな結果を共に喜ぶ

仕事をしていると常に結果を求められます。なかなか結果に結びつかないと常にしかめっ面になってしまい、部下からは頼りたくても頼れない存在に映ってしまうでしょう。

しかし部下が「この人は頼れる」と思う時は、自分を認めてくれる人だと感じたときです。認めてくれない上司の下ではやる気も出ませんし、さらに結果の出ないことになってしまうでしょう。

ここでイライラしない方法として、皆の小さな結果でも認めてあげて共に喜びましょう。大きな結果は出なくても、所々で良い部分があったのであればそこは褒めるべきです。

部下を育てるには成功体験を与え続けることです。小さなことから始めて、それがクリアできたら褒めてあげて次のステップに行く、その繰り返しと言えるでしょう。褒められることで部下はやる気を出してきます。

それはいずれ大きな結果に結びついていくでしょう。仕事ができる部下がいることで貴方のイライラも無くなってきますよね。イライラしない方法は、小さなことでも認めてあげることができるようになることです。部下と共に貴方も成長しましょう。

 

イライラの原因を紙に書きだしてみる

自分自身の考えが行動に移せない時、思い通りにならないときに苛立ちが出てきます。そのイライラしない方法として、苛立っている原因を紙に書きだしてみるのです。

部下が失敗をしてしまった、上司からのプレッシャーをかけられている、先方が急に予定を変更してきたなど様々ありますよね。それらを全て紙に書きだしましょう。

自分の中で溜めてしまうことがイライラに繋がります。書き出すことで思いをアウトプットすることになり、脳が整理されて冷静に状況が見えるようになるでしょう。

そうしますと、問題の対処法が見えてきて、イライラも軽減されていきます。イライラしない方法とは、思っている不満をためないことです。アウトプットということでは、貴方の先輩に相談してみても良いでしょう。

先輩からもイライラしない方法を教えてもらえることもあります。組織でいる以上は、一人で何でもやるわけではないことを学びましょう。

 

完璧にこなそうと思わないようにする

仕事をすべて完璧に!と思わないようにすることも、イライラしない方法です。真面目な方なら何もかも完璧を求めてしまうでしょう。しかし実際に完璧なものはほぼ存在しません。

貴方が完璧だと思っていても、他から見たら落ち度が見えたりするものです。そんなことなら最初から完璧を求めなくても良いのではと思ってしまいますよね。完璧を求めれば求めるほど手に入れることができず、ストレスとなりイライラに繋がります。

真面目なことは大切ですが、真面目すぎることは部下からも重く感じられてしまうでしょう。要所はしっかりと押さえておいて、気が抜けるときは抜くという考え方がイライラしない方法の一つです。

 

イライラしない方法とは、貴方の考え方一つであると思って良いでしょう。すべてが思い通りに動いてくれればイライラしない方法など考えなくて良いのですが、それはまず不可能なことですよね。

周りで一緒に働く同僚や部下たちは、また貴方とは違う人間の集まりです。全員が同じ考えであるわけがないのです。それが分かれば自分の思い通りにも完璧にもできないことは理解できるでしょう。

不可能なことを求めるのではなく、今できることをしていけば良いのです。こうしてイライラせずに余裕ができた貴方には、部下からも頼りにされていくでしょう。

一人で抱え込まずに、先輩に相談したり、または部下に聞いてみるのも良いでしょう。部下は貴方の道具ではなく一人の人間、そう思えば部下を頼ることも貴方のためになるのではないでしょうか。それもイライラしない方法になるでしょう。

上司として働くことは仕事ができることもそうですが、イライラせずに冷静な対処ができることが大切です。それが部下から魅力的に見えるのです。

まとめ

イライラしないで、部下に頼られる上司になるには

・部下を「下の人間」と見ないようにしよう
・小さな結果でも皆で喜ぼう
・イライラの原因を紙に書きだそう
・完璧にこなそうと思わないようにしよう

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