恋愛心理学とは、文字どおり恋愛に関する心の動きを分析した心理学です。この恋愛心理学を上手に活用することで、意中の彼女と付き合えるようになるかもしれませんよ。
好きな人がいる生活は、毎日がドキドキやワクワクの連続。最初のうちは、片思いの時間も楽しいものですが、やっぱり好きな人と付き合いたいと思うのが本音ですよね。
でも、ほとんど面識がなかったり、友だちのような関係だったりすると、どうアピールすれば良いのか分からず悩んでしまうもの。
「女心がさっぱり分からないから、効果的なアピール方法も分からない」なんて男性が多いのではないでしょうか。そこで今回は、恋愛心理学を上手に活用して、意中の彼女の心をグッと引き寄せる方法をお伝えします。
2人だけの秘密を作りましょう
友だちの結婚パーティなどで、幹事同士が恋人になるケースって多いですよね。これは、2人しか知らない秘密があるからです。実は、この秘密の共有は、幼いころから誰もが経験しています。
友だちと一緒に入ってはいけない場所で遊んだり、何人かの友だちにだけ好きな子の名前を教え合ったりなど、誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。
これが恋愛心理学のひとつ「秘密の共有」です。秘密を共有すると、仲間意識が芽生えますが、秘密を共有してできた仲間意識は、恋愛感情に発展しやすいという特徴があります。
もっとも効果的な秘密は、誰にも見せていない自分の一面を見せることですが、機会がないことも多いですよね。
家族構成やペットの話など、これまで周囲に秘密にしてきたことで、意中の彼女にしか伝えていないことであれば、十分「2人だけの秘密」になるので、上手に2人だけしか知らない秘密を作ってみてくださいね。
偶然を装いましょう
学校や職場でしか会ったことがない人と、旅先や街中などで偶然会うと、なんとなく相手を意識したり、親しみが湧いたりしませんか?
実は、私たち人間は、偶然起こったと感じるできごとが強く印象に残るようプログラムされているので、「まさか、こんなところで」と思うような場所であればあるほど、相手に対する好感度がアップしたり、親近感を覚えたりするのです。
恋愛には、好意を抱いている相手に偶然を装いぶつかるというテクニックがありますが、相手から見れば偶然起こったできごとなので、記憶に深く刻まれます。
結果として、ぶつかった相手を思い出す時間が増え、なんとなく相手を意識してしまうんです。この恋愛心理学を活用して、偶然を装いましょう。
偶然同じアーティストが好きだった、偶然同じものを使っていた、偶然席が隣同士だったなどのように、相手が「偶然」だと感じることであれば、どんなことでもかまいません。
偶然を上手に重ねれば、意中の彼女に「運命の相手かも」と思わせることができるかもしれませんよ。ただし、偶然を装っていることがバレたら逆効果。最悪の場合、嫌われてしまうこともあるので、上手に立ち回って、やり過ぎには注意しましょう。
一緒に過ごす回数を増やしましょう
恋愛心理学には、「ザイオンス効果」と呼ばれるものがあります。日本語では、「単純接触効果」と言い、何度も見聞きしたり、接触する回数が多かったりするものに対して愛着や好感を抱くことです。
この恋愛心理学を応用して、意中の彼女との距離をグッと縮めましょう。一緒に長い時間を過ごすよりも、会う回数を重ねた方が親近感が湧くので、1日かけて会う時間を作ってもらうよりも、一緒に過ごす時間は短くても何度も会う機会を作る方が、相手から得られる好感度がアップします。
こまめにランチやディナーに誘っても良いですね。同じように、プレゼントをする場合には、高価なものをひとつプレゼントするよりも、ささやかなものをこまめにプレゼントした方が効果的です。お土産やたまたま見かけたことを装えば、相手を変に意識させることもないでしょう。
選択肢を2つ用意してデートに誘いましょう
デートに誘おうと思っても、断られたことを考えるとなかなか勇気が出ないなんて人も多いですよね。でも、誘い方を工夫すれば、「OK」の返事がもらえるかもしれません。
恋愛心理学には、「ダブル・バインド」と呼ばれるテクニックがあります。これは、直訳すると「二重拘束」とか「二重縛り」という意味で、選択肢を2つ用意して、相手を自分の思うとおりに誘導するテクニックのことです。
これを上手に活用することで、誘ったデートが断られるリスクを大幅に減らせます。あなたは、意中の彼女をデートに誘うとき、どんな誘い方をしますか?
「今度、一緒に食事しようよ」などと誘う人は要注意!この誘い方の場合、相手の選択肢は、「行く」か「行かない」かの2つになるので、断られるリスクが高まってしまうんですよ。
意中の彼女をデートに誘うときには、「今週か来週の金曜日、一緒に食事しようよ」などのように誘ってみましょう。相手の選択肢は、「今週の金曜日」か「来週の金曜日」の2つ。
つまり、「食事に行く」ことが前提となっているので、高確率でデートのOKがもらえるんです。ただし、相手にとってどちらも都合が悪ければ断られてしまうので、事前に相手の都合をチェックしておくと安心です。
さらにOKの可能性をアップさせたい場合には、相手の好みや興味のあることを調べて、それに合わせたものを含めて誘うと良いでしょう。
パーソナルスペースをうまく活用しましょう
ある一定の距離を超えて他人に近づかれると、強い不快感を覚えることってありませんか。列に並んで待っているときに、後ろの人の立ち位置が近すぎると、思わず少し前に出たくなりますよね。
この他人に踏み込まれると不快に思う自分の周りの空間を心理学では「パーソナルスペース」と呼んでいます。パーソナルスペースは、心理的な縄張りのようなものなので、あまり親しくない人やまったく知らない人に侵入されると、違和感や緊張感などを覚えるんです。
言いかえれば、親しい人に侵入されても不快感がないということです。恋愛心理学にも、相手のパーソナルスペースにうまく入ることができれば、吊り橋効果のようにドキドキさせたり、意識させたりすることができるというテクニックがあります。
一般的に自分を中心とした半径1m前後の円がパーソナルスペースだと言われています。女性の場合は、左右に広い楕円形だと言われているので、意中の彼女のパーソナルスペースに入る場合には、正面から入るのが効果的!「お疲れさま」と言いながら、ポンと肩に触れてみても良いですね。
好きな人とは、できれば付き合いたいと思うものですよね。そんな人におすすめしたいのが恋愛心理学です。恋愛心理学には、相手の心を掴むいくつかのテクニックがありますが、これをうまく使うことで、効果的に意中の彼女の気持ちを引き寄せることができます。
私たち人間は、偶然起こったことほど記憶に残りやすいため、偶然が繰り返されると「運命」を意識せざるを得なくなるんです。仕組まれた偶然でも、相手が「偶然」だと認識すれば同じ効果が得られるので、さりげなく偶然を装いましょう。
また、意中の彼女をデートに誘う場合には、「デートする」ことを前提とした選択肢を2つ用意した誘い方をするのがおすすめです。ここにご紹介した恋愛心理学を上手に活用して、意中の彼女の心をグッと掴んでくださいね。
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