やる気がでない人に即効く☆10分でできるメンタル活性術

やる気がでない人に即効く☆10分でできるメンタル活性術

やる気がでないことで悩んでいる人は沢山います。そして、その大半の人はどうにかしてやる気をだしたい人でもあります。もしかしたら、仕事の休憩中にやる気をだすにはどうしたらいいか、その答えを知りたくてネットサーフィンした末にこの記事にたどり着いた方もいるかもしれません。

巷にはやる気をだすための方法を紹介した本やブログが溢れています。その中には自分に合うものもあればそうでないものもあり、全部試しているような時間の余裕もなかなかないのではないでしょうか。

そこで今回は、10分でできるやる気をだすためのメンタル活性術をご紹介します。どれも試すのにそれほど労力を要しないものばかりですので、目を引くものがあれば一度試してみてください。

自分に合ったBGMを選びましょう

どんな音楽でやる気が出るかは人によって異なります。ハードなロックでやる気が出る人もいれば、うるさいと感じるだけの人もいるでしょうし、クラシックを聴くと作業が捗る人もいれば、単に眠くなるだけの人もいるでしょう。自分に合ったBGMをご存知なのでしたら、そんな音楽を聴きながらタスクに向かってみましょう。

あまり音楽に詳しくなく、自分に合ったBGMがわからないないのでしたら、次のような音楽をお勧めします。まず、テンポは早過ぎず、遅過ぎず。歌詞のないインストゥルメンタルか、自分が理解できない外国語のものを選ぶとよいでしょう。

条件にあう音楽を探すのが難しいなら、海外のインターネットラジオを選んでみてください。jazzやbluesなどのあまり騒々しくなさそうなジャンルで探すと、失敗も少ないでしょう。オフィスで許されるなら、そんなBGMをイヤホンをして聴きながら、目の前のタスクに向かってみましょう。

 

先ずは動き出し、動きながら考えましょう

あらゆるケースを想定し、無数にある目標までの道程の中から最適なものを選び出し、自分のタスクを細分化し、WBSを作成して…そんな事をしているうちに、もう疲れ切ってしまっていませんか?

もちろん、計画を立てるのは大切なことですが、そこに体力を使い切ってしまったのでは、何の成果も得られません。また、完璧に準備しないと動き出せないというのは癖になってしまいます。ときには、見切り発車で動き出してもいいのです。

そして、動きながら、細かいスケジュールを都度修正したり、必要なスキルを学びましょう。最初はどうしても手探りのような状態で進めることになりますので、計画に沿って実行するときより歩みが遅くなりますが、少なくとも進めてはいるのです。

計画を立てるのを難しくしている理由の一つは、タスクの具体的なイメージがついていないことです。手を動かすことでタスクの具体的なイメージもつきやすくなり、その後の計画も立てやすくなります。

 

進捗状況を可視化しましょう

タスクが何%進んでいるのか、何が終わっていて、何が終わっていないのか、期日までにどれくらい余裕があるのか、ないのか。これらは見えやすいところに表示しておくようにしましょう。

予定通りに進んでいないタスクが可視化できれば、気持ちに焦りが生まれ、結果的にそれはやる気へと変換されていきます。根拠もなく自分に鞭を打っても体は動いてくれません。自分にやる気を出させるには、強いモチベーションが必要となります。

タスクの進捗が悪いことによる焦りはそんなモチベーションを生むきっかけとなるでしょう。進捗状況を表示する方法としては、マクロを駆使した手の込んだexcelのワークブックを用意するのもいいですが、ちょっと変わったおしゃれな付箋やメモ帳などのローテクな文房具をデスク周りに置いておくのもよいでしょう。

多くの人にとって、excelマクロの作成より文房具店に行って気に入る付箋やメモ帳を探す方が簡単な作業でしょうし、書き込む時間も10分はかからないはずです。

 

一時的に何かに没頭してみましょう

没頭する対象は趣味や遊びでも構いません。何かに没頭することで気持ちがリセットされ、もう一度やる気を取り戻すことができるでしょう。ただし、皆さんもご存知の通り、没頭し過ぎるのは逆効果です。時間や量を区切って没頭しましょう。

趣味や遊びでは没頭しすぎてしまうようなら、仕事の中でもルーチンワークに精を出してはどうでしょうか。例えば、機械的に返せるようなメールへの返信だったり、資料や机の周りのちょっとした整頓などです。

これらの作業なら10分で事足りるでしょう。終わらなければ、次の息抜きのタイミングで続きをやれば良いのです。例え仕事の手を休めなくても、仕事の内容を変えることで気分転換することができます。

 

自分を褒めましょう

ただし、闇雲に褒めればいいというものではありません。自分を褒めるのにもコツが要ります。これからそのコツをお教えしましょう。

シカゴ大学のAyelet Fishbach氏らの研究によれば、褒めるのは目標を達成したことではなく、目標に向かう途中のハードワークがベストなのだそうです。

目標への達成途中に褒めるということは、目標への方向性を認めるということとです。これによって迷いが消え、やる気が戻ってきます。ただし、この褒め方には注意が必要な点があります。それは、まだ達成途中であることを強調する、ということです。

進捗度合いを認めすぎると、気持ちの中に安心感が生まれ、やる気が緩んでしまいます。大切なのは、ハードワークを途切れさせないように道半ばであることを強調しつつ、自分がやってきたことを早めに認めることです。

 

仕事にしろ、勉強にしろ、モチベーションの維持はいつも我々の頭を悩ませる問題です。体に「やる気スイッチ」がついていて、好きな時にON/OFFできればよいのですが、そうは簡単にいかないのはみなさんご存知の通りです。

ですが、いつ戻るかわからないやる気を自然に戻るまで待っているわけにもいきません。期限の決まっていない仕事はないのですから、自分で自分に何かしらの働きかけをして、やる気を出させなければならないのです。

今回ご紹介した方法は、特別な練習や準備が必要ないものばかりです。やる気がでないと感じたときは、10分でいいので上記の方法を試してみてください。その中でお気に入りの方法が見つかったら、それがあなたの「やる気スイッチ」となるのです。

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