拒絶を拒絶する勇気を身につける

今の自分を見つめなおせるひとが進化する」のページでお話したように、
淀んだ水がコップいっぱいに入った状態では、
物事を素直に受け入れることができません。

すでにいっぱいいっぱいの状態ですし、
もとが濁っていますから、
受け入れてもあまり変化がありません。

 

そしてきっと、どうせ無駄だよ、、、
なんて考えが頭をよぎって、受け入れることを拒むでしょう。

問題なのはこの「拒絶」という意思や行為。はじめに結果から伝えると、
あなたが拒絶することによって

「成長がとまります」
「ひとが離れていき、孤立します」
「負のループが始まります」

いきなり、そんな怖いこと言われても、、、と思ってしまいますよね
では、なぜそうなっていくのかを、ひとつひとつ説明していきます。

 
【拒絶すると成長が止まる】

「もういいや」「これでいいじゃん」
と思った場所があなたのゴールです。

新しい価値観や情報、行動を拒むのですから、とうぜん今以上に成長する訳がありません。

辛く聞こえるかもしれませんが、10年先の未来も良くて現状維持がせいいっぱいで、今以上にはならないでしょう。

なぜならば、あなた自身の成長は既に止まってしまっているのですから、
今以上に良い未来、良い将来へと進む道、、、なんてある訳がないですよね。

 

【拒絶すると、ひとが離れていき、孤立する】

もし、誰かがあなたが発した言葉や、提案を、ろくに話も聞かずに否定したら、あなたはどう思いますか?

話し合ったすえの結果であったり、納得がいく理由があれば良いですが

ただ単に、「嫌だ」「めんどくさい」「だるい」など、たいした理由も無く否定されたり拒絶されたら、とっても嫌な気持ちになりますよね。

そして、もしそれが続いたら、そのひとのことを嫌いになりませんか?
きっと私ならそのひとと関わりを持ちたくなくなって、距離を置くと思います。

「拒絶される」ということは、本人に悪気は無くても、周りからすると
ちょっとあのひとは、、、、となりますよね。

 

【拒絶すると、負のループが始まる】

私たちの生活の殆どは習慣で出来ています。

初めての物事は「どきどき」「わくわく」して、
とっても新鮮な気持ちになりますが、慣れてくると、それがどんどんあたりまえになっていき、
ついには、なんとも思わなくなってしまうことがあります。

例えば、新しい恋人と、初めてのデートはドキドキわくわく、相手にも凄く気を使って、愚痴や悪口なんてもってのほか、、、ですよね

でも回数を重ねてだんだんと慣れてくると、いつの間にか相手の前でも平気で愚痴るようになったり、ついつい悪口が出てしまうようになる。

こんなふうに、わたしたちの感覚は、習慣によってマヒしてしまうことが多々あります。

拒絶もそれと同じです。

はじめのうちは、「申し訳ないなぁ」と思いながらだったものが、だんだんと、そんな気持ちが薄れていき、いつの間にか「なんとも思わなくなる」、「拒絶することがあたりまえ」になる

これが負のループの始まりです。

あたりまえのように拒絶を繰り返し、自分の成長が止まり、ひとが離れていく

怖いのはほとんどの場合、その自覚がないこと
本人にとっては、いつのまにか、、、なぜか、、、
そうなってしまうんです。

ですから

 

【まずは受け入れる】

拒絶の反対は受け入れる

まずは受け入れることを意識してみてください。すべての物事を飲み込む、必ずそれをやらなければ、、、などではなく、門前払いをしないで、一度取り込んでみてから必要、不必要を決める

いきなりNG!では可能性を全否定しているのと同じです。

もしかするとそこに大きな可能性が眠っているかもしれませんから、まずは一度受け入れて、それからどうするか考えてみてください。

 

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