頭の良くなる学び方、α波を出して集中力を高める9つの方法

頭の良くなる学び方、α波を出して集中力を高める9つの方法

「α波を出せば勉強に集中できる!」なんて話を耳にしたことがありますよね、でもα波って何だかわからない、なんてひとも多いのではないでしょうか?ざっくりと言うとα波とは、集中力が高まっている時や、気分がリラックスしている時にでる脳波、これを上手にコントロール出来るようになると、勉強の効率が上がったり、ストレスを抜く為にリラックスすることが容易にできるようになります、これって結構魅力的ですよね。

そんな訳で今日はα波の仕組みやそれを使って勉強の効率を上げたり、集中力を高める方法をお伝えします。

α波で集中力アップ!:自然の音を聞く

集中力とα波には密接な関係があります。α波が出ている時、これは人間が集中している時やリラックスしている時に出る脳波です。したがって、α波が出ている時に勉強をすれば、出ていない時の勉強に比べて「成果は大きい」と言えるんですね。別の言葉で表現すると「頭が良くなる勉強法」となりますが、最も簡単な方法としては「自然の音を聞く」というものがあります。

CDショップに行けば、ヒーリング系のCDが多く売られています。また、YouTubeでも多くを見つけることが出来ますよね。

ただし、ヒーリング系の音楽であれば何でも良いというわけではありません。ヒーリング系の音楽の中には、バラードのような「ハッキリとしたメロディ」を持つものも多くあります。しかし、これらには癒し効果はあるものの、リラックス効果という意味ではちょっと役不足。

ポイントは「自然の音」。オススメは「川のせせらぎ」です。人の歌声や楽器の音色が入っておらず、なおかつ「一定パターン」が存在しています。不規則に鳥の鳴き声を聞くのではなく、一定のパターンを持った自然の音の方が効果が高い傾向にあります。

しかも、聴覚がそちらに向いているので、余計な音(外を走る車の音、子供の声etc…)から解放されることになります。意外と効果のある方法なので、ぜひ自然の音でα波を出し、集中力を高めて勉強に取り組んでみましょう!

 

α波で集中力アップ!:外部と遮断する

α波は持続させるのが難しいものです。たとえば、α波が出ていて作業に集中しているとします。そんな時、急に携帯電話が鳴りだしたらどうでしょうか?「ビクッ!」としてしまいますよね?そして同時に、「イラッ!」としたりしませんか?きっと誰もが一度は経験したがあると思います。

この「イラッ!」は、α波を極端に下げてしまいます。したがって、作業に集中している時は一定の外部との遮断が求められるのです。

欧米式の職場では、1人1人のデスクが仕切りで区切られています。これは周りと自分を遮断することによって、集中力を上げることを意味しています。もちろん効果はてき面、多くの職場がこの様式を採用しています。

これを自宅の勉強でも取り入れましょう。例えば携帯電話。電源を切ることに不安を感じるなら、ぜひマナーモードにしておきましょう。この時、バイブもオフにしておくことをお忘れなく。

さらに「腹具合」です。私は、作業に集中したい時、必ず軽食を食べてから開始します。空腹感が邪魔をして集中できないことがあるためです。もっと念を入れるなら、「トイレにも行っておく」もあります。過剰かもしれませんが、尿意や便意も集中力の妨げになります。

ポイントは、「最もリラックスしてゴロゴロできる環境」です。ソファにゴロンとなって、リラックスするとします。この時、お腹が減っていればリラックスできませんよね?携帯電話やドアのインターホンも嫌ですし、尿意や便意はゴロゴロの天敵です。

そのような超リラックス環境は、勉強の集中力もアップさせることになります。ゴロゴロするか、あるいは勉強するか、要するに効果的な環境は同じです。

 

α波で集中力アップ!:休憩を義務化する

α波というのは、出すのも難しければ「すぐに消えてしまうもの」です。出ている時の集中力はすごいのですが、それを持続させるのは難しいんですね。そこで、そんなα波を消さないような工夫を凝らしてみましょう。

それが「休憩の義務化」です。出来そうでなかなか難しいですね。勉強において、休憩をとる重要性は皆さんもご存じのとおりです。しかしα波が出て集中すると、どうしても時間を忘れて勉強に没頭してしまうのです。結果、長時間の勉強の後で「疲れた…」となり、「あれだけやったんだから、明日は休む」のような口実を作ってしまうのです。意志の強い人の挫折に最も多く見られるパターンでしょう。

そこで、アラーム時計を1つ用意して下さい。携帯電話のアラームでもOKですよ。私は携帯のタイマーを愛用していますね。

そして、1時間を「50分+10分」、あるいは「45分+15分」に分けるのです。50分や45分は勉強や仕事の時間、そして10分や15分は休憩の時間なのです。サラリーマンが職場でこれをやると冷たい目線が飛んできそうですが、自宅での学習にはこの方法がオススメです。

アラームをセットしておけば確実に「休憩時間の始まり」が分かりますので、「没頭して時間を忘れた」という状況を防ぐことが出来ます。

乗り気の時はどうしても長時間の作業を続けてしまいがちですが、それではα波が持ちません。結果、長時間の勉強をしても成果に結び付きにくいのです。ならば、上記のような方法で休憩を義務化し、少しでも長くα波の恩恵を受けるようにしておきましょう!

 

α波で集中力アップ!:お風呂で勉強する

α波を意識的に出すのは難しいですが、ある程度の訓練をすれば自分の意思で出すことも可能です。しかし、そう簡単に誰でも出せるとは限りませんし、その場合は「α波が出やすい環境」を利用しておきましょう。

その最たるが「お風呂」です。α波が出ている時というのは、まさにリラックスしている状態です。お風呂は多くの方がリラックスする場所であり、ここでα波が出やすいと言えます。

最近では、「お風呂で読書をするグッズ」も多く売られていますよね?携帯電話を入れるビニール袋なども売られており、それに入れておけば水没の心配もなく携帯で英語のニュースを読むことも可能です。iPadなどは便利ですよ。防水袋に入れておけば、色んな勉強がお風呂で可能になります。

さらに最近では、お風呂でテレビが見られますよね?しかもちょっと高級なお風呂(?)になると、「DVDも観られる」という優れ物です。全員に与えられた環境ではありませんが、お風呂で可能な限りの勉強の工夫をして下さい。α波の恩恵を受けながら、賢い勉強法を目指しましょう

 

α波で集中力アップ!:散歩する

散歩をすることは、脳のリラックスやα波を出す上でも有効です。私も、仕事で頭が疲れると近所をブラッと散歩します。時間にして10分ほどの短い時間ですが、それで脳がスッキリするというか、頭の中でバラバラだったアイデアなどが1つにまとまります。

ぜひ皆さんにも試して欲しい方法ですが、さらに散歩の効果を高めるには(さらに散歩でα波を出すには)、「自然がある場所」を歩いた方が良いのです。

何も森の中を歩く必要はありませんが、近所に公園はありますか?そこをブラッと歩くだけでも脳はかなりリフレッシュされます。また水辺も良いですね。お住まいの近所に川があれば、川沿いをブラブラ歩くだけでもOKです。自然の中を何気なしにブラブラ歩くのはリラックスできますよ。

なお、近所の公園を歩くにしても、「小さな子供が叫んでおり、ママ友がワイワイ話している」という環境は良くありません。自然の中を歩く目的は、「自然に触れることでのリラックス効果」を狙ったものです。したがって、完全には無理ですが、出来るだけ人工の物や人を避けた方が良いでしょう。

ごく一般的に「自然って良いね♪」と感じられるような、そんな環境がお近くにあるならぜひ散歩コースにしておいてください。

 

α波で集中力アップ!:100マス計算

最近になって注目されている方法に、「100マス計算」があります。α波を出すには様々な方法がありますが、じつは100マス計算も有効な方法として注目を集めています。

一見すると、「逆に脳が疲れるのでは…?」と思ってしまいそうですが、「簡単な作業を何も考えずに行う」や「簡単な作業で脳をウォーミングアップする」にはα波を出す効果があります。

つまり、100マス計算でα波が出た状態を作り、そのまま勉強を開始するのです。すでに脳が集中できる状態になっているため、頭が良くなる学び方としてはかなり効果的です。100マス計算のテキストや問題集は書店でも売っていますし、インターネット上でも多く公開されています。ぜひ、100マス計算でα波を出し、その状態で勉強を開始しましょう。

ただし、やりすぎは禁物ですよ(笑)。1シート(100マス計算1回)で十分でしょう。また勉強途中の休憩に関しても、100マス計算はオススメ出来ません。最初だけ行い、休憩時間はコーヒーを飲むなどのリラックス効果を狙って下さい。そちらの方が長く集中できるはずですよ。

 

α波で集中力アップ!:休憩時間は補充期間

「頭が良くなる学び方」という意味では、「勉強をストップさせない」が重要になってきます。集中力が散漫になり、「一本筋が通っていない勉強」ではダメなのです。休憩はこまめに取るべきですが、「1つのテーマを、休憩を挟みながら行う」が大切です。別の言葉で表現すれば、「あれもこれも」に手を出すのではなく、1つのテーマに絞って休憩中も集中力を切らさずに取り組むことが重要です。

勉強を継続的に行うには「こまめな休憩」が必要です。しかし、休憩時間は「集中力の補充期間」でもありますよ。

たとえば、休憩時間にテレビゲームをするなどご法度です。集中力を補充するどころか、逆に余計な集中力を使ってしまうことになります。

したがって、「コーヒーを飲む」や「深呼吸をする」など、集中力を使わない休憩が重要です。

こうしておけば、休憩時間に脳がリフレッシュするため、α波が出やすい状態に回復させることが可能です。後はそのまま勉強の続きを開始しておけば、スムーズに勉強を再開することが出来るでしょう。

 

α波で集中力アップ!:少し早く始める

α波とは、基本的にリラックスしている時に現れます。したがって、「焦っている」や「緊張状態にある」という状況では出にくいのです。

頭が良くなる学び方とは、昔のように「厳しい顔をしてガツガツする」ではありません。そんな緊張状態ではα波は出ず、勉強時間に対する成果が低くなってしまうのです。結果、効率の悪さを長い勉強時間でカバーする必要があり、これでは高い集中力やα波の恩恵を受けることが出来ないでしょう。

一方、賢い人は「短い勉強時間で大きな成果を出す」という作業に専念します。では、具体的に短い期間で成果を出すにはどうすれば良いのでしょうか?

その秘密が「少し早く始める」という方法です。α波とは直接関係ないかもしれませんが、皆さんにもこのような経験があると思います。

「締切りが近づく原稿をワードで作成しており、焦ってミスタイプを何度も繰り返した」

このような経験ですね。普段ならミスタイプをすることはないのに、焦った時だけミスを連発するんですよ。これは、焦りが緊張感を生み、十分に集中力が高まっていない証拠です。

つまり、「締切りより少し早く始める」という方法で5~10分程度の時間の余裕を持ち、焦らずにリラックスした状態で作業を行っておきましょう。仕事もそうですが、朝の身支度なんかもそうですね。5~10分程度なら早起きするのも簡単ですし、その時間の余裕が心の余裕へと生まれ変わることを知っておきましょう。

 

α波で集中力アップ!:計画を箇条書きにする

「その日にやるべきこと」は多くあります。「大きな作業を1つだけする」という日もあれば、「細かい作業を多くする」という日もあるでしょう。

α波は集中力に大きく関係していますが、「集中力の切れ目」が天敵と言えます。一度でも集中力が切れると、そこから再び集中する作業が必要になるのです。これはもったいないですね。車に例えるなら、「ちょっとだけ給油して走り、またちょっとだけ給油する」という状況です。それなら、最初から満タンにして長い距離を走った方がお得であることは言うまでもありません。

そこで、「切れ目を作らない作業の流れ」を意識しておきましょう。ポイントは、「たくさんの細かい作業がある日は、作業を紙に列記しておく」という点です。これなら、「次にこれをする」と一目瞭然であるため、切れ目を少なくして作業の流れをスムーズにすることが出来るでしょう。

私の場合、作業を列記した手帳を常に広げて仕事をしています。1つの作業が終わると横線を引いて次の作業に入るんですね。あるいは、作業の合間に休憩を挟んでも構いません。こうすると「作業が無駄にストップする」ということがなくなるため、最終的には短い時間で作業の全てを終わらせることが出来るのです。

 

ポイントは、「α波を出しながら勉強する」ことではなく、「α波が出た状態で勉強を開始する」と「α波を補充する」という点にあります。「α波を出しながら、同時進行で勉強もする」は難しいため、「出した状態」を維持することを心がけてください。

まとめ。

頭の良くなる学び方
α波を出して集中力を高める為に

■自然の音を聞く
■外部と遮断する
■休憩を義務化する
■お風呂で勉強する
■散歩する
■100マス計算
■休憩時間は補充期間
■少し早く始める
■計画を箇条書きにする

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