安易なプラス思考が明日のあなたをダメにする9つの理由

安易なプラス思考が明日のあなたをダメにする9つの理由
人生は、仕事や恋愛、家族などの生活をしていく上で、何度か、もしくな何度も、失敗をしてしまったり落ち込んでしまったりしたこともあると思います。

そんな時に「どうにかなるだろう」や「気にする事じゃない」と、プラス思考に考えたりしたことはありませんか?
もちろん「自分はもうダメだ」なんて悲観的になって落ち込み続けてしまっては気も滅入ったままですし、
もちろん良い状態とは言えないですよね。
だからと言って、「安易にプラス思考に考える」という事が、良い方向と思っていても、
実はあなたをダメにしてしまっている可能性があるのです。

プラス思考に考える事の何がいけないんだ!と思われる方も多いかもしれませんが、今回はプラス思考が「落とし穴」となってしまう9つの理由についてお伝えします。

 

安易なプラス思考が

明日のあなたをダメにする9つの理由

 

その1:「大丈夫だろう」は「大丈夫じゃない」

何かが起きてしまった時、「まぁ~大丈夫でしょう」なんて思った事はありませんか?
もちろん相手に任せなければいけない時もあれば、時間が解決してくれる事もありますが、
結局は「自分は何もしていない」のです。
自分が行動を起こさなければ何も変わらない時に、何もしないのでは全く好転もしません。
つまり、大丈夫ではないのです。

 

その2:マイナス面が見えないのは要注意

プラス思考でプラス思考で、とばかり考えれいる人は、マイナス面に対して全く盲目的です。
例えば恋愛において「彼女は絶対僕を好きになる」と付き合う前から考えている人は
自分にとても自身がありプラス思考ではありますが、フラれてしまった時、
つまりマイナス面については全く考えていないのです。
こういった偏った考え方が後々トラブルに繋がっていく可能性も十分あるのです。

 

その3:目の前の壁を見て登らないのは何故?

もし、あなたの目の前に難解な問題が立ちはだかったら、どうしますか?
必死によじ登るのか、諦めるのか・・選択肢は複数あるかと思いますが
ただただ安易に「登れるでしょ」や「誰かが運んでくれる」という考えが
いわゆる安易なプラス思考に起こりやすいのです。
気軽な気持ちだけで登ってケガをするかもしれないし、誰かが運んでくれるとも限らない・・
これでは徐々に周りの人も離れていってしまう可能性があるのです。

 

その4:プラスの言葉でプラスの事が返ってくるとは限らない

言葉はその人自身を反映すると言われています。それ自身は間違いではありません。
しかし、安易にポジティブな発想で発言することは、マイナスの要素を引き寄せる可能性があるのです。
磁石やイオンにも陰陽があるように、言葉にも引き寄せる力があるようです。

 

その5:努力から遠ざからないように注意しよう

安易なポジティブ思考で陥りがちとも言えるのが、何もしなくてもいいことがある、や上手くいくだろうという惰性的な考えです。
基本的に、努力をして成果をあげることができるのにもかかわらず、
以下に努力しないで楽をすることだけを考える。
一見してみるとそのための努力という点ではプラス思考のように感じられますが、
これってつまりやましい理由での努力といえるのではないでしょうか。
このような理由で自分を突き動かしても、結局自分にいい結果をもたらしれくれることは少ない可能性がとても高いです。

 

その6:プラス思考≠楽観視

先にも述べましたが、決して楽観視することが良いとは思わないで欲しいと思います。本当のプラス思考とはマイナス面も考慮できて初めてプラス思考と言えるのです。

 

その7:他力本願ではいけません

人を上手く使う、というのはある側面で考えれば一種の才能とも言えますが、他人に頼っていてばかりでは自分ひとりになった時に何もできないものです。安易なプラス思考に多いのは、他人に頼もう、任せようなどといった他力本願である傾向も少なからず見られるのです。

 

その8:陰と陽の関係を理解する

陰陽道、陰陽五行説の考え方のひとつで、陰陽は互いに相反しあう性質をもった2種類の気が互いに作用しあうことで様々なことが作り出されてくることを言うとされています。プラス面があれば、そこには必ずマイナス面もあるということです。これらが様々な方向で作用しあい、一つのことが生み出されていきます。短絡的にプラス面しか考えられないひとは、このマイナス面に直面して初めて顔面蒼白になりうるわけですね。

 

その9:プラスはマイナスを引き寄せる?

良いことばかり起こるのであればこれほど嬉しいことはない、とは思いますが、そう簡単にいかないのが世の中です。
良いこと、というのはつらい中で少しでも好転したことをプラスに感じるか、完璧でなければすべてマイナス要因であるか、その解釈によってもかなり変わってきます。これが後者の考え方であると、自ずからマイナスを引き寄せてしまうことになりかねないのです。

 

如何でしたか?

本当のプラス思考とは、「最悪を想定して、最善をつくすこと。」これは、モノゴトのマイナス面を見てもなお、うまく行くことを信じて、最善を尽くすことです。

何でもかんでもプラス思考であればよいわけではなく、マイナス面も十分に考慮してはじめてプラス思考というものが生まれてくるのです。
よく周りの物事を見渡して、プラス思考を築き上げていきましょう!

 

まとめ

安易なプラス思考が明日のあなたをダメにする9つの理由

その1:「大丈夫だろう」は「大丈夫じゃない」
その2:マイナス面が見えないのは要注意
その3:目の前の壁を見て登らないのは何故?
その4:プラスの言葉でプラスの事が返ってくるとは限らない
その5:努力から遠ざからないように注意しよう
その6:プラス思考≠楽観視
その7:他力本願ではいけません
その8:陰と陽の関係を理解する
その9:プラスはマイナスを引き寄せる?

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