精神的に辛い気持ちが一瞬で楽になる5つの方法

大声で笑って、幸福ホルモンの分泌を増やす

笑うと、脳内のエンドルフィン・ドーパミン・セロトニンの分泌が増えます。エンドルフィン・ドーパミン・セロトニンは幸福ホルモンと呼ばれ、私達を幸せな気分にしてくれます。

エンドルフィンは「脳内モルヒネ」と呼ばれ、鎮痛作用があり、快感や幸福気分の元になります。ドーパミンはストレスを軽減して、やる気を起こします。セロトニンは心を穏やかにして、安らいだ気分にさせます。

幸福ホルモンが分泌されると、辛い気分が楽になります。幸福ホルモンの分泌を促進するには、笑うことです。TVのお笑い番組や喜劇映画のDVDを見たり、家族や友人とジョークを言い合ったり、とにかく笑ってください。できれば、大声で笑うといいですね。

「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」という説がありますが、脳内神経伝達物質を研究すると、事実だとわかります。「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しくなる」のです。

おいしい物を食べて幸福ホルモンを増やす

精神的に辛い時、おいしい物を食べると、一瞬で辛い気持ちが楽になります。おいしい物には、いろいろありますが、女性の場合は甘い物・スイーツを食べると、幸せ気分になるようです。

おいしい食べ物には、トリプトファンというアミノ酸が多くふくまれています。トリプトファンは幸福ホルモンのセロトニンの分泌を促します。甘い物、スイーツやチョコレートを食べると、ほっとした気分になるのは、脳内モルヒネのエンドルフィンが分泌されるからです。

甘い物だけでなく、おいしい物を食べると、エンドルフィンやドーパミンが分泌されます。そのため、憂鬱な気分や辛い気持ちが消えて幸福気分になります。ドーパミンの分泌でやる気が出て、前向きに考えられるようになります。

自宅で甘い物やおいしい物を食べるのも、手っ取り早くて効果的ですが、評判のいいレストランなどに出かけると、気分転換にもなって幸せ気分が増します。おいしい食事をしながら、おしゃべりをしたり、笑ったりすれば、辛い気持ちがぐんぐん楽になっていきます。

おいしい食事といっしょに適量のアルコール類をとると、セロトニンの分泌が促されて、リラックスできます。ただし、食べ過ぎ・飲み過ぎは新たな問題を生むことがあるので、要注意です。

背筋を伸ばして、胸を張る

落ちこんだり、悩んだりしている時は、ついつい背中を丸くしてうつむきがちになります。精神的に辛いと、身体を縮めてしまいがちです。ですが、「泣くから悲しくなる。笑うから楽しくなる」という事実は、姿勢の保ち方にもあてはまります。

背筋を伸ばして、両側の肩甲骨を背骨に引き付けるようにして、胸を張ります。背中を思いきり開くようにするのです。そうすると、気分がシャッキリして、辛い気持ちが消えていきます。

精神的に辛い時は、朝早起きして、朝陽を浴びながら胸を張ります。背筋を伸ばして、軽く体操するか、散歩するか、してください。

朝陽を浴びるとセロトニンの分泌が促されて、安定した気分になります。朝陽を浴びながら、軽く走ると、エンドルフィンが分泌されて、快感を得られます。セロトニンやエンドルフィンのおかげで、辛い気分が楽になります。

背筋を伸ばして胸を張ると、腰痛や肩こりにもいいようです。私は、背筋を伸ばして胸を張ることで、腰痛が消えました。姿勢を良くすると、精神的にも肉体的にも、辛い気持ちが楽になります。

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