勉強に集中できない人を救う5つのメンタルトレーニング

近年、働きながら勉強をして資格取得をする人が増えています。資格のための勉強は個人のキャリアアップに繋がります。また、自分のスキルを証明するものとなり、収入がアップしたという話も良く聞きます。

あなたの周りにも、資格取得のために勉強している人がいるのではないでしょうか。しかし、仕事をしていると勉強する時間がないと感じる人も少なくありませんよね。

ある人は、勉強するために、通勤時間や仕事の休み時間などのスキマ時間を上手く使っています。そのような細切れの時間を活用すれば、勉強のために必要な時間を取り分けられます。

しかし、せっかくスキマ時間を取り分けても、集中できなければ意味がありませんよね。勉強に集中出来ずに勉強が進まないといった経験は誰にでもあるでしょう。さて、今回はスキマ時間であっても集中して勉強できる5つの方法についてお伝えします。

ポジティブな考えを身につけよう

まずは、集中力が続かないという悩みを解決する方法を3つ紹介します。メンタルが不安定になっていると人は集中力を持続できません。何か悩み事があると勉強に身が入りませんよね。

集中力を持続させるためには、自分のメンタルを安定させる必要があります。自分のメンタルを安定させるために、物事を前向きに捉える考え方を身に付けましょう。

例えば、勉強するためのスキマ時間が5分あったとします。その5分を、「5分しかない」と考えるのではなく、「5分もある」と考えるのでは、その時間の使い方が全く異なるものとなります。いつもネガティブに物事を捉えている人はポジティブな考え方が出来るように自分をトレーニングして下さい。

 

プラシーボ効果を活用しよう

集中力を持続させるための興味深い実験を1つ紹介します。ヒトの集中力は90分が限界だと言われています。そこで、集中力が90分しか続かないと信じる群と、限界はないと信じる人と、どちらの集中力が続くかという実験をした所、限界はないと信じていた人のグループの方が長い時間集中していました。

強く信じることによって自分の実力以上の結果が起こる現象をプラシーボ効果と呼びます。勉強する前には「この時間は絶対集中して勉強する」と強く思い込むようにしましょう。

 

現実をありのまま受け止めよう

ネガティブな考え方をしている人の多くは、メンタルが不安定になっています。メンタルが不安定では、勉強に集中するのは難しくなります。自分の理想と現実にズレが生じるとヒトは現実を悲観的に感じるようになります。

つまり、高い理想ばかり追い求めてしまうと、それを実現できない現実に苦しめられてしまうのです。このような状態を認知の歪みと呼びます。メンタルを安定させて集中力を持続させるためには、認知の歪みを解消させなければなりません。

まずは、現実を素直に受け入れましょう。日記は、現実を受け入れるのに役立ちます。最近は、日記としてSNSを利用している人もいます。物事をネガティブに考えてしまう人は日記を付ける習慣を身に付けましょう。

 

リラックスさせるために瞑想習慣を身につけよう

スキマ時間を上手く使うには、勉強する時にいつでも集中できる状態を作らなければなりません。ここからは、集中力をいつでも出せるようにするトレーニング方法を2つ紹介します。

まずは、瞑想習慣のススメです。勉強する前に瞑想すると、集中力をいつでも発揮できるようになります。瞑想すると、精神的にリラックスできるだけでなく、いま取り組むことだけを明確にする効果があります。

多くの経営者やアスリートが集中しなければならない試合や商談の前に瞑想を実践しています。あなたも、瞑想習慣を身につけて集中力いつでも発揮できるようになりましょう。

 

集中力を高める1点集中トレーニングを身につけよう

最後に紹介するトレーニングは、集中力を高めるトレーニング方法です。この方法は、集中する時間とリラックスする時間を交互に繰り返す事で、高い集中力を得られるというものです。

ある物を30秒集中して見つめた後に、1分目を閉じてリラックスします。これを数回繰り返して下さい。勉強の前に、この1点集中トレーニングを行って、更に高い次元の集中力を手に入れて下さい。

 

今回は、勉強に集中できない人を救う5つのメンタルトレーニングについて紹介しました。集中力が続かないというケースの場合、大切なのはメンタルを安定させてリラックスすることです。

ポジティブに物事を考えたり、プラシーボ効果を上手く使ったりすると良いでしょう。スキマ時間を有効に使うには、集中力をいつでも発揮できる状態にしなければなりません。瞑想や1点集中トレーニングなどを試してみましょう。

勉強が嫌いだと言う人は多くいますが、嫌いなものを続けるのはとても難しいですよね。一方、自分の趣味は、時間が経つもの忘れて没頭していたという経験は誰にでもあるでしょう。まずは、勉強を好きになる事から始めて下さい。

勉強する際に、自分に関係のあるものと結びつけたりすると興味が湧いてきます。このように、勉強を楽しめる工夫をするのも集中して勉強をする方法の1つです。今日、学んだ方法を実戦して勉強習慣を身に付けて下さい。

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