自分を変えたいと思った瞬間から挫折や停滞もついてくる。といわれるくらい難しいのが自分を変えるということです。今回は自分をうまく変えるための思考法を紹介します。
なぜ変わりたいのかを明確にする
なぜ変わりたいのかが明確にわかってくると目標が見えてきます。
目標がうまく見えない場合は「なんのためにやるのか」それは「誰のためにするのか」を考えてみましょう。
自分のためでも、家族のためでも、不特定多数(みんな)のため、社会のためでもかまいません。
「誰かのためになる」ことや「なんのためにやる」が見えてくると変われる下準備ができたことになります。
「なんのためにやる」は自分の幸せのため、人の役に立つためなどなんでもかまいません。
あとは実行してみながらでも決められます。まずは、なぜ変わるのかを意識してみましょう。
部屋の整理整頓を行う
環境を変えてみるのも方法の1つです。部屋の模様替えやひごろ整理していない場所などを積極的に整理してみましょう。
整理することで脳も刺激され、知らないうちに脳内でも思考整理がおきてきはじめます。また整理整頓には時間を決めて没頭してみましょう。
没頭することで脳のマインドチェンジをうながすのです。整理整頓と合わせて行いたいのが換気です。5分でもいいので窓をあけ換気をしてみましょう。
空気の洗浄は心身ともにリフレッシュ感を与えてくれます。
ごほうびを用意する
最初に“ごほうび”を設定してみるのも良い方法です。
ご褒美の設定は目標をよりリアルなものにしてくれるばかりか、それに向けてのスケジュールも明確化させてくれる効果があります。
時間配分を見直す
今までの自分を見直して、明確な目標が見えてきたらそれを実行するための時間を確保しましょう。
但し、時間がないからといって睡眠時間を削るのはNGです。睡眠時間は脳や他の臓器のために7時間はとるようにしましょう。
睡眠以外での時間調整を行ってください。お勧めは朝に時間を確保すること。
朝は一日の始まりですし早めに起きて体で日光をあびるなどすれば、体内時計のリセットもできて一石二鳥です。
やってみる( 何日間は実行すると決める )
目標を“絵に描いた餅”でおわらせるのではなく、とにかく実行してみる事が重要になります。
考え思いあぐねる前に動き始めることを意識しましょう。実行しながら考えてみるのです。一見、効率が悪いように見えますが考えても何もしないよりは効果的なのです。
何をやるのかが見いだせない場合は「今できることをやってみる」ことです。
意思をくじくものから距離を置く
自分を変える実行プランが軌道に乗るまで誘惑になるようなものは目に触れないようにしまいこんでみるのも良い方法です。
自分を変えようという強い決意を持つと、それを阻止して今のままでいようとする脳のある回路が動き出します。
例えば、ダイエットをしようと思い立つと、「まだ大丈夫」とか「月末の飲み会が終わってから」などと悪魔のようにささやく自分とダイエットをしようと決めた自分とが葛藤する。
というのもこの回路が働いているからです。この回路は決意した直後に邪魔をはじめ、決意が軌道に乗ると応援にまわってくれるちょっと厄介な回路なのです。
この回路を味方につけるためにも最初が肝心です。ずっと利用しないというわけではありませんのでゲーム機やスマートフォン等自分の意思をくじくようなモノはしまってみましょう。
新しい人とつき合う
人間は同じような考え方を持つ人と仲良くなる傾向にあります。自分をてっとりばやくかえるには新たな人と交流してみるのが一番です。
但し、フェイスブックやラインなどのような書くコミュニケーション主体の交流では、なかなかつたわらないものも多いので直接会ってみることが重要です。
直接会って考えや行動(途中経過など)を話すことで「言ったんだから・・・」と行き詰ったとき自分の背中を押すこと(やらなくてはいけなくなる)ができます。
まずは一度信じてみる
「どうせダメ」とか「人間の本質は変えられない」などとネガティブな回路に囚われて行動を躊躇したり、途中であきらめてしまう人がいます。
自分を変えようと思うのならまずは自分を信じてみることが一番必要なことかもしれません。変化には、停滞はつきものです。
自分を信じて行動しながら結果が出なくても継続できることが自分を変える条件なのかもしれません。
できることから初めてみる
うまく行動をおこせなかったり、停滞感を感じている人は、今の実行プランを見直してみるのもよいかもしれません。
もしかしたら、目標が高かかったり実行する順番をかえるだけでドラスティックに物事が進行するケースもあります。ポイントなのはできることからやってみることでしょう。
いきなり高いハードルを自分にかしてしまっては挫折の危険性も増してしまいます。
計画を見直すことは決して行動をあきらめることではありませんので、できることからというキーワードも加えて再度計画を練り直してみるのも必要かもしれません。
自分を変えたいと強く念じれば念じるほど、今の自分を維持しようとする脳内回路が働き換わろうとしない自分を作り出してささやいてくるという脳のメカニズムは、生命維持(今の環境で生きているということ。
変化をすれば生きられない可能性があると脳内回路は判断している。ちなみにこの脳内回路には善悪はありません。)装置として一番古くからそなわった能力の一つといわれています。
この回路に負けないように変化していくためには少しずつ、継続的におこなっていくしかありません。是非、今回紹介した方法を試してみましょう。
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