パワハラを適切に相談して職場環境を早く整えるテクニック

パワハラを適切に相談して職場環境を早く整えるテクニック

パワーハラスメントは、現在、大きな社会問題になってきています。いわゆる職場でのいじめや嫌がらせは、大なれ小なれどこの会社でもあることです。それがその場限りなのか、継続するのかでも、対応が変わってきます。パワハラの相手は上司だけとは限りません。

そして仕事に対する指導なのか、それとも、いじめや嫌がらせなのかは、判断が難しく、相手の受け取り方によっても違うからです。指導が熱血すぎて言葉がキツクなっていると捉えるのか、暴言と捉えるのかは、言葉を受けている人次第です。

もちろん周囲から見ても、明らかにいじめや嫌がらせと感じる場合もありますが、それをバネにして、頑張ろうと思うタイプの人もいるから、本当に判断が難しいのです。

しかし、人の尊厳は、絶対守られなければならないものです。だからこそ、パワハラの相談をすることは大切です。そして相談しながら、パワハラが行われないような職場環境を整えていくことが大切です。

自分の状況をノートに書いてみましょう

まずは、パワハラの相談をする前に、自分の現在の状況をきちんと把握しておきましょう。ノートなどにどんな人から、どんなパワハラを受けているのか、その期間等も書き出してください。言葉のパワハラであれば、録音しておくのもおすすめで、いざという時の証拠にもなります。

状況を書き出すことによって、客観的に状況が見れるので、パワハラの相談の際、話を聞いてくれる人に対して、分かりやすく説明をすることが出来ますし、同じ会社の人ならともかく、そうでない人に話すときは、丁寧に順を追って説明しないと、きちんと理解してもらえないからです。

よくあるのが、パワハラの相談をしている最中に感情的になってしまい、何を話しているのかわからなくなったり、肝心なことを言い忘れてしまったるすることがあります。それを防ぐ為にも、辛いこともすべて書き出して適切に相談しましょう。

 

パワハラ相談の為に味方や証人を確保しましょう

自分がパワハラの被害者だという認識を持ったら、パワハラ相談をする前に、あなたが、被害者だと証言してくれる味方や証人を見つけましょう。

パワハラは、加害者が移動などで自分の近くからいなくなるのを待つという方法がないわけではありませんが、それを待っていると、被害者のあなたが体調不良を起こしたりと身体が悲鳴をあげてしまう可能性があります。そうなる前に、パワハラの相談を適切にするべきです。

ただし、パワハラは、線引きが曖昧なので、人前でのひどい叱責の場合は、見ていた人が証人になってくれるはずですが、別室等の場合は、ドアをさりげなく開けておいたりして、姿や声が周囲に分かるようにしたり、念のためボイスレコーダー等に録音しておいたりと、少しでも多くの証人や証拠を確保しておいてください。

同じような被害者がいれば、極力会話を交わし味方になってもらえば、パワハラの相談の際に、心強い証人になってくれます。

 

加害者より上の立場の人に相談しましょう

職場環境を良い状態に改善する為には、加害者よりも社内の立場が上の人に現状を知ってもらう必要があります。確実に自分を救ってくれる相手でないとパワハラの相談をしても、改善しないからです。

その点、加害者の上司ということになれば、その人が良識を持った対応してくれれば、早期解決も望めます。しかし、今のあなたの現状を知らないということは、同じフロアにいたり、こまめに顔を出す状況ではない上司ということになります。だからこそ、パワハラを相談した上司が相談内容を確認する為の人物が必要で、それもきちんと伝えておきましょう。

会社や部下の事をきちんと考えてくれる上司であれば、適切な対処をしてくれ、それがあなたがいる部署を良い環境にしてくれるはずです。まずは加害者よりも決定権を持っている人にパワハラの相談はしてください。

 

社内の専門部署に相談しましょう

パワハラの相談を加害者の上司にしても、もみ消されてしまうことがあります。加害者の上司が、加害者寄りの考え方だったり、良識に欠けている人だったりが多くの原因です。その場合は、コンプライアンスの担当部署にパワハラの相談をしてください。

もし、専用の部署がない場合は、人事部に相談しましょう。配属や昇進などの人に係わる部署なので、加害者の状況等も確認しやすいからです。ただし、専門部署に相談するということは、いろんな人に、あなたが相談したということが分かってしまう可能性が高くなります。

最悪、密告したと取られてしまうこともあり、社内の関係ない部署にまで、話が伝わって、あなたが勤務しづらくなってしまう場合もあります。それを防止する為の対応もきちんと相談しておいてください。

 

公的な相談窓口を利用しましょう

社内でパワハラの相談をしても、改善しない場合は、労働基準監督署などの公的な相談窓口に話を持って行きましょう。直接、話すのが一番いいのですが、電話やメールでも対応してくれます。守秘義務があるので、あなたの名前が出ることはなく、職場環境の調査や適切な指導をしてくれます。

労働基準監督署の立ち入り調査が入ってしまうと、会社のイメージはよくない為、早急に対処してくれます。話が大事になってしまうようで、気が進まないかもしれませんが、職場環境を良い状態にしないと、いい仕事は出来ません。周囲の人の為にも、ぜひ相談してください。

 

人間関係は、何がきっかけで壊れるか分かりません。自分では、全く気付かずに相手に対して不快感を与えてしまうことも多々あります。あなた自身に原因がある場合もありますが、ちょっと気に入らないという理由や逆恨み等から、いじめや嫌がらせが始まって、どんどんパワハラがエスカレートしてしまうのが多いのです。

しかし、それはあってはならないことです。防ぐ努力も必要ですが、無理な場合は、きちんとした人選をして、パワハラの相談をすることが大切です。むやみやたらと相談しても、愚痴と思われたり、仕事が出来ないと思われてしまったりと、あなたにとって良いことはありません。

まずは、加害者よりも上の立場の人徳のある人に、パワハラは相談してください。もみ消すような人に相談してしまったら、あなたが悪者にされたり、社内に居づらくなってしまいます。相談相手さえ間違わなければ、あなたの職場環境は、確実に良い方向に改善するはずです。勇気をもって、相談しましょう。

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