ポジティブに考えるだけで業績が右肩上がりにアップする!!

ポジティブに考えるだけで業績が右肩上がりにアップする!!
人にはそれぞれ、特有の思考のクセがあります。それらは大きく、「ポジティブ思考」と「ネガティブ思考」の2種類に分けることができます。同じ状況であっても、ポジティブ思考の人は「未来」にどうしたらいいか、「行動」をベースに考えています。

逆にネガティブ思考の人は、「過去」がどうだったか、「内省」をベースに考えています。いつもはポジティブ思考の人でも、仕事上の業績が悪く、成果が出ないときには、ネガティブ思考に陥りがちです。

時にはネガティブ思考で、過去の失敗についてしっかりと原因の分析・内省を行うことも必要ですが、それを未来に向けての行動に落とし込んでいかなければ、状況を変え、成果を上げることはできません。

成果を出して業績を上げるためには、ネガティブ思考をポジティブ思考にシフトチェンジしていくことが重要なのです。そこで今回は、業績を右肩上がりにアップさせる、ポジティブに考えるためのポイントをお伝えします。

まず行動を1つ変えよう

ネガティブ思考の人に共通する特徴として、「行動しない」というものがあります。過去の原因や自分の内面の問題に向き合うのにエネルギーを使いすぎて、次に向けての行動へとエネルギーが回せていないのです。

ポジティブに考え、現実の問題を改善・解決するためには、1つでもいいので、実際の行動を変えることが重要です。そこで、何かミスをしたときには、その原因となった行動を1つ変えるようにしましょう。

たとえば、大切な書類を紛失した場合には、1日5分でもデスクを片付ける習慣をつけるようにする、などです。自分の性格や能力を責めるより、自分が次に同じミスをしないためにはどんなシステムにすればいいかを考える方がよりポジティブであるといえます。

 

「なぜ?」ではなく「どうしたら?」と問いかけよう

ネガティブ思考の人は、ミスをしたとき、落ち込むわりには同じミスを何度も繰り返したり、根本原因となっている状況がなかなか変えられなかったりします。そのせいで、ついには「仕事ができない」というレッテルを貼られてしまうことが多いのです。

それは、自分がミスをしたときや、うまく行っていないときに、「なぜそのミスをしてしまったのか」「どうして上手くいかないのか」と、過去の原因を追及する方向にばかり考えているためです。

そこで、ミスをしたときやうまくいかないときには、「なぜ?」ではなく、「どうしたら?」と問いかけるくせをつけましょう。状況を改善するためには、「次はどうしたらミスをしなくなるか」「どうしたらうまくいくか」と、未来を変える方法を考えることが大切なのです。

 

逆境を成長のチャンスと捉えよう

たとえばミス・失敗が続く場合、表面的には毎回異なる原因で起こっているように見えても、実はその裏には根本的な問題が潜んでいる場合があります。

つまり、ポジティブに考えると、ミスや失敗は、解決しなければならないもっと大きな問題の存在を知らせてくれている、という捉え方もできるのです。なかなか成果が出なくてうまくいかない…というような状況も同じです。

ここで原点に立ち返り、別のやり方を考えた方がいい、というメッセージと捉えることもできます。ポジティブに考えて、逆境も成長のチャンスと捉えるようにしましょう。きっと次につながるヒントが見つかるはずです。

 

規則正しい生活習慣を身につけよう

ネガティブ思考がクセになってしまっている人の中には、もはや考えれば考えるほど泥沼にはまる、出口のないネガティブスパイラルに陥っている人も少なくないと思います。そんなときには、生活習慣を見直してみましょう。

意外に思う人も多いかもしれませんが、睡眠リズムが不規則だったり、部屋が散らかっていたり、栄養バランスが偏っていたりすると、無意識のうちに思考も後ろ向きになりがちです。

そこで、思考をポジティブにするためにも、規則正しい生活習慣を身につけましょう。決まった時間に起床・就寝し、栄養バランスの整った食事を摂りましょう。また、部屋やデスクが散らかっている場合には片付けましょう。

 

周囲の人に期待しよう

チームで仕事をしている場合や、部署全体の成果が問われるような場合には、自分が成長するだけでは不十分です。チーム・部署全体の業績を右肩上がりに上げるためには、自分がポジティブ思考に切り替えて成果を出すことはもちろんですが、周囲の同僚・部下にもポジティブ思考の効果を波及させることが大切です。

では、周囲の人にポジティブ思考を促すためには、どうしたらいいのでしょうか。一番効果的な方法は、その人に「期待する」ことです。

教育心理学の世界では、「ピグマリオン効果」という現象が知られています。人間は、周囲に期待された通りの成果を出す、という現象です。

「あなたならできる」「あなたの働きに期待している」というメッセージを、折に触れて伝え続けましょう。周囲にもポジティブ思考の良い影響を波及させることができます。

 

さて、ネガティブ思考の人の中には、過去の分析や内省に大きなエネルギーを割いてしまい、落ち込んで気疲れするわりには成果が出ない、という負のスパイラルに陥っている人がたくさんいます。

ポジティブ思考によって、そのエネルギーを「未来」志向の行動の改善に振り向けてやり、それが結果・業績につながる…というポジティブなスパイラルに変換できたらいいですよね。

ポジティブに考え、業績を上げるためには、エネルギーを未来につながる行動に使うことが大切です。そこで、まず1つ行動を変えるようにしましょう。どんな小さなことでも構いません。

問題について分析するときにも、「なぜ?」ではなく「どうしたら?」と前向きな切り口で考えるようにしましょう。また、逆境も成長のチャンスと捉えるようにしましょう。

こうしたポジティブな考え方を身につけるためにも、生活習慣が乱れている場合には改めましょう。生活習慣が不規則だと、無意識のうちに疲れてしまうからです。

そして、相手に期待することによって、周囲にもポジティブ思考を波及させていきましょう。あなたも今日から、こうしたポジティブ思考を取り入れてみてください。必ずや大きな成果につながるはずです。

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