父親が嫌いになる瞬間とは?娘の心理的5つの理由

父親が嫌いになる瞬間とは?娘の心理的5つの理由
「親が嫌い」そんな言葉を自分の娘の口から聞いてしまったらショック以外の何物でもないですよね。それが、小さいころはパパっ子で「パパと結婚する」なんて言ってくれていた娘だったら尚更です。

お父さんにとっては生まれた日からずっと変わらない愛しい我が娘でも、子どもは成長し父親との関係性に微妙な変化を感じたり、今までには感じなかった感情を持ったりするものなのです。

今日は父親が嫌いになる瞬間とは?娘の心理的5つの理由についてお伝えします。今のままでは、この先もずっと娘との良好な関係を続けるのは難しかもしれません。

ある日突然、娘に嫌われて狼狽えることがないよう、今から子どもの心理を理解しておきましょう。予め、娘の気持ちを知っておくことによって、嫌われるリスクも下げることが出来ますよ。

1.思春期特有の嫌悪感

人間には元々、近親相姦を避けるようプログラミングされていることを知っていますか。思春期の娘は父親のにおいを、母親は思春期の息子のにおいを臭いと感じるという研究結果が発表されています。

思春期の娘が「くさいからお父さんの洗濯物と一緒に私の洗濯物を洗わないで」というのには、実は遺伝子的にプログラミングされている故だったのですね。

「お父さん臭い」なんて娘に言われたらショックで怒ってしまいそうですが、これは成長の過程で仕方ないことなのだと割り切ってゆったり構えた方が良いのかもしれません。

 

2.親から聞きたくない話題

娘にとって、父親は一生、男性ではなく父親であって欲しいと考えているものです。特に思春期を迎えると、心も体も変化し、自分でも戸惑うことが多い繊細な時期です。そのような時期に、父親から下ネタを言われたら、大変ショックを受けて父親が嫌いになってしまいます。

自分はその場を和ますだけとか、社会に出たら下ネタも言われるものなのだからと考えるかもしれませんが、逆の立場で考えてみましょう。自分が思春期だったころ、母親から下ネタを言われたらどんな気持ちになりましたか。

「お母さん、気持ち悪い、、」と感じたのではないでしょうか。どんな状況でも、思春期の娘に下ネタはタブーと心得ましょう。

 

3. 自分に対する関心のなさ

毎日、忙しいお父さん、娘の変化には気づいてあげられていますか。自分の子どもの担任の先生の名前を言えますか。子どもの次の学校行事の予定がわかりますか。毎日に忙殺されて、子どものことは奥様任せとなっている人も多いのではないでしょうか。

自分は家族のため、娘のために頑張っているつもりでも、娘にとっては自分に対して無関心な父親としか映りません。親が自分に対して無関心と感じるほど悲しいことはありませんよね。

「父親が嫌い」なんて悲しい言葉を娘に言わせないためにも、日頃から子どもの生活に関心を持ってあげてくださいね。

 

4.大きな声や力で従わせようとする

男女平等とはいっても、一般的に男性の方が女性より力や体力がありますよね。自分にそんなつもりはなくても、力の強い男性に大きな声で怒鳴られたり、暴力を振るわれたりするのは恐怖でしかありません。例えそれが父親であってもです。

自分は娘をおもってやっていると言うかもしれませんが、大きな声や力で従わせようという行為は娘に嫌悪と恐怖しか与えないということを自覚しましょう。

父親が嫌いとなるような方法で娘を導かなくても、きちんと時間をかけて話せば娘にもちゃんと伝わりますよ。

 

5.両親の不仲

父親が嫌いという子と、父親が好きだという子を比較研究した結果、娘が父親が嫌いになるのには夫婦関係が大きく影響しているのが分かりました。

両親の関係が良好で、家族間で会話が多い家庭は父親と娘の関係も良好な場合が多く、逆に、両親が不仲で、家族間で会話が少ない家庭は父親が嫌いという回答が多かったのです。

父親と娘の関係性を考えた時、つい当事者間のことばかり考えがちですが、実は奥さんとの関係性が大きく影響していたのです。

考えてみれば、娘にとって、母親は最も身近な先輩女性といえます。その母親が幸せな生活をしていれば、自分もそのような人と結婚したいと自然と考えますし、母親が父親と不仲な姿をみれば、そのような相手を選んだら自分も不幸になると嫌悪の感情を抱いてしまうのかもしれません。

思春期に父親が嫌いと言われないためには、小さいうちから良好な夫婦関係を保つことが大切です。

 

以上、父親が嫌いになる瞬間とは?娘の心理的5つの理由についてまとめてきましたがいかがでしたか。

娘にとって、父親は最も身近な異性です。小さい頃は心から「パパはかっこいい」と憧れていたのです。ですから、その憧れの人が何か幻滅させるような言動をとったとき、一気に父親が嫌いとなってしまうのです。

それが思春期であれば、特に思春期特有の嫌悪感を感じる時期と重なってちょっとしたことに敏感に反応してしまうのでしょう。

一方で、世の中のお父さんは娘に嫌われてしまうイメージが強いものですが、実は父親が嫌いという子より好きという子の方が多いのです。思春期の敏感な時期には、一時、父親と距離を置きたがるかもしれませんが、落ち着けばまた戻ってきます。

娘の変化に落ち込んで離れてしまうことなく、適度な距離を保ちながら、気に掛けてあげれば、お父さんが自分を大切に思っている気持ちはちゃんと娘に届くに違いありません。

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