試練という言葉をみて「苦しそう」と思わないでほしい。それは単なる幻想だ。今を変えるために必要なこととは、実は日常の中に隠れていることばかりで、気づきにくいだけなのだ。
ボクはあなたのことを知らない。唐突で意味が理解できないこともあるだろう。だが、正解なんてそもそもない。今まで自分のビジネスを通じ何百何千の人と接してきた中で、その人たちにとってブレイクスルーとなった言葉を抽象度を上げ抜粋した。
人生はあなたが思っているより短い。ここで記された言葉があなたの「今」のブレイクスルーのきっかけになれば幸いだ。そこで今日は今を変える為に必要な9つのキーワードについてお伝えします。
考える前に動き出せ
キリのいい所からスタートしようと思っていないか?
あまりに多くの人が準備期間に時間を使いすぎている。なぜベストコンディションじゃなくてはいけないのか。なぜ散々説明されていることについて再度確認をとるのか。
考えたくなったらまずは動き出せ。考えること自体が「逃げ」なんだと認識しよう。嫌な上司の行動の伴わない精神論が害なのと同じで、動かないこと自体があなたに害なのだ。そういうダサい大人にならないために、準備運動不足でも走りだす勇気をもつことが大事だ。まずはやる。
ケガをするかもしれない。
けど、今までで考えただけで事態が好転したなんてことがなかったのと同じで走らなきゃ転ぶこともないし、ゴールも見えてこない。これは試練だ。試練を乗り越えるたあとには必ず自信がついている。
まずははじめの一歩を踏み出す勇気をもとう。
誰だってはじめの一歩は怖くて仕方が無い。できれば考えるだけの惰性で乗り切りたい。でも、動かないことには何もはじまらない。
とにかく動き出すことだ。まずは動く、ダメでも動く、そして動きながら考える。動くことで次の一手もより洗練される。いまはノーアイデアでも動くことで動いたら涌いてくる。まずは考える前にき出すことだ。
優等生になるな
授業でもセミナーでもいい、最前列のど真ん中に座っている人は優等生ではない。優等生は失敗を恐れるから、絶対に当てられたくないのだ。細胞レベルで知識をつけられるのは講師に当てられた人だけ。もちろん、わからないなら「わからない」と答えれば良い。それが優等生にはできないのだ。
問題自体はわからなくても真剣に話を聞き、思考を巡らせることに意味がある。
それができるようになったとき、あなたはまた一つ試練を乗り越え、大きく変わることができる。
優等生の成長グラフは常に右肩上がりだが最後にガクっと一番下まで下がる。優秀な会社員をみていてもわかるだろう。失敗も試練も無く順調に出世し管理職になったとしても最後はリストラが待っている。
逆に生意気な会社員は次々と失敗を繰り返し、とても現実的とは思えない企画ばかりをうち出す。もちろん出世できる可能性は低いうえにクビになる可能性も高い。
が、あるとき成長グラフは一気に伸びる。起業するのかもしれないし、業界内で度重なる企画が目に止まり有名になっているかもしれない。失敗や試練の数が一定量を越えると人は一気に進化する。
失敗を恐れる優等生には越えられない実力を、幾度とない試練で追い越すことができるのだ。失敗をたくさん経験している分、あらゆる問題を解決するスピードも早い。お行儀よくしている優等生にはとても越えられない試練とは失敗を経験することなのだ。
リーダーをやってみろ
あなたは、自分のボスのことを信用しているか?
「こいつは本当に頭でっかちだな」と思っていないだろうか。リーダーというのはすべての責任を背負い込まなければいけない。チームが間違った方向に行こうとしたらそれを正さなければいけない。リーダーとは常に全部の責任を引き受けなければいけない存在である。
何かまずいことが起こったら「責任者は私です。」と言える勇気をもとう。
大人がわがままであり続けるには、それを認めてくれる人がいないとだめだ。その一番の近道がリーダーになることであり、責任の伴わないわがままはただのガキと同じだ。
日本の教育システム上、責任を引き受けられる人間が育つ割合は本当にごく少数。自らリーダーになることであなたは試練をまた一つ乗り越え、周囲から感謝され、自分にもさらに自信を持つことができる。
「責任者は私です。」というだけだ。いかに簡単なことなのかわかるだろう。
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7の「コツコツ」に対する考え方は、人によって違うかな。
残業せずに勤務時間で終わらせる努力、
短期間”内”でのスピードある勉強、
あるいはそういったリズムを体得するまでのステップ自体が、
私の中ではコツコツだし。
なんだか感動しちゃいました(T-T)ありがと~ありがと~(☆o☆)頑張りたいです