納豆の食べ過ぎは身体に良くない?3つの注意点

納豆の食べ過ぎは身体に良くない?3つの注意点
日本人は納豆好きな人多いですよね。しかし納豆の食べ過ぎは身体に良くないということをご存知でしょうか?納豆といえば、ダイエット中でも摂取が勧められるほどの美容健康食品。納豆が身体に良いというのはもはや定説になっています。

でも、いかに身体に良い納豆でも食べ過ぎると毒になります。納豆といえば畑のお肉。食べるお薬として勧めるお医者さんもいるくらいの健康食品ですが、お薬になるほど有効だからこそ、摂取しすぎると不調の原因になりえるのです。

身体に良い食物だからこそ、適切に摂取して、美味しくかつ健康になりたいもの。大切なのは、身体が求めている分量を食べることなのです。そこで今回は、納豆の食べ過ぎがどうして身体に良くないのかについてお伝えします。

納豆の食べ過ぎは栄養過多に!

たまに勘違いされている方がいますが、納豆は栄養に富んだ食品です。ダイエットのときに勧められたりするため、低カロリーだと思われているのかもしれませんが、カロリーも決して低いわけではありません。

特に成分調整をしていない納豆の場合、1パック100キロカロリーくらいはありますし、伝統的な製法で作られたものなら、もっと高い場合もあります。したがって、身体に良いからと納豆を食べ過ぎてしまうと、栄養過多、カロリー摂取過多になってしまうのです。

また、原材料が大豆ですので、多量摂取すると胃にもたれたり、吐き気がしたりといった不調もでてきます。健康食品だからいくら食べても大丈夫という考えは捨ててください。納豆の主な栄養素はセレン、イソフラボン、ビタミンK、それにプリン体です。これらの栄養素はそれぞれ抗酸化効果、女性ホルモンの正常化などといった効用を持っています。

毎日適量を摂取すれば、アンチエイジングや美肌効果が得られることは皆様、ご存知のところでしょう。ただし、どんな高い効果を持った栄養であっても、摂取しすぎると副作用が現れます。

栄養素はバランスよく、適量をとってこそ適切な効果がでるもの、摂り過ぎると逆効果になるということです。過ぎたるは及ばざるが如しというように、納豆も食べ過ぎは禁物だということを覚えておきましょう!

 

納豆の食べ過ぎは、胃腸に負担をかける!

納豆は高齢者の食事指導でも勧められる健康食品ですが、これは納豆の主成分のひとつであるセレンが老化防止効果や抗がん効果を持っているからです。

セレンは、加齢に伴う免疫力の衰えをただし、免疫機能を正常化してくれるといわれています。したがって、適量を摂取していれば、病気に対する抵抗力を備えることができます。ところが、このセレンは過剰に摂取すると胃腸障害や神経障害、感機能低下といった症状を引き起こす可能性があると言われているのです。

また、過剰摂取が続くと、脱毛、肌荒れといった不調がみられることも報告されています。セレンを主成分とする納豆を食べ過ぎてはよくないということです。

また、納豆に多く含まれているプリン体も摂取しすぎると身体に不調をきたします。プリン体は通風の原因になるといわれている尿酸のもととなる成分ですが、このプリン体が納豆には牛肉よりも高濃度で含有されているのです。

適切な量を摂取している限り問題はありませんが、常に適量を超えて、2パックも3パックも食べていると、先々通風になる可能性がでてきます。だいたい50グラムの納豆に60mgのプリン体が含まれているといわれていますので、痛風が気になる人なら納豆は食べ過ぎないように、一日1パックに抑えておくのが良いでしょう。

 

納豆の食べ過ぎは女性ホルモンのバランスを崩す?!

納豆というとダイエットでも勧められる食品ですが、特に、ダイエット中の中年女性に納豆を勧められる理由の一つが、女性ホルモンのバランスをよくする大豆イソフラボンの存在です。

納豆に豊富に含まれる大豆イソフラボンは、大豆の胚芽部分にあるポリフェノールの一種で、体内に摂取すると女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをするといわれ、乳がん、卵巣がん、子宮がんといった女性癌や、前立腺がんの予防になるといわれています。

抗酸化作用も高く、活性酸素の発生をおさえてくれるとあって、アンチエイジング効果も期待できます。

特に、女性ホルモンのエストロゲンは加齢にともなって減少していくことから、エストロゲンの減少した更年期移行の女性に、大豆イソフラボンの豊富な納豆の摂取が推奨されます。

ですから、適量を摂取している限り、納豆の大豆イソフラボンは女性ホルモンのバランスを整え、がんの抑止になってくれる健康補助食品なのです。ところが、この大豆イソフラボンは、摂取しすぎると、逆に胃腸の不調を招いたり、乳がんのリスクが高まったりすることが分かっています。

適量を超えて摂取すると、女性ホルモンのバランスが悪くなってしまいます。大豆イソフラボンの適量は一日50から70mgということですので、それ以上の摂取は控えるようにしましょう。

だいたい、1パック100グラム程度の納豆には50mg程の大豆イソフラボンが含まれていますので、一日1パックの納豆で充分ということです。美味しいからと納豆を食べ過ぎないように気をつけましょう!

 

ダイエットでも摂取を推奨される納豆。健康食品の代名詞のようにいわれることもある有効食品ですが、栄養価の高い食品だけに、とりすぎは禁物です。納豆の食べ過ぎはカロリー過多になるだけではなく、それぞれの成分が過剰に働いて、身体に不調をきたすことにもなります。

たとえば、納豆に多量に含まれているセレンやプリン体も過剰に摂取すると、胃腸障害、感機能低下、痛風といった副作用をもたらします。また、納豆の効用としてよく知られる大豆イソフラボンも過剰摂取には適していません。

女性ホルモンエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンは抗酸化作用の高いアンチエイジング物質で、適量を摂取すると女性ホルモンのバランスを整えてくれると言われていますが、摂取が過ぎると、逆に乳がんなどのリスクが高まることになります。納豆は食べ過ぎず、適量を楽しんで、健康にいかしましょう!

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