男性心理を使って 上司と部下の関係を円満に保つテクニック

あなたの直属の男性上司はどんなタイプですか?良い上下関係を築けていますか?部下であるあなたを信頼してくれて、意見を取り入れたり手柄を認めて褒めたりしてくれますか?会社で快適に仕事を進める上でまず外せないのが、特に直属の上司との円満な関係です。

働く会社は選べても、上司は決して選べません。どのように接していけば、摩擦やトラブルなしの理想的な会社生活を送ることができるのでしょうか。今回は男性心理を上手に利用して、上司との円満な関係を保つテクニックについて具体的な話し方の事例を含みながらお話していきます。

感謝の心を表しましょう

上司のお陰で毎日仕事を滞りなくこなすことができている、と思っていることをぜひ表してください。上司がいてくれるから、私達は大きな問題もなく仕事を進めることができるのだ、と。

言い方の例としては、「◯◯さん、いつもお疲れさまです。◯◯さんがいてくださるから、私達は本当に助かっています」など、上司の存在自体が部下たちの励みとなっていることを表しましょう。

 

頼りにしていることを伝わるようにしましょう

上司の存在が心強いということを伝えましょう。「◯◯さん(または肩書き名)の存在がとても心強いです」「◯◯さんって頼もしいですね」とはっきりと伝えるのが一番です。

部下に頼りにされていると知った上司は、あなたへのサポート体勢を強化してくれるに違いありません。でも決して頼りっきりというスタンスにはしないように。それでは信用を得られず、重要な仕事を任せてもらえませんから。

 

尊敬する良い部分を褒めましょう

「さすが◯◯さん!すごいですね!」のように、尊敬していることを素直に言葉に出しましょう。尊敬されて嫌な人間はいないし、部下からそう思われていると分かれば上司もよりやる気が出るというものです。上司を褒めるという行為が、結果的に課や部にとっても望ましい方向に向かっていくことでしょう。

 

ほうれんそう(報告・連絡・相談)をしっかり行いましょう

円滑な仕事には、綿密で明確なコミュニケーションは必然です。自分だけがわかっていても、それでは上司には伝わりません。1つ事項をクリアするたびに「〜の件、現在の状況は〜です」また「例の件、無事に終了しました」など、明確に報告するようにしてください。

また、進行中の用件や予期せぬ事態が起こった際なども、逐次連絡を忘れずに。それから、人生の先輩として相談事を持ち掛けてみるのも望ましいでしょう。あなたの上司は、自分が部下から信頼されていることがわかり、やる気がみなぎってくるはずです。その際は「お忙しい中失礼します。今お時間よろしですか?」など、声の掛け方に気配りを忘れないようにしましょう。

 

上司の自尊心を傷つけない発言を心掛けましょう

上司の発言がはっきりと理解できなかった場合、「ちょっとその意味が分かりません」などとあからさまに言うのではなく、「ただ今おっしゃった〜という意味は、〜というように理解して間違いないでしょうか?」のように、優しい聞き方で上司の意図を確認しましょう。一日の内、家族よりも長い時間一緒にいる上司とのトラブルや摩擦は極力避けたいものですよね。

 

上司の意見を受け入れましょう

皆で話し合っている時に、たとえ上司が的外れな提案をしたとしても、馬鹿にしたように否定するのではなく、まず耳を傾け受け入れて、それから状況によっては柔らかく外すようにしましょう。

仕事関連の話だけではなく雑談でも、例えばスマホやタブレットの話題には多少疎いところがあるかも知れませんので、十分気をつけてください。言い方としては「なるほどそういう見方もありますね」などのように、優しく一旦受け入れて、もしポイントがズレている場合は、他の意見を採用するようにしましょう。

 

指摘を受けたときは素直に改善をしていきましょう

指導やアドバイスを受けたときには、真摯な態度で上司の意見を取り入れましょう。たとえその場で納得がいかなくても、後々に考えて腑に落ちることもありますから。

できる人は素直に間違いを認めて謝り、状況を進展させるために尽力するものです。「ご指摘感謝します」という感謝の言葉も忘れずに。くれぐれも責任転嫁はしないように気をつけましょう。

 

挨拶や気配り、敬語などの言葉遣いといった基本中の基本の他にも、上司との関係を向上させるためのコミュニケーションで気を付けたいポイントがいろいろありましたね。上司といえども一人の人間です。ちょっとした言葉に傷ついたり、ムッとしたり、嬉しくなったり、やる気になったりするんです。

確かなことは、上司もあなたと同様、お互いに上手くやっていきたいと思っているはずなので、ぜひ今回ご紹介した男性心理を上手に導入したテクニックを使い、上司との関係をより良いものとしていきましょう。

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