感情移入しやすい人が陥る悩みを解決する方法☆

よく、感情移入しやすくて困ってるなんて人いますよね。感情移入しやすい人と感情移入しにくい人、どちらが楽しく毎日を送れるのでしょうか。

ドラマや映画をみるとき、感情移入しにくい人より感情移入しやすい人の方が主人公と一緒に泣いたり、怒ったり、喜んだりと楽しい時間を過ごせます。また、感情移入しやすい人は他人と共感する能力が高く、人情味があり、友人知人から相談を受けたりと慕われる人が多いですね。

しかし、一方で感情移入しやすい人は、辛いドラマや映画を見た後に、その感情を引きずって眠れなくなってしまったり、友人に相談された内容を深く考えすぎて相談した友人より悩んでしまったりと生きにくいと感じることもあるようです。

今日は、感情移入しやすい人が陥る悩みを解決する方法についてお伝えします。感情移入しやすいと困る部分だけ解消することが出来れば、あなたらしさは残したままで、気持ちを楽にすることができます。

自分は神様ではないと言い聞かす

悲惨な事故や事件を目にしたとき、感情移入しやすい人は辛い思いをしている人に感情移入し、何もできない自分を責めたり、何もできないことを嘆いて落ち込んだりしてしまいます。

今、辛い状況にある人に寄り添うことは大事なことです。しかし、寄り添うことと自分の無力さを嘆くことは全く違うことだと理解しましょう。あなたは神様ではないのです。全ての人を救うことは出来ないのです。

悲惨な事故や事件に感情移入し過ぎて辛くなる人は、「辛いな、大変だな」という寄り添う気持ちだけで自分の思考をストップさせるようにしましょう。

「自分には何ができるのか、自分はどうしたら良いのか」まで考えだしたら苦しくなってしまいますからね。辛い状況にある人に寄り添う、それだけで十分なのです。

友人や知人から何か悩みを相談されたとき、感情移入しやすい人だと自分のことのように考えて苦しくなり悩んでしまうことがあります。

また、感情移入し自分のことのように考えるため、何か良い解決先を見つけてあげなければと必死になる傾向があります。

しかし、考えてみてください。あなたが誰かに悩みを相談するとき、その人に１００％解決してもらおうと考えて相談していますか。違いますよね。誰かに悩みを相談するときは、自分の抱えている問題を聞いて欲しい、共感して欲しい、慰めて欲しい、励まして欲しいときなのです。

ですから、あなたが友人や知人の相談を聞いているだけで、相手は少し気持ちが軽くなり助けられているのです。その問題を最終的にどう解決していくのか決められるのは本人でしかないのですから。

周りの人間が出来ること、それは悩みで押しつぶされて解決策を見いだせなくなっている友人の気持ちを軽くしてあげることで、自分で解決策を見つけられるよう元気づけるだけなのです。

感情移入しやすい人は責任感が強い人が多いです。例えば、何か大きな自然災害が起きた時、被災地の映像がテレビで流れるたびに、被災者の辛い気持ちに感情移入し苦しくなるのに、今、苦しんでいる人がいるのだから、自分は目を背けてはいけないと遭えて辛い映像をみようとする人がいます。

しかし、あなたが苦しくなったところで誰も救われないのです。今、悲惨な自然災害が起きて、辛い思いをしている人が沢山いる、その事実を知っているだけで十分です。

心が壊れてしまうくらいならば、後は辛いニュースから距離を置きましょう。あなたが元気でいれば、募金やボランティアなど力になれることはいくらでもあるのですから。

１つ辛い感情移入で苦しい思いをしたら、１つ楽しい感情移入することを心がけましょう。誰かが苦しんでいるのに、自分だけ楽しいことをするなんてと引け目を感じてしまうかもしれませんが、それは間違っています。

感情移入しやすい人は心のバランスが乱れやすい人です。体調が悪い時、足りないものを薬やサプリメントで補いますよね。それと同じと考えればよいのです。心のバランスが乱れそうになったら、楽しい感情移入を補って心のバランスを取りましょう。

以上、感情移入しやすい人が陥る悩みを解決する方法についてお伝えしました。大事なことは自分が苦しくなることは誰のためにもならないと理解することです。

苦しんでいる人に寄り添う気持ちは大事なことですが、それによって自分の気持ちが引きずり込まれ心のバランスを保てなくなるようであれば、ちょっと離れてみましょう。

感情移入しやすい人は、自分以外の人の立場や気持ちを理解しようとしたり、寄り添おうとしたりと、人として優しく愛情豊かな魅力的な人が多いです。

そのような優しい人が何かに憂いて心のバランスを崩してしまっては周りの人に心配をかけてしまいますよ。あなたが誰かを心配するのと同じように、あなたのことを想って心配してくれる人がいることも忘れないでくださいね。