自信がない人の特徴を理解して、そこから抜け出す7つの方法


転職したい、起業したい、新しいことにチャレンジしてみたい、本当にやりたいことをやってみたい・・・でも一歩が踏み出せない。そんな人は少なくありませんよね。一歩が踏み出せない理由を突き詰めていくと、ほとんどが「自分には価値がない」「自分には能力がない」といった、「自分への自信のなさ」に集約されています。ある調査によれば、日本人の8割もが「自分に自信がない」と感じているそうです。

自信がない人は、選択を迫られたときに、自分が本当にやりたいことではなく、周りに合わせてしまったり、やりたくないことをしぶしぶ選択する羽目になります。たとえば、やりたくない仕事をずっと続けているとか、本当はあまり好きでもない異性と惰性で付き合っているということが起こりえます。

仕方が無い状況で何かをやるということは、モチベーションが上がりませんし、生産性も低いものになってしまいますよね。すると、仕事もプライベートも質が悪くなり、結果として質のよい人生を送ることはできなくなるでしょう。

そして自信がない人には特徴があります。ですので、まずは自分がそれに当てはまっていないかチェックしてみましょう。もし、当てはまっていたら要注意!すぐに、そこから抜け出すこと。すると自分の人生のコントロールを、自分の手に取り戻すことができますよ。「仕方がない」という言葉を繰り返すような人生は、今日で終わりしましょう。そこで今日は自信がない人の特徴や、そこから抜け出す為のポイントについてお伝えします。

姿勢に気をつける

自信がない人の特徴で最も分かりやすいのが、「姿勢」。自信がない人は、その自信のなさが姿勢に現れています。自信がない人の特徴的な姿勢を挙げます。

自信がない人の特徴的な姿勢

・背筋が丸まっている

・視線・目線が泳ぐ。視線が常に下を向いている。

・人と目を合わせない

・表情が固い/ぎこちない

・小股で歩く

・体を小さく見せるように座る

自信に満ちている人は、堂々と胸を張り、視線もぶれることはないでしょう。自分に自信があるのかどうかは、一瞬で見抜かれてしまうものなのです。ですから、すぐに姿勢を直しましょう。

心の状態は、「姿勢」「言葉」「焦点(何に焦点を当てているか)」の3つから構成されています。その構成比は、

・姿勢:60%
・言葉:25%
・焦点:15%

つまり、姿勢の割合が最も大きいのです。逆に言えば、姿勢を変えれば心の状態が変わります。自信が無い姿勢を取っている人は、自信がある姿勢に変えてください。
この方法は最も簡単で、効果が高いのですぐに試してみてください。

 

周りに流されない人になる

自信がない人の特徴として「周りに流される」があります。自分の考え方に自信がない、嫌われたりするのが怖い、そんな理由から自分の意見を言わずに周りの意見に流されてしまうのです。周りに流されない人になるには、出来る事から少しづつ慣れて行くことがポイント。

例えば、「職場の飲み会、本当は行きたくないけど・・・みんなが参加するから自分も行く」ということはありませんか?そんなとき、「行きたくない場合には、2回に1回は参加する。」というような、自分でもできそうなルールを決めておきましょう。

自分の意見を伝えていく機会を少しづつ増やしていくことで、徐々に意見をいうことに抵抗がなくなり、最終的には周りに流されない人になることが出来るのです。

 

自慢話をしない

自信がない人の特徴、その3は「自慢話をする」です。全ての人間には「認められたい」という欲求があるので、自慢話をしたくなることは誰にでもあるでしょう。自分に自信がある人は、自分で自分を認めることができるので、他の人に認めてもらうことをそれほど強くは求めません。しかし、自分に自信がない人は、他人に認めてもらわなければ自尊心を満たすことができないので、自慢話の回数がやたら多くなるのです。

自信がない人の自慢話の特徴をまとめます。

・自慢話の回数が多い

・同じ自慢話をすることが多い

・自分の持ち物(ブランド品、車、時計など)の自慢をする

・自分の親/兄弟/子供/配偶者などの自慢をする(学歴、勤務先、役職、収入など)

自分が自慢話をしないためには、次の2つがポイントになります。

・まず、「聞き上手」になること。

・次に、自分で自分を認めてあげること。

他人の話を聞けるようになれば、自慢話はしなくてすみます。また、小さな事でいいので、「俺って凄い!」「私は天才」など自分を認めてあげることができると自慢話は自然に減っていきますよ。

 

他人を否定しない

自分に自信がない人の特徴、その4は「他人を否定する」です。他人を否定する人は、一見、自分に自信があるように見えるのですが、実はそうではありません。弁が立ったり、頭が良いのに自分に自信がない人は、他人を否定したり卑下したりすることで自分に自信を持とうとしているのです。

また、他人を否定することは、自分自身にも悪影響があります。実は、脳は「主語」を理解できません。他人を否定すると、脳は自分を否定していると勘違いしてしまい、ますます自信を無くしたり自分を傷つけることになるのです。

自分に自信がある人は、他人の良い点や可能性に気づける人です。他人を否定する、愚痴を言う、他人を批判するといったことはすぐにやめましょう。

 

ネガティブな口癖を直す

自分に自信がない人の特徴、その5は「ネガティブな口癖が多い」です。自信が無い人の口癖としては、以下のようなものがあります。

・断定を避けるような口癖:「たぶん、出来ると思います」「なんとかやってみます」「行こうと思います」

・否定から入るような口癖:「でも・・・」「どうせ・・・」「だって・・・」

・あいまいな返事:「はぁ・・・」「・・・うーん」「・・・(無言)」

このような口癖をしょっちゅう多用する人は、自信がない人です。自信がある人は、「分かりません」「できません」など、できないことでもはっきり口にしますし、「はい。」「分かりました。」とハキハキとした返事をするものです。

まずは、簡単な返事から直してみてください。ポイントは大きな声ではっきりと。小さな声ではますます自信のなさを強調してしまいますよ。

 

断る事を恐れない

自分に自信がない人の特徴、その6は「断れない」もしくは「断る事が苦手」です。自信が無い人は、相手から否定されることを恐れています。その恐れの裏返しで、相手を否定してはいけないとも思っています。その結果、「断れない」「断る事が苦手」という特徴が現れます。

「断り上手」な人というのは、自分が断られても全く傷つかないので、人からの頼みや誘いを断ることに抵抗がありません。自信がある人というのは、「断り上手」で「頼み上手」「誘い上手」な人なのです。

上手に断るためのポイントは以下です。

・すぐに断る:だらだら返事を先延ばしにすると、「検討してくれてるのかな?」と相手に余計な期待を持たせてしまい逆効果。すぐに断りましょう。

・興味がないことを正直に伝える:「忙しい」「別の予定が」という嘘の理由だと、いやなお誘いの場合、また誘われる可能性が大。

・感謝を伝える:いやな仕事の依頼、いやなお誘いであっても、自分に連絡をくれたことに対しては感謝を伝えましょう。いつか、自分がお願いする側にまわるかもしれないからです。

最初はちょっと勇気がいるかもしれませんが、やってみると意外と簡単なもの。特に人間関係で自信なない人にはお勧めの方法です!

 

忙しくしない

自分に自信がない人の特徴、その7は「忙しい」です。自信がない人は、時間を埋めることで自信のなさを忘れようとしたり、「頑張らないと認められない」という恐怖から仕事を詰め込んだり、時間を埋めようとしたりしているのです。

自信がある人は頑張りません。頑張らなくても、自分に価値があると思っているからです。何かをしていないと不安、つい忙しくしてしまう、頑張ってしまうという人は、「何もしない時間」や「ゆったりできる時間」を持つことを心がけてください。最初は1日1時間とか短い時間でも構いません。慣れて来たら、1日中何もしない日を作れるようになりますよ。

 

以上、自信がない人の特徴に意外なものもありましたよね。自信がない人ほど、自信のなさを隠そうとするもの。あなたの周りにいる「自信があるように見える人」は実は自信がない人なのかも。本当に自信がある人とは、自分の弱さでさえも隠さずさらけ出すことができる人なのです。

もし、自信がない人の特徴に当てはまっていた場合には、自分に自信がないという事実に目を向けて、それを認めてしまいましょう。そして、抜け出すための方法を試してみてください。物事が必ずうまく回り始めますよ。是非、今日から試してみましょう。

まとめ

「自信がない」から抜け出す為には

・姿勢に気をつける
・周りに流されない人になる
・自慢話をしない
・他人を否定しない
・ネガティブな口癖を直す
・断る事を恐れない
・忙しくしない

コメントをお書きください

  1. あき より:

    日本に帰って来ると必ず自信がなくなります。
    英語で話してると、一般人に必ず1日に1回は「たいしたことないわ、あれくらい私も聞き取れる。ネイティブレベルではない英語」など、嫌味を聞こえるように言われます。アメリカ人には笑われたことはありませんが、なぜか日本人と韓国人には敵対心のようなものをもたれます。別にただ話しているだけなのに。
    このサイトをみて自信を失ってはいけないということを実感したけど、他人がもっと他人に干渉せず、モラルを持てば解決するのになともやっぱり思います。

  2. ゆり より:

    断るのが苦手、場合によっては出来ない性格でした。
    しかも幼い頃からの虐待、否定により、自分に自信がありませんでした。
    40年間、母親の奴隷のようでした。
    そんな私を変えてくれたのは一人娘です。娘の大学受験失敗が私の考え方の大きな転機になりました。
    今、45歳に手が届く年になりましたが、こちらのサイトにお邪魔して、改めて自分の中身を変えたいと思いました。
    今朝、父に自分の思っていることをしっかり伝えることができました。
    半年黙ってましたが、娘に、早よ言えと言われていました。
    気まずい雰囲気になりましたが、心はスッキリしました。
    また参考にさせていただき、更に前進したいと思います。
    ありがとうございました(^-^)