自己啓発は目標の立て方で決まる、その7つの成功例とは

自己啓発は目標の立て方で決まる、その7つの成功例とは

「将来社長になる」とか「大統領になる」など、子供の頃には大きな夢を描いたものです。「少年よ大志を抱け」は名言として今に伝わっています。ですが、現実は日々のタスクに追われ、時間を消耗していくだけの日々。

これでは自分が若かりし頃に描いた人生の目標も達成出来るかどうか怪しいものです。ですが確かに大統領になりたいと夢を描いて大統領になった人はいます。社長になりたいと思って実現している人々が、今のビジネスの主役です。

そうした人たちと、普通の人生を生きる私たちの違いはどこにあるのでしょう。それはきっと夢を目標に置き換えたからです。目標設定の方法が普通の人との違いを生んでいるのです。

そして一般にセオリーとして認知されている目標設定の手法にも様々あり、その方法論から外れたポリシーをもった成功者も多くいます。今日は目標設定の方法と、現実の成功者のポリシーの違いを見ながら自己啓発は目標の立て方で決まる、その7つの成功例とは のテーマでお送りします。

解りやすい目標にしよう

例えば体が弱くて体力がない若者が「強くなりたい」と願います。そう願うことは構わないのですが、他人に「強くなる方法を教えて欲しい」と聞いたとするとどうでしょう?相手は「強いってどんな風に?」と聞き返さなければなりません。つまり、この若者の気持ちは願いであって、まだ目標としては解りにくいと言うことです。

例えば筋肉をつけて体重を増やしたいのなら「体重〜〜キロまで筋肉を増やしたい」とか、もしかしたら「ボクシングの試合で日本チャンピオンになる」というのも強さの一つかも知れません。目標は常に解りやすく。解りやすさの目安は子供にも説明出来るぐらい。と考えてみるといいでしょう。

 

目標は数字で表そう

「強くなりたい」と願った若者が、筋肉をつけようと考えました。そして「トレーニングをする」と目標を立てたとします。これで十分と思いますか?目標は数字で捉えられるものでなければいけません。

トレーニングなら「毎日腕立て伏せ20回」とか、「10キロを45分で走る」など具体的な数字で示すように心がけましょう。これが出来ていない人は結構多いはずです。仕事なら「営業成績をあげる」だけでは不十分ということです。売り上げーー、新規開拓ーー、回収率ーー。全て数字で上げましょう。

 

実現可能な目標を設定しよう

さあ、件の若者はトレーニングを開始しました。初心者ではありますが、モチベーションは高い。なので「毎日40キロ走る。毎日腕立て伏せ150回。腹筋500回」を目標としました。これもありがちな目標設定の失敗パターンです。

なぜなら不可能だからです。目標は設定する時点で行動する人が実現出来るレベルであることが大切です。そうでなければ急激にモチベーションが下がるからです。

 

とは言え、ちょい無理な目標も考えてみて

そう言ったのは楽天の三木谷浩史社長です。彼の言葉に依ると、目標は出来ると思うと頑張れない。ちょっと無理だから頑張れる。その力が会社を成長させると言います。トップとしての微妙な力加減がいるということでしょうか。

 

結果中心の意識を持とう

話は戻ります。「強くなりたい」と願った青年は実際トレーニングを続け、見た目にも逞しくなり、体重も増えました。さあ、それでいいのですか?目標設定するということのそもそもの目的を思い出してください。目指すものは成功です。つまり人生において、あるいはビジネス上の結果です。

「頑張る」ことが目的になってしまってはいけないのです。日本人は頑張り好きとよく言われます。高校野球などを見て、負けて涙するチームの選手たちを美化する時に「純粋な気持ち」などを持ち出して満足しています。ビジネスは出来なくて泣き出す人を求めていません。市場から求められるクオリティとその結果としての数字です。

 

期限を設けよう

さあ、トレーニングを続けた彼、体を鍛えて確かに強くなりました。そして、ある種目で大きな成果を出すことが出来ました。55歳で。55歳が悪いと言っているのではありません。そこまで一つのことに打ち込めるのは素晴らしいことですが、果たしてそれは目標を掲げた後に得られた結果として成功と呼べるものでしょうか?

目標には期限が必要です。「あと—ー日」「ー年ー月ー日まで」など、成功とは期限を設けてその範囲の中で結果を得ることを意味していることだと考えましょう。続けていれば結果はついてくる?そんな悠長な時代は昭和のころに、そして20世紀に終わってしまったと考えるべきです。

 

成功者の言葉を参考にしよう

結果重視の意識を持って成功したのはユニクロの柳井正社長です。社内の指標に事細かに目標設定し、その達成度合いを即、報酬として反映させることでモチベーションを保ちユニクロの発展に繋げました。

また、アップルの創業者スティーブジョブズはiPodを世に出そうとしていた頃、「クリスマスまでの半年で世の中を変える音楽プレーヤーを完成させる」と周囲に宣言して開発に没頭しました。明確な期限を設けることで、普通以上のエネルギーを商品開発につぎ込めたということでしょう。

また、アップルの創業者スティーブジョブズはiPodを世に出そうとしていた頃、「クリスマスまでの半年で世の中を変える音楽プレーヤーを完成させる」と周囲に宣言して開発に没頭しました。明確な期限を設けることで、普通以上のエネルギーを商品開発につぎ込めたということでしょう。

 

基本的な目標設定の方法と、そのセオリーに乗っ取った、また、セオリーからは外れた成功例を見てきました。いずれにしても、成功者は一つのものを世に問う際に尋常でないエネルギーをつぎ込んでいることには変わりはありません。その力を引き出せるものであればどんな方法であれ目標設定は成功と言えるでしょう。

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