もしあなたが今、少しでも生活に変化を求めているなら 環境に変化を求めているのなら、自分自身に変化を求めているとしたら 昔も今も語られる、名言や格言にそのヒントを得てみると良いかもしれません
でもそれって 「昔のひとのが言った事でしょ?今は時代がちがうよ」なんて思うかもしれませんが、全然そんなことはありません。生まれては消えていく言葉たちの中で 時を越えて語り継がれるには訳があります
言葉は言霊、心に染みる、なんかいい感じ だけではなく、名言や格言には、私たちの「今」を変えるためのヒントが たくさんつまっています。向き合えばそこに気付きを得ることができるでしょう。
ではそれは何なのか?
5つの名言・格言を例にあげてお話していきましょう。
偉人の教えに学ぶ
人生を変える5つのキーワード
【名言・格言 その1】
人生はクローズアップで見れば悲劇 ロングショットで見れば喜劇 :チャーリー・チャップリン
この言葉は、人生はその場、その場では苦しい事もたくさんあって、大変だけれど、あとになって人生を振り返ってみると、笑ってしまうような良い思い出になっている ということ。
これはまさにその通り!
例えば、彼氏や彼女と酷い別れかたをしたあとは 胸が痛くて、ご飯ものどを通らない、もう誰にも会いたくないし、恋なんてまっぴら!、、、と「悲劇」そのものですよね。しかし、数年後に新しい恋人が出来て、 幸せな毎日を手に入れたときに思うのは「いや〜、あの時は大変だったよ!」 「あの時の辛い別れがあったから、君と出会うことが出来たんだよ」なんて、いつの間にか辛かった出来事に、感謝していたりして、、、
この言葉からは、 ひとの経験に対する感情は時と共に変わっていく 辛い経験もいずれ過去になる。
だから、前を向いて進みましょう という考えかたを学ぶことができます。
【名言・格言 その2】
人生は学校である。 そこでは幸福より不幸の方が良い教師である。 :フリーチェ
まるで頑固親父の小言のようなこの名言 恵まれた生活を送っていると、満足してしまいひとは進化、成長しない。しかし、不幸な状況の中からは学ぶことも多く、誰しもが抜け出したいと考える。だから、そこからおおきな成長を得ることができるということ
この名言も的を得ていますよね
私も、自分のことを振り返ってみると、満足した状態の時には あぐらをかいてしまっていました、今の状況を手放したくないから 無意識に現状維持することだけを考えてしまう。
で、、、足元をすくわれて、おおゴケしたわけです。
成長したのは、そのあとからだと思います お金がない!彼女もない!仕事もヤバい! という状況になった時に「なんとかしなきゃ、、、」っと思いたって 必死に勉強したり、ひとと会ったり、自分を磨いたり
そう「不幸」バネに、、、と考えると
あまり関わりたくはないですが 今思い返すと「不幸」は良い教師だったのかもしれません。
この言葉からは 不幸や試練には人を成長させる種になる きっかけを与えてくれる という教えを学ぶことができます。
【名言・格言 その3】
人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。 :ボールドウィン
私の母は60歳を超えてから、歌を始めました。彼女いわく、 「歌って、ひとを幸せな気持ちにさせてくれるじゃない? だから、ひとりでも多くのひとに私の歌を届けたいの」と。
はじめた当初は周りから「無理」「なにやってるの、いい年して」「やめときなさいよ恥ずかしい」 なんて言われてましたが、本人は歌を始めてから、とてもいきいきしだして、見た目も若返ったように思います。
年末は毎年合唱団?でベートーベンの「第九」を歌うのが定番らしく 今では彼女の周りもまきこんでこの時期は大忙し それを見ていると「あぁ、、年齢なんて関係ないんだ」 「遅すぎるから、諦める」って言い訳なんだなぁ、としみじみ感じます。
彼女のように、幾つになっても輝けるひとでありたいものです
この言葉からは 年齢や状況を良いわけにして、諦めてしまうのは、すごくもったいないこと という事実を学ぶことができます。
【名言・格言 その4】
天は自ら助くる者を助く :サミュエル・スマイルズ
自分の力で努力する人には、天が援助を与え、成功に導く、という今の状況を変えようと努力しているひとや、自分の殻を破りたいと考えているひと 前を向いてあるいているひとにとっては、まさにそうであって欲しいという、願いのこもったこの言葉。ぜひ、そうであってほしい、、、というか実際そうだと思います
なんだかんだいって、がんばればばんがっただけの 「知識」や「能力」そして「経験」が得られます。
一度目は失敗に終わっても、二度目に取り組むときには その「知識」と「能力」と「経験」をもっている状態でのチャレンジですから、だんぜん成功する確率、良い結果をだせる確率が上がりますよね
そう、成長しながら進むから、やがて結果をえることができる。でも、努力をしないひと、なにかに依存しているひとには成長も進化もありません。依存した先の調子が良ければ、一時期はうまく行くかもしれませんが いずれ化けの皮が剥がれます、切り捨てられたら一環の終わり。ふりだしに戻って、また一からやりなおしです だって、本人には何もないのですから。これではいつまでたってもダメな循環から抜け出せないですよね
天は自ら助くる者を助く なにか成し遂げたい!と思っているなら、この言葉を胸に刻んでおくと良いでしょう。
【名言・格言 その5】犬も歩けば棒に当たる
これは、日本のことわざで、出しゃばるとかえって災いにあうこともある、良い意味で捉えれば、進んで何かをしていれば、思いがけない幸運に出会うこともあるということです。でも多分ほとんどのひとは、前者の悪い意味に捉えているのではないでしょうか?
ちなみに私の友人は一緒にお酒を飲むとよく 「犬は歩いても棒になんか当たらないんだよ!」と絡んできます、、、
「そんなね、棒になんか当たったって気がつかないっしょ!当たらない!当たらない!全然なんともないよ!」 、、、、と。
そんな彼が経営する会社は数十億の自社ビルを持って、従業員も30名近くいる状態 だったのが、 出資先に騙され、数億の負債、、、融資も滞り、とある理由から半ば強制的に国外に連れ出され 数ヶ月ホテルに軟禁されて、、、なんて尋常ではない経験をしているにも関わらず
「犬は歩いても棒になんかあたらない!」
なんて言ってしまう、彼のマインドは凄すぎます。 実際、今は別の会社を持って、しっかり仕事をしています。まるで起き上がりこぶしのように、、、。この話を聞くたびに本当に感心してしまうのですが 実際ホントにそうなのかもしれません
そんなの気にしていたら、なにもできなくなっちゃいますよね。経営者や成功していくひとのマインドからすると。
犬も歩けば棒に当たる ×
↓
犬は歩いても棒になんか当たらない ○なんですね
少し変化形ですが、結構的を得ている良い考えだと思うので ぜひ覚えておいてください。
以上、如何でしたか?
私たちが耳にする名言や格言、凄く昔の言葉なのに まさに言霊。今の時代でも普通に当てはまってしまうなんて、凄いことですよね。そして、そこには私たちの生活を、環境を、ものの見方や考え方を そして生き方すら変える気付きがたくさんつまっているなんて、素晴らしいことだと思いませんか?
私たちの身近なところに「今」をかえるきっかけはたくさんあります せっかくですから「あ、、、これは!」と感じたら、ぜひそこから学んでいきましょう。
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