別れた不倫相手と復縁しそうになったことがある人は、必ずと言っていいほど「やっぱり私にはあの人しかない」と思うものです。確かに別れてみて、相手の良さに気づいたり、いかに自分が相手に大切にされていたかわかることってありますよね。
しかし、不倫のケースでは必ずしもそうとは言えません。別れた不倫相手とは復縁しない方がいいと言えます。不倫の恋愛と通常の恋愛は、一見どちらも人と人とが惹かれあって恋愛関係になるということで同じ類のものだと思われるものですが、不倫は背徳感や罪悪感、スリルを伴うもので通常の恋愛とは言えないためです。
とはいえ、頭で理解できても心がついていかないのが人間というものです。そこで、別れた不倫相手と復縁しない方がいい具体的な理由をお伝えします。
自分も浮気をされるから
不倫相手と復縁したいという衝動に駆られたら、まず相手と一度別れることになった経緯を振り返るべきです。不倫相手との破局理由の多くは、自分が浮気されたというものです。
浮気癖というものは治りませんから、妻や夫が居ながら不倫をする人間は、不倫相手と付き合っていても再びほかの浮気相手を作ってしまうのです。
老け込むから
不倫をしていても好きな人と一緒にいることができさえすれば幸せだと思っている人は、本当にそうなのか自分に問いかけてみる必要があります。不倫は、社会的には不貞行為で許されないものですからオープンにはできません。
自分が最も幸せに感じている事柄を世間にオープンにできないという状況は想像以上にストレスがたまるものです。精神的に不安定な状態が続いていると苦労が顔にでて老け込むスピードが早くなりますから、不倫相手と復縁することはおすすめできません。
周囲が不幸になるから
不倫でも復縁できれば幸せだと思うかもしれません。確かに好きな人と一緒にいることができるのは自分にとっては幸せなことです。しかし、周囲はそうではありません。例えば両親は子供に幸せになってほしいと願いますから、不倫などしてほしくはないのです。また、不倫をすれば既婚者側の家族が不幸になります。
このように、不倫は、当事者の周囲の人々が軒並み不幸になることです。周囲の人が自分のせいで不幸になる状況は本当の幸せとは言えません。
スリルに快感を感じているだけだから
いつも好きになる相手が既婚者だという人は、もしかしたら、不倫をしているというスリルに快感を感じていて、その快感を幸せとはき違えている可能性があります。
もし、スリルを求めて不倫相手と復縁しようとしているのであれば、その不倫相手と例え結婚できることになったとしても、今度は退屈になってしまって結局別れることになるのです。
結局結婚はできないから
不倫相手と復縁をしたとしても、相手と結婚に至る可能性は限りなく低いため、復縁はしない方がいいと言えます。既婚者である状況で不倫をするということは、それなりの覚悟を持つ必要があるはずです。しかし、その覚悟がないからこそ、不倫の恋愛が破局してしまったのです。
そのため、再び同じ相手と復縁したとしても相手に覚悟はありません。今度こそ結婚できるかもしれないという淡い希望は捨て、復縁しない方が賢明です。
再び破局するため
不倫相手と復縁をするかどうか迷っている時は、これまでの自分の恋愛を振り返ってみるべきです。不倫であろうと、通常の恋愛であろうと、一度別れた相手とは復縁したとしても再び破局する可能性が高いと言えます。
破局には理由があるものですが、一度嫌な経験をしたら、人は簡単にその嫌な思い出を忘れられないものです。復縁した後でも何かのきっかけでその時のことを思い出してしまい、うまくいかない可能性が高いのです。
人のモノが良く見える症候群だから
破局してから不倫相手と復縁するまでの間、通常の恋愛に物足りなさを感じていたという人は、不倫相手と復縁すべきではありません。通常の恋愛に物足りなさを感じるのは、人のモノが良く見える症候群である可能性が高いと言えます。
人のモノが良く見える症候群の人の場合、自分のモノになってしまうと一気に興味関心を無くしてしまうため、不倫相手と復縁しない方がいいのです。
不倫相手と復縁したいと強く思った時は、衝動的な判断をしてしまう可能性が高い状態です。普段は冷静な判断ができる人でも、恋愛に関してとなると一気に冷静さを失ってしまうことがあります。不倫に関しては、後で後悔をしても後戻りできないリスクがあります。
不倫は不貞行為ですから、お互いの関係性がこじれるとどちらかが会社や家族にリークするなんていう逆恨み行為に発展する可能性があるためです。そのため、一度別れた不倫相手と復縁する時は、時間をかけて客観的な判断をすべきです。
今回解説したような感情や考え方に共感できる、もしくは、身に覚えがあると感じた人は、一度別れた不倫相手と復縁したとしても幸せになる可能性は低いですからやめた方がいいのです。
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