コミュ障とは?その特徴と今日から実践したい5つの克服法

コミュ障とは?その特徴と今日から実践したい5つの克服法
コミュ障とは、いわゆるコミュニケーション障害の略で、ネット上では饒舌に語れてもリアルに人と話すのがとても苦手な人のことを指します。もともとコミュ障とは、ネットでの中二病やリア充などのネットスラングと言われる言葉の中の1つとして広がり、今ではポピュラーに使われている言葉ですよね。

では、コミュ障とはどういったときにコミュ障だとわかるのでしょうか?見ただけで明らかにコミュ障だとわかる人もいれば、見た目ではわからなくても付き合うと会話が成立しなかったり、空気が読めなかったりしてコミュ障とわかる人もいます。また、自分自身がコミュ障なのか意外とわかっていない人もいるので注意しましょう。

そこで今回は、そんなコミュ障の人の特徴と対応の仕方、克服方法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

コミュ障になるきっかけは?

コミュ障とは、もともと人と話をすることが苦手でコミュニケーションを上手に取れない人が陥ってしまいます。

上手に話ができる人の話は、聞く側の反応も良いので気持ちよく話せますが、話をするのが下手な人は聞く側の反応も悪く、それを感じてしまうと何を話してよいのかわからなくなってしまう、というのがコミュ障です。

さらに、それを引き金に自信のなさから声が小さくなるので、相手が聞き取れず何度も聞き返されたりすると、ますます悪化してしまいます。それらが繰り返されることにより話すことすらできなくなって、気づけばコミュ障に…。酷くなると人と接することすらできなくなってしまうこともあります。

 

コミュ障の特徴とは?

コミュ障とは、不思議なことに業務連絡や挨拶なら普通に話すことができる人もいます。なぜかというと、業務連絡や挨拶は決まったことの繰り返しだから、今までの習慣によりできるのです。つまり、この手のコミュ障とは自分自身の気持ちを伝えなければならないときにだけ、コミュ障の症状があらわれるということです。

仕事の電話や業務ならこなせますが、休み時間に人の輪に入って雑談するのは苦手なのです。このほかにコミュ障とは内容がまとまらなくて話しても相手に伝わりづらい、自分の話などつまらないからと気を使い過ぎる、プライドが高くて人を見下しているなどの理由で気軽に話せなくなってしまう人もいます。

ちなみに女性が付き合った男性に「ひょっとしてこの人コミュ障?」と感じるのは、目を見て話さない、空気が読めない、メールは超長文なのに会うと全然話さない人だそうです。

 

コミュ障の克服方法は?

コミュ障を克服するためにはコミュニケーションのスキルを上げる、苦手なことを克服するという方法があります。コミュニケーションのスキルを上げるには、やはり人と接することが一番です。

・元気に挨拶をする

他人と出会ったときには挨拶をしますよね。元気な挨拶は好感度を上げてくれます。ハッキリと大きな声で挨拶してみましょう。

・笑顔でいる

口数が少なくてもいつもニコニコと笑顔でいる人に悪い印象は持ちません。まずは鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう。

・姿勢を正す

猫背だとそれだけで暗い人というイメージを持たれてしまいます。背筋を伸ばして胸を張り姿勢を正しましょう。

・天気予報とネットニュースをチェック

天気の話は会話のきっかけになります。あとは世間の話題を頭に入れておきましょう。芸能やスポーツや政治などネットニュースなどで仕入れておけば安心です。

・他人の変化に敏感になる

女性が髪を切ってきたら気づいてあげましょう。変化に気づいてくれただけで嬉しいのが女心。下手に褒めるよりも「髪形変えたんだね」だけで充分です。

しかし、苦手なことを克服するのは容易ではありません。自力じゃ無理だと感じる人は心理療法がおすすめです。セラピストといわれる専門家の下で専門的に指導してもらいましょう。

 

コミュ障の人の対応は?

自分のまわりにコミュ障の人がいるときにはどんな対応を取ったらよいのでしょう。感じの悪い人だから無視している、面倒だから極力関わらないようにしてるなんて人もいるかもしれません。

しかし、コミュ障の人の中には他人にとても気を使っている人もいます。自分の言葉で相手がどう思うか、それによって気分を害しないか、嫌われてしまわないかなどと思うあまり、話すことができなくなっている人も存在しているのです。

一度コミュ障の人のペースで話をさせてあげましょう。そのときイライラしたり笑ったりしてはいけません。その反応にコミュ障の人はますます話すことができなくなってしまいます。ちゃんと聞いてくれたことで「この人なら大丈夫」と自信がもてるのです。

また、集団の中でコミュ障の人をイジルのはやめましょう。そのときに周囲が笑ったりしたら本人にとっては苦痛でしかありません。このようにコミュ障とは適度な距離を取ることが大切です。

 

さて、コミュ障とは社会生活を営む上で仕事関係や学校生活、恋愛、友人関係などの障害になるのでできれば克服したいものです。人間関係はやはりリアルに会って話すことで相手がどんな人なのか知ることができるものです。

よくコミュ障の人はネットでは饒舌などと言われますね。確かにネットは便利なツールで決して悪いものではありませんが、ネット上だけの人間関係では物足りなさが残るものです。

また、完ぺき主義の人にもコミュ障は多いといわれています。しかし、実際に完璧な人などほとんどいません。だから失敗を恐れることなどありません。そうやって地道に人間関係を繰り返すことが、コミュ障とは無縁の人になれる早道でもあります。

今日からは、自分ができることから少しずつ始めてみましょう。要は当たって砕けろ!トライする気持ちが大切です。

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