たかが脳トレ、されど脳トレ。日々の生活の中で、物忘れがひどくなったなと感じたり、記憶力の低下を感じる事ってありますよね。例えば、家の鍵をどこに置いたか思い出せない、人の顔と名前がなかなか思い出せない、昨日の夕飯のメニューを忘れてしまった…等。数え上げたら霧がありませんが、元々人間の脳は必要な情報だけを残しておき、不要な情報は処理してゆく様に出来ています。
しかし、身体と同様に脳も老化と共に、新しい情報をインプットし辛くなったり、まだ医学的には原因は解明されていませんが、アルツハイマーなどの症状で日常生活にも支障を来すケースも稀ではありません。思考を整理する事は日常生活に大きく影響してきます。
そこで、今回は、日々の生活の中で実施出来る記憶力の低下を防ぐ脳トレ方法についてお伝えします。ではご覧ください。
文字を書く。
最近はインターネットや携帯のメールの普及で、文字を書く時間が少なくなったという方、多くいませんか?
書くという行為は、それ自体が記憶力に反映されていきます。何故なら、思考をしながら文字を綴る行為は右脳と左脳両方を使っているのです。
最近、記憶力に自信の無い方、是非その日に起きた事、考えている事を文字にして書いてみてください。
書いた物を読み返す
受験勉強の方法を書いているのではありません。意外と覚えようとして書いた事ってすぐに忘れちゃっている事、ありませんか?
記憶力低下を防ぐ方法の一つとして、是非、書いて、読み返す、これを習慣付けてみてください。思考が回らない時には尚更お勧めな方法です。
指先を動かす
仕事でずっとパソコンとにらめっこしている人には、敢えてタイピングはお勧めはしませんが、例えば、ピアノなどの鍵盤楽器なんか、経験ある方には是非指先を動かすトレーニングがお勧めです。
これも脳を活性化させる脳トレです。脳に刺激を与える事で思考の低下を防ぎます。
新しい出会いがあった時には愛想良く挨拶を。
筆者の自分もよく人の顔と名前をすぐに忘れてしまう事があります。でも、逆に自分自身を相手に記憶させてしまう。そうする事で、「あの時、あの話題で盛り上がった○○さんですよね?」と相手から情報を引き出し、記憶力を引っ張る技です。とにかく、どんな人であれ、自分の印象を良く持って頂きましょう。
どうしても、相手の名前を思い出せない時は、「ゴメンなさいね。名前、何でしたっけ?最近忘れっぽくて。…」とはっきり言いましょう。二回目に改めて自己紹介されたら、忘れないものです。
青魚を食べる習慣を。
最近、注目されているイワシやサバなどの青魚。ひと昔前に流行った、「魚を食べるとアタマが良くなる」という歌を覚えていますか?
DHAが脳を活性化してくれます。科学的にはまだまだ解明されていない部分も多いですが、魚のタンパク質を豊富に取り込み、脳トレしてみましょう。思考の低下を防ぎます。
適度に運動をしましょう。
ラジオ体操が一番お勧めな脳トレです。筋肉を適度に動かして、筋肉の収縮を意識しながら、動かしてみましょう。これも実は思考アップの効果です。身体も心もリフレッシュされて、一石二鳥です。
旬の野菜を食べよう
脳トレとはちょっと関係無いような内容ですが、旬の野菜を食べる事で、思考の低下を防ぎます。冬には大根やゴボウを食べて、温かくし、夏にはトマトやナスを食べて、季節を感じる事。…。一番簡単に出来る脳トレかもしれません。
将棋をやってみよう
筆者である自分は実はまるで将棋とは縁遠い人間です。それだけ難しくてハードル高いからです。しかし、これをやる人の頭脳はズバ抜けています。相手の思考を先読みし、素早く判断する力が試されます。苦手な方は、オセロから始めてみては?常に頭を使う事で、脳トレになります。ボケ防止にもなります。
裁縫をやってみよう。
3の指先を動かすのと重複しますが。針と糸を使って物を作り上げる。…昔は良妻賢母が美徳とされ、裁縫が上手な女性は魅力的だったと思います。現代、ボタン付けもロクに出来なくて…という女性は多いですが、手先を動かしていく事は、一番のボケ防止です。
脳の活性化=脳トレにも役立ちます。
思考の低下が気になる方は是非、まずは雑巾縫いから始めてみてはいかがでしょうか?
日記を付けてみる。
日記というと、3日坊主で終わってしまう方もたくさんいるかと思います。しかし、何も立派な日記帳に1ページ毎日書く事を目標とせず、その日に起きた事、或いは今後の予定をしっかり確認する為にも、手帳に書き込む習慣を付けてみてはいかがでしょうか?
読み返してみると、記憶力は増幅してゆきます。勿論、嫌な記憶は早く忘れる為にも記録はしておく必要はありません。
ヒーリング音楽を聴きながら瞑想を。
ちょっぴり宗教的な感じを受ける方もいらっしゃるかと思いますが、一日の終わりに、ゆっくり目を閉じて、心を落ち着かせて瞑想してみましょう。
その時には、ヒーリング効果のある音楽を流し、一日の老廃物を流し、浄化してみる。これも脳を落ち着かせる脳トレの方法です。思考を休ませる事も必要です。
片付けの習慣を
生活の必需品は必ず置き場所を決めておきましょう。いつも、家の鍵は何処に置いたっけ??とか、テレビのリモコンが無いとか、そんなコトバを吐いている人…。まずは身の周りの整理整頓が思考の整理整頓になります。脳トレの簡単な方法の一つです。
とにかく、物を置く場所を決める事は一人暮らしのお年寄りの方にも大切な事です。
買い物の際には、会計の前に自分で暗算してみよう。
今は、スーパーでもレジが簡単に計算してくれて、お会計を済ませてしまいます。しかし、このどんぶり勘定は経済的にも良くないのです。
必ず、自分の頭である程度は計算し、これ位かな?と見当しておきましょう。普段の生活の中で使える脳トレです。思考力アップにもなりますよ。
常に新しい情報を入手しておきましょう。
今やネット社会。情報があちこちに流れています。勿論、有害な情報も溢れています。日々、世の中では様々なニュースがあり、世間の話題にはある程度付いて行けるようにしておきましょう。
これも脳トレには大切な方法です。脳にはある程度の刺激=スパイスも必要です。新しい情報を取り入れ、不要な情報を処理する。この能力があれば、思考もアップしていきます 。
生活にメリハリを付けて。
人間は毎日が一緒である事に安定し、安心感を抱きます。それはそれで素晴らしい事です。しかし、ずーっと同じ事の繰り返しだと、脳も新しい情報を取り入れづらくなり、思考も同じ方へ行きます。時には、知らない土地へ旅行へ行ってみるのも良いでしょう。
初めて目にする生物や、景色や、初めて食べる物に感動したりする事で脳も活性化されます。昔懐かしい友人と再会するのも良いでしょう。生活の中にメリハリを入れて脳トレしてみると、また記憶力低下は防げると思います。
さて、15項目全てを実践するのは、どんな人でも難しい事です。記憶力の低下を防ぎ、更に毎日を快適に過ごす為に、何かしら生活の中に取り入れてみて効果が出て頂けたら嬉しいです
人間は日々、思考して生きている生き物です。脳も老化と共に、記憶力低下していきます。これは仕方のない現象ですが、トレーニングしてゆく事で変えられる事もたくさんあるのです。簡単に出来る脳トレですが、毎日の積み重ねが老年になった時に物を言います。
皆様がこれからも笑顔で生活出来ますように。
脳トレの前に、これで頭をスッキリさせよう!
ちょっと集中力がなくなってきた、頭が疲れてきた、、、そんなふうに思った時にはこの音声を聞いてみてください。
頭がすっきりして、嫌な気持ちや、沈んだ感情がちょっとだけ楽になるはずです頭をスッキリさせる音声:
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とても役立ってます
頭がスッキリしました
ブログ更新時の記事を書くときにはいいですね