私たちは「やる気」という言葉をよく使いますよね。「今日はやる気満々だ!」「今日はやる気がでないな~」など普段から私たちはよく言葉にしますよね。「やる気」って何をするにも大切だと思います。何をするにも「やる気」があるのとないのとでは、おのずと結果が変わってきます。
「やる気」がある時には、なんだか物事がスムーズに進んだ。あっという間に片付いた。そのような経験もあるのではないでしょうか?「やる気」があれば、「集中力アップ」につながってきます。そして、「やる気」があなたを変えてくれます。そこで今日はやる気を磨いて集中力をアップするコツについてお伝えします。
目標を決めて、やる気をだして集中力をアップ
・好きなことを思い出してみよう。
今、好きなことをしていますか?仕事は楽しくやっていますか?子供の頃はどんな夢を描いていた?日常の雑事に追われて自分を見失ってはいませんか?自分が本当に「楽しい」と思えることをやっているとき、私たちは、時間を忘れて夢中になることができますよね。それがやる気、集中力につながります。
まず、自分の好きなこと、楽しいことを思い出す。そこから始めてみましょう。何か発見できると思いますよ。
・具体的な目標をたててみよう。
さぁ、好きなこと、やりたいことが見つかったら、それを叶えるために目標を立てましょう。
海外旅行を楽しみたいから英語を勉強しよう。仕事で今度はこういうプロジェクトを提案してみよう。資格をとって給料をあげるぞ。独立するために準備をしよう。あの服が着たいから、ダイエットしよう。など、具体的な目標を立てましょう。
目標を立てるときのポイントは、高すぎず、低すぎず。高い場合は、サブゴールを決めて、一歩一歩確実に進みましょう。自分の「やりたいこと、好きなことのため!」この気持ちを大切にしていると、きっとやる気がでてきて集中力アップにつながるのではないでしょうか?
・とにかく期限を決めよう。
人は、ついつい楽な方向に流されてしまう動物です。そして、現状からの変化を恐れ、新しいことを始めることに躊躇してしまいます。だから思い切って期限を決めましょう。
いついつに、長期休暇をとって海外旅行をするぞ。 ⇒ 先に休暇届けをだす。
資格を取得するぞ。 ⇒ 受験する資格試験に申し込む。
この服が着れるようにやせたい。 ⇒ 着たいと思う服を買う。
独立するぞ。 ⇒ 3年後には、独立すると周りの人に公言する。
実際に期限が決まれば、それに向かって行動するのみ。やる気がでてきて思わぬ集中力が生まれます。
心身の健康を保ち、やる気をだして集中力をアップ
・無理をせず心身の健康に気をつけよう。
心身の健康は、何よりも大切です。睡眠を削って仕事をしたり、勉強をしたりなど無理を繰り返していると心身の健康が損なわれてしまいます。
特に、現代社会では、納期に終われ、時間に終われて無理をしている人も多いのではないでしょうか?睡眠不足が続くと、集中力がなくなってやる気も起きません。「疲れたな」と感じたら無理をせずに休みましょう。
・食事に関心をもとう。
やる気をだして集中力をアップさせるには、体と脳に栄養を送ることが大切です。1日の食事を規則正しくバランスよく食べることは、体と脳の健康にとっては必要不可欠です。朝食をとる人ととらない人とでは、1日の活動に大きな差が出てくるという統計結果もでています。
特に、午前中の活動に朝食はかかせません。朝食は、たんぱく質・野菜・海藻類・糖質(ごはん)をバランスよく食べましょう。また、よく噛むことを忘れないでください。噛むことは、脳にリラックス効果をもたらします。1口30回を目安によく噛んで食べましょう。
・自分の気持ちをコントロールしよう。
誰でも嫌なことはあるし、嫌いな人はいます。それは、自分にある嫌な部分を相手に投影していることだと考えられます。
「自分にもあのような側面がある」とまず気づき、それを認めること。嫌なこと、嫌いな人から、目をそむけるのでもなく、否定するのでもなく、自分にもあのような一面もあると認識する。自己分析をすることで、自分の気持ちを上手にコントロールする方法をみつけましょう。
楽しみを見つけて、やる気をだして集中力をアップ
・何事も与えられた物の中に楽しみを見つけよう。
そうは言っても好きなことばかりはやっていられないのが現実です。やらなければならないこともあるでしょう。時には、とても嫌な仕事を与えられるかもしれません。強制されたことは、自分なりに工夫して楽しいことに変換する癖をもちましょう。
単調な作業なら、「早く仕上げるにはどうすればいいか」という作業工程を考えてみる。やり方を試行錯誤して考えることが楽しみにつながり、「やる気」が出てくると思いますよ。
・生活習慣を変えて楽しみを見つけよう。
単調な毎日を送っていると、だれでも飽きてきます。そんな方は、ちょっとした習慣を変えてみると新しい発見に出会うかもしれません。
脳は、確実・不確実なことのバランスが取れていると活性化するそうです。生活がマンネリ化してきたなぁと思ったら、新しいことに興味をむけてみませんか?例えば、通勤の道を少し変えたら新しいお店を発見した。お昼休みは気晴らしに散歩してみたら気持ちが良かった。
「新しいことには必ず何かヒントがある」とアンテナをはって楽しんで生活習慣を変えてみましょう。
・気分転換をしよう。
あなたは、何か趣味をもっていますか?旅行に行って心の洗濯をする。スポーツ観戦をしてストレス発散する。好きなゲームに熱中してみる。好きなテレビや映画を見てリラックスする。音楽鑑賞、芸術鑑賞をする。スポーツをする。寝る。時間がないからと焦ってやっていても、心と体に疲れがたまるだけです。たまには、パーッと忘れて息抜きをしましょう。良い気分転換は、脳がリフレッシュされて、新たな「やる気」の源になります。
書くことで、やる気を出して集中力をアップ
・夢、願望を書き出してみよう。
書くことは、自分の眠っていた想いを意識化するということです。意識化されることによって、脳はその想いを実現しようと動き出します。そうすると、自分のアンテナが敏感になって、その想いに関する情報が自然と集まってきます。情報が集まってくると、興味、好奇心が湧いてきて行動してみようという気持ちが芽生えます。
・記録をつけよう。
記録をつけることで客観的な見方をすることができます。客観的な見方をすることで自分自身の行動を分析することができ、おのずと次に何をすべきかが見えてきます。
また、できなかった事を見るのではなく、できたことに目を向けることが大切です。自分のできたことに目を向けることによって、自信が生まれます。そして、それが次のステップへの大切な足がかりになります。
イメージすることで、やる気を出して集中力をアップ
・なりたい自分を具体的にイメージする。
自分のたてた目標が叶ったときの自分を具体的にイメージしてみましょう。脳は過去も未来も現在おこっていることとして認識するそうです。
なりたい自分を想像すると、脳は、現実に起こっているかのように認識してしまうのです。イメージする、想像するだけなら誰だってできます。じゃあ、実際にやってみましょうよ!
・自分のなりたい人、尊敬する人になりきってみる。
自分の身近で目標になる人はいませんか?もし、いなければ、好きな芸能人、ドラマの主人公、歴史上の人物、誰でもかまいません。
実際に、その人をイメージして行動してみましょう。あの人だったら「この状況ではどう対処するか?」その人になったつもりで考えてみる、行動してみる。なりたい人、尊敬する人には、自分と共通する点が何かあるはずです。共感できる部分があるということは、あなたにもその人とおなじ資質がきっと眠っています。
「やる気」を出すためには、自分の好きなこと、やりたいことをすることが一番です。やりたくないことも一生懸命に取り組むと、あとで何かの役に立つことが必ずあります。それを信じて、何事にもやる気をもって取り組んでみませんか?きっと集中力もアップして、物事がスムーズに進みだします。
これを読んでいるあなたも「こんな方法もあるのではないか?」と考えてみてください。新しい発見がきっとありますよ。
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