働いている皆さんなら、心が疲れたと感じることってありますよね。肉体労働はしていないし、休息はちゃんととれている、なのに何をしても楽しめないということって誰にでも起こります。そういうとき、実は、心が疲れたと悲鳴をあげているのです。
今の時代、原始の頃と違って、身体を酷使しなくてもご飯を食べていくことはできますし、命の危険を感じないで毎日暮らしていくこともできます。余程ハードな仕事に従事していない限り、身体が悲鳴をあげることはありません。でも、心は満足していないのかもしれません。
身体が疲れたときは消化の良い食べ物を食べて、しっかり眠るのが第一ですが、では、心が疲れたときはどんな急速を取れば良いのでしょうか?と言うことで今回は、心が疲れたあなたを癒す休息の取り方をお伝えします。
心が疲れたときは、ひとりの時間をつくろう
現代社会で心が疲れたと感じるのは、人に囲まれているときです。普段、私たちは人の中で暮らすことに慣れています。心も身体も元気なときは、人に囲まれていても疲れを感じることはありません。むしろ、人との接触、ふれ合いを求めて行動します。それが社会動物としての人間の習性です。
ところが、ひとたび心が疲れたと感じはじめると、人との関わりが重荷になってきます。さらに状態が悪化すると、人と接することが苦痛になってしまいます。ここまで疲れきってしまうと、癒すのも大変です。
そうならないためには、心がどっぷり疲れきる前に、ひとりになる時間を作ってあげることが大切です。私たちはこの世に生まれてくる前、母の胎内でひとり静かに漂っていました。母の皮膚を通して社会のざわめきを感じながら、ゆったりと漂っていたあの空間、あの時間が人間にとって最も落ち着ける環境なんです。
人間は社会的な動物で、人との交流を求めています。ですが、その一方で、心はそうした交流から疲労を感じ、他人との間に適度な距離をとりたいと思っているのです。心が疲れたと感じたときには、母の胎内のような静かで穏やかな環境を作って、その中でひとり静かに過ごしてみましょう。定期的にこうした休息を取り入れることで、心の疲労感を取り除いていくことができますよ!
心が疲れたときは、好きなモノに囲まれよう
心が疲れたと感じるときは、思い切って好きなモノに囲まれて暮らしてみましょう。社会の中で生きている限り、私たちの周りには嫌なもの、好きじゃないものがあふれているのです。普段、私たちが心身ともに健康なときは何も意識していませんが、心はこうした雑多な物たちからマイナスのエネルギーを受け取っているのですね。
極度に心が疲れたと感じるときは、こうしたマイナスのエネルギーが体内に横溢しているときです。こういうときは、意図的に自分の好きなモノを集め、好きなことに浸ってみましょう。普段、マイナスエネルギーを浴びて疲弊している心にご馳走をしてあげるのです。
好きなモノに浸るというのは、お気に入りの音楽を部屋に満たしたり、パソコンでお気に入りの絵画や画像を流したり、アロマや香水でお気に入りの香りに囲まれたりといったことです。また、普段ダイエットや食事制限と格闘している人は、一日だけでも好きな食べ物を自分に振舞ってあげましょう。ペットの犬や猫と充分に触れ合うのも良いですね。
仕事で休暇が取れていなかった人は、一日でも良いので丸々お休みをとり、自分のため、自分の好きなことのために時間を使ってみましょう。心が疲れたときは、愛するモノに囲まれて癒されるのが一番なのです!
心が疲れたときは、新しいモノに触れよう
心が疲れたと感じるときには、新しい何かを自分に与えてあげましょう。疲れを感じるということは、エネルギーが疲弊しているということ。そういうときには、新しい何かを取り入れて、自分の中に新風を吹き込んであげると良いのです。新風を吹き込むことで、心にも身体にも新鮮なエネルギーが満ちてきます。
私たち人間は、日常生活を送る中で、日々刻々と古びています。いったんこの世に生れ落ちた限り、身体が自然に新しくなることはないのです。心も同じです。この世に生まれてから、毎日毎夜心は少しずつ年をとっていき、年を経るごとに新しさは失われていくのです。
古くなった身体が疲れやすくなるように、古くなった心も疲れやすくなってきます。心が疲れたと感じるときは、新しいエネルギーが枯渇しているシグナル、心からの黄信号なのです。こういうときは、外側から新しいモノを注入してあげると良いでしょう。新しい本やCDを買ってみる、新しいレストランに行ってみる、新しい場所に行ってみる、何でも構いません。
ただし、心が疲れたときに何もかも一時に新しくしてしまうのはよくありません。疲れを感じているとき、あまりにも思い切った刷新をすると心が対応できず、一層疲弊してしまうことになります。疲れた心を癒すには、慣れ親しんだモノと新しいモノをバランスよく配置してあげることが大切です!
心が疲れたと感じるときは、早めに癒してあげましょう。身体が疲れたときは動けなくなってしまいますので、自分でもすぐに気がつくものですが、心はそうはいきません。小さな徴候でも見つけたら、色んな方法で癒してあげてください。
心が疲れた現代人にとって、大切なのはひとりになれる時間です。私たちは普段、何も考えずに人と接していますが、心は知らず知らずのうちに疲れを感じています。心が疲れきる前に、ひとりでゆったりできる時間を自分に与えてあげましょう。
心が疲れたと悲鳴をあげているときは、思い切って好きなモノで自分を満たしてあげましょう。私たちの日常は嫌なもの、めんどくさいこと、感じ悪い人といったマイナス要素に満ちています。時に心が疲れるのは当然のことです。疲れを感じたら、好きな音楽や映画、絵画、香りや食べ物で自分の五感を癒してあげましょう。
くたびれた心を回復させるには、新しいモノに触れることも大事です。新しいモノは、新しいエネルギーを与えてくれます。慣れ親しんだモノに囲まれていると安心できますが、時には新しいモノを取り入れてリフレッシュしましょう!
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