仕事ができない人に共通する7つの悪い癖

仕事ができない人に共通する7つの悪い癖
学生から就職して社会人として数年たっても、なかなか仕事の要領がつかめずに困っている人は多いですよね。思うように仕事ができない、職場で成果を上げることが出来ず自分で解決策を見つけられない、そんな風にお困りの方のために、今回は仕事に対する姿勢を一緒に考えていきましょう。

会社で、「仕事ができる人」として脚光を浴びることが出来るのは、一部の人間です。では、「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の違いは、いったいどこにあるのでしょうか。実は、仕事ができない人には共通した悪い癖があるのです。その悪い癖に気付かぬままに年数を重ねていても、いつまでたっても仕事ができない人のままです。

そこで、仕事ができる人間になりたいとここにたどり着いた方は、悪い癖を改めて仕事に対する姿勢を見直しましょう。では、これから仕事ができない人に共通する7つの悪い癖をお伝えします。

 

仕事ができない人に共通する
7つの悪い癖

 

「時給」で考え「仕事」で考えない

仕事ができない人の多くは、至近距離でしかものを考えられない人です。例えば「時給1000円以上ならいいなぁ」「一日8時間働いて、日給が7〜8千円。月20日働いて毎月の手取りが14〜5万あればぎりぎり生活できる」なんて考えてないでしょうか。

もちろん生活に追われている現代人では、このように考えても仕方がないところはあります。しかしこの考え方では、仕事に対する前向きな姿勢になることが出来にくいのです。「お金あっての生活」ではなく、「仕事あっての人生」という考え方に転換すべきなのです。

毎日の仕事、楽しんでいるでしょうか?時給に関係なく、好きでやりがいの持てる仕事に就いているでしょうか?様々な事情でやりたくない仕事であっても、熱意を持って真面目に取り組んでいるでしょうか?仕事に前向きになるためには、お金で考えずに「仕事を好きで」やることがどうしても必要なのです。今の仕事にやりがいを見出して、お金のことを忘れて仕事に取り組む気持ちになってみましょう。

 

自分で考えずに仕事をする

「働きアリ」と揶揄される人たちがいますよね。多くのサラリーマンは言われるままの仕事を黙々とこなしています。その仕事が何の役に立っているのか、誰のためになっているのか、社会のどの歯車に属しているのかを考えずに、上司からポンッと与えられた仕事を真面目にこなしているだけでは出世は望めないでしょう。

仕事ができる人間は、自分の立ち位置をいつでも把握しているものなのです。

 

疑問点を解決せずにそのままにする

仕事ができない人の多くは他力本願な人です。自分で考えて、自分で行動し、自分で解決を見出すようなことができません。もし疑問点があっても、スルーして分からないまま放置してしまいます。

一方、仕事ができる人は、疑問点を疑問のままにはしておきません。調べて聞いて答えを知って、改良するべく動くことができるのです。

 

効率を考えずに順序作業をしている

仕事ができない人は、疑問を持たずに与えられた仕事を黙々とこなします。それはそれで悪いことではないのですが、非効率的なことであっても、そのまま作業を続けていくことが問題です。効率の良い方法を模索して行うことで、仕事のスピードもアップしていきます

また、疑問点の原因を探り、自分なりに解決して、効率の良い仕事方法を探していくことで、現場の環境が変わっていきます。そうした行動力や観察力のある人が一人いるだけで、仕事現場全体の効率も大きくアップすることでしょう。

 

仕事全体の流れを考えずに作業をしている

仕事ができない人は、近距離でしかものを見ていません。つまり、自分のやっている作業の範囲でしか物事を見ないのです。「自分の事しか考えられない人間」と同じですので、職場で仕事が出来る人間になりたければ改める必要があります。

自分の事だけを考えるのではなく、一緒に働く他の人のことも考えるのです。隣で仕事をしている人、前工程の仕事内容、全部の工程の流れ、それに伴う人間の事を考えながら仕事を進めることで、仕事の質が向上するでしょう。

 

周囲の人間とのコミュニケーションを怠っている

仕事ができない人の多くは、職場の人間関係を潤滑に育んでいないといわれています。職場にどのくらいの人がいるのかは様々ですが、周囲の人間同士のコミュニケーションを大切にしないことで、必要な仕事の情報も入って来ません。

仕事ができる人は職場での人間関係をとても大切にします。職場でのコミュニケーションが円滑だと、仕事に対する情報もたくさん入ってきて、それによって上述したような仕事全体の流れをつかみやすくなるという利点があるのです。

 

「お金をもらう代わりに社会に尽くす」という信念を持っていない

仕事ができない人は、自分の事だけを考える傾向にあります。時給がいくらもらえて、月の稼ぎがいくらで、生活費を差し引いていくら貯金することが出来るか、もちろん生きていく上でそれは大切なことですが、それではいつまでたっても仕事ができる人にはなれません。

なぜ仕事をしているのか、それは「会社のため」であり「日本社会を支えるため」なのです。働く世代が仕事をすることで、社会の役に立っていると考えましょう

 

さて、仕事ができない人に共通する7つの悪い癖についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。仕事ができない原因の多くは、自分自身の心の中にあるのです。

近距離だけでものを見るのではなく、常に大局の流れを追うこと、職場全体の作業状況を把握すること、会社への貢献度を考えること、より効率のよい方法を模索し続けること。そして、職場の人間と積極的にコミュニケーションを取り、仕事についての精通を高めること、協力し合う体制になることも大事です。さらに、自分の熱意を周囲に伝える努力をすること、それらを根気よく続けていくことも必要です。

私たちが生きていく上で日々の稼ぎは不可欠ですが、お金の奴隷として一生を終えるのはあまりにももったいないですよね。社会の歯車の一つとして、日本という国を支えているのだという誇りを、常に忘れずに仕事に取り組むべきです。そうすることで、仕事に対する姿勢も前向きになることでしょう。

まとめ

仕事ができない人の悪い癖とは

・「時給」で考え「仕事」で考えず、お金のためだけに働いている
・自分で考えずに、言われるままに言われた通りの仕事をする
・仕事上の疑問点を解決せずにそのままにする
・効率を考えずに順序作業をしている
・仕事全体の流れを考えずに作業をしている
・周囲の人間とのコミュニケーションを怠っている
・「お金をもらう代わりに日本社会に尽くす」という信念を持っていない

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