心理学の資格を使ってスムーズに転職する５つの必勝法☆

心理学の資格は、ストレス社会の今、多くの企業で必要なキャリアの1つになっています。会社で心理カウンセラーを配置するなど、心理学の資格を取得する人も増えてきていますよね。

しかし、心理学の資格は、転職をする人にも役立つことを知っていましたか。「転職と心理学って関係あるの」と思っているそこのアナタ。心理学の資格を使うか使わないかは、あなたの転職に大きな影響を与えますよ。

転職はアナタの人生を決める大事なステップですよね。家庭をお持ちの方なら失敗も出来ないはず。今回は、心理学の資格を使ってスムーズに転職する方法についてお伝えします。

転職で失敗したくないと考えている人は、心理学の資格の取得や心理学を勉強する所から始めましょう。

なぜ転職をしたいのか考えよう

転職したいと考える人の多くは、今の会社に満足していないからですよね。しかし、それだけの理由で会社を辞めてはいけません。まずは、なぜ満足していないのか、その理由を考えてみて下さい。

あなたが仕事に満足していないのは、人間関係が問題なのでしょうか。それとも仕事が自分に合わないからでしょうか。心理学の資格があれば、そのような悩みで転職するなら危険だと分かるでしょう。

なぜなら、現状に満足できない人は、新しい職場でも決して満足出来ないからです。このような場合、まずは自分の考え方を変える所から始めなければなりません。このように、自分の考え方を変えるにも心理学の資格が必要となるでしょう。

会社を辞めたいと考える人のなかには、今の仕事が楽しくないと考えている人もいますよね。では、どうしたら自分が楽しいと思える仕事に巡り会えるのでしょうか。

それは、自分の性格や適正について知ることです。転職する時に、企業名や年収だけで決めてしまう人も多いですが、それだけで転職先を決めてしまうと、後で後悔する結果に。

そうならないように、自分の性格や適正に合った仕事の中から選ぶのがお勧めです。自分の生活や適正について知るには、やはり心理学の資格が必要なのです。

ここからは、アドラー心理学と呼ばれる心理学の知識を転職に活かす方法について考えましょう。アドラー心理学とは、近年、ビジネスパーソンの多くが学んでいる心理学の1つ。

心理学の資格を取得することが難しいという人は、このアドラー心理学を、独学でも良いので学んでみるのはいかがでしょうか。

さて、アドラー心理学では、人間が幸福を感じるには、何を持つかではなく、何をするかによって決まるとしています。転職というと年収に目が行きがちではありませんか。

つまり、人は何を持つかに注目してしまう傾向にあるんです。しかし、その会社で何をしたいのかを考えて転職するなら、年収の多さでは測れない幸福感を得ることが出来るかもしれませんよ。

アドラー心理学には、「共同体感覚」という考え方があります。共同体感覚とは、社会のなかで生きていると認識して、その上で幸せになるために行動することが大切だという考え方です。

会社で勤めていると、どうしても、会社だけの小さな世界や価値観に浸ってしまいます。しかし、世界に目を向けてみると、自分の考え方が小さなものであったと気付きますよね。

共同体感覚を身に付けるには、他者を信じ、他者に貢献することが必要です。転職する際は、色々な人と話をしたり、自分とは考え方の違う人たちの意見を聞くことも大切です。

最後に考えたい考え方は、アドラー心理学の根幹を成すものです。それは、過去ではなく未来に目を留めるということです。

多くの人は、何か問題があった場合、過去にあった原因を探ろうとします。これは、原因論といって、昔から行われてきた手法でした。

しかし、アドラー心理学は原因論を否定しています。今の自分を作るのは、何を目的にして、どんな行動をするかということ。

転職というと、次は失敗しないようにと過去の自分の間違いを探ろうとしますが、それは間違い。将来、何をしたいのかを強く意識して、それに伴った努力をするなら自分を成長させることが出来ますよ。

転職先を選ぶ際に、多くの人は年収やブランドネームだけに目が行きがち。しかし、心理学の資格を取得したり、心理学について学ぶなら、年収やブランドネームだけではない自分にとって本当に幸せをもたらす転職先を探すことが出来ます。

例えば、今の会社が自分に合わないと思っていても、自分の考え方を変えるだけで問題を解決出来るケースや、自分にとってやりがいのある仕事を見つけるために、自分の適性や性格を知ることが大切でしたよね。

更に、やりがいのある仕事について考える、見聞を広げる、未来に目を留めるといった行動は、良い転職先を探せるだけでなく、アナタ自身を成長させてくれるでしょう。

転職は、アナタの人生を大きく左右します。心理学を学び、スムーズに転職出来るスキルを身に付けて下さいね。