仕事がつまらないと感じたり、仕事に対するモチベーションが上がらないといったマンネリズムを感じたことがあるかたは多いでしょう。中には、転職を考えるほど深刻なかたもいますよね。
仕事でマンネリムードを感じる原因は、毎日の決まった仕事内容にあったり、同じメンバーとのやりとりや作業にあったり、指示されることを待つだけの仕事をしていることなど、さまざまあります。
仕事にマンネリムードを感じる人の中には、上司や会社の方針が変わらなければ、マンネリムードは変わらないと思っているかたがいます。もちろん、会社の規則や慣習など、変えようのない部分はあります。
でも、自分の意識を変えるだけで、あなたが感じているマンネリズムが一変することもあるのです。今回は、仕事で感じるマンネリズムを変える意識改革テクニックをご紹介します。
自分から環境を変えようと努力することは、とても大切なことです。いずれもすぐにでも始められるテクニックなので、ぜひ試してみてくださいね。
職場で手軽にできることを試してみよう
マンネリムードを変えるためには、小さくてもよいので変化を起こすことが大切です。そこで手軽にできるのが、仕事のやりかたを変えること。仕事に支障が出ないことを前提として、優先順位のつけかたを変えてみたり、時間配分や手順など、いつもと違ったやりかたで仕事をしてみましょう。
また、自分が携わっている仕事において、もっと別のやりかたがないか、もっと早く仕事を進める方法はないかなどを考えて、試してみてもよいですね。時間が許すようであれば、デスクの上や周辺を模様替えしてみましょう。たったこれだけで、マンネリムードが一変しますよ。
形から変えてみよう
通勤するときの服装や髪形などを思いきり変えてみるのも効果的です。今までのイメージを払拭するくらい思いきり変えることがポイントです。たとえば、長い髪を切って短くしてみるとか、パーマをかけてみるとか、許されるようであれば髪の色を変えてみてもよいですね。
会社では制服だというかたは、スーツで通勤するのをやめてみるのもよいでしょう。服装や髪形を誰が見ても分かるくらい思いきり変えることで、気分もガラッと変わりますよ。社会人として許される範囲内で楽しんでみてくださいね。
目新しい風景を楽しみながら通勤してみよう
毎日同じ経路で通勤されているかたが多いですよね。毎日同じ道を歩いて、毎日同じ電車に乗る。このパターンを変えてみましょう。日ごろから快速電車を利用している場合は、各駅停車を利用して、のんびり通勤してみてはいかがでしょうか?
いつもより早く家を出なければいけなくなってしまいますが、いつもの見慣れた風景が少し違って見えますよ。自宅から駅までとか、駅からオフィスまでの道のりを、いつもとは違うルートにしてみるのもおすすめです。
目新しい風景は、新鮮さを感じるものです。道端に咲く花に心が和んだり、新しいお店を発見できるかもしれませんよ。いつもとは違う通勤ルートを通って出勤するだけで、気分がリフレッシュされ、仕事に対する姿勢も変わります。ぜひ、試してみてくださいね。
仕事から離れる時間を作る
仕事や職場に対するマンネリムードから抜け出すためには、仕事から離れてみることも必要です。可能であれば、有給休暇を利用してまとまった休みをもらいましょう。とれた休暇で、一人旅に出るのもよいですし、家でのんびり過ごしてもよいでしょう。
日ごろできなかったことをやったり、やりたくてもできずにいたことをやってみる時間にあてることもおすすめです。仕事から離れ、自分だけの時間を楽しむことで、本来の自分を取り戻せるので、仕事に対する意欲が変わってきますよ。
プライベートを楽しもう
仕事も大切ですが、同じくらいプライベートも大切にしていますか?仕事ばかりでプライベートを楽しむ時間がないというかたもいますが、ぜひプライベートを楽しんでください。スポーツジムに通ってもよいですし、ゲームセンターやカラオケなどでストレスを発散させてもよいでしょう。
新しい趣味をはじめてみてもよいですね。なかなか時間がないというかたは、お昼休みに、オシャレなカフェでランチする時間を作ってみてはいかがでしょうか?プライベートな時間を楽しむことで、心がリフレッシュすると、仕事に対する意識も変わってきます。ぜひ試してみてくださいね。
将来の目標はありますか?
あなたは、5年後や10年後の将来についてどの程度まで考えていますか?はっきりとした目標設定ができていますか?まずは、将来自分はどうなっていたいのか、そのためには今どうすればよいのかを考えてみましょう。
それを叶えるために必要な資格やスキルがあれば、どんどん実行に移しましょう。目標ができることで、仕事に対するモチベーションもあがりますよ。今あなたが属している会社で実現できる目標であれば、異動を視野に入れ、上司に相談したり、アピールしたりしてもよいですね。
仕事の成果を感じましょう
営業職のように、成果が形となって目に見えるような職種の場合、それが仕事に対するモチベーションを上げるために有効ですが、成果が見えない仕事に就いているかたも多いですよね。仕事の成果をあまり感じずにいるとマンネリズムを感じることがあります。
これを解消するために、自分で自分を採点してみましょう。仕事のスピードや精度、仕事の量などいくつかの項目を設けて、毎日仕事が終わった段階で評価してみましょう。毎日の仕事を可視化することで、仕事の成果を感じることができますよ。
マンネリズムについて、視点を変えて見たことがありますか?マンネリズムは、現状に慣れてしまったときに感じる傾向がありますが、これは、視点を変えれば、今の仕事に対して、簡単にこなせるだけのスキルを身につけたということです。
あなたにとっての大きな財産だと思いませんか?仕事に対してマンネリズムを感じられるほど成長したあなたなら、今後さらなるスキルアップができることでしょう。マンネリズムを感じる原因を周囲のせいにして、何もせずにいるよりも、自分から変えていこうと意識して、実行に移してみることが大切です。
小さな変化が大きな変化につながることもあります。あなたの変化を見て、職場全体が変化に向かっていくこともあるのです。まずは、行動することから始めてみましょう。
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