言霊で人間関係が楽になる・人付き合いが変わる言葉の魔法9ステップ


言霊で人間関係が楽になる・人付き合いが変わる言葉の魔法9ステップ

言霊・・コトダマ。ちょっと霊的な言葉ですよね。。

言霊とは日本で「言葉に宿ると信じられている霊的な力」の事です。声に発した言葉が、何らかの影響を与えると信じられていて、良いことを言うと、良いことが。悪い事を言うと、悪い事が起きるとされています。

そこで今日は言霊で人間関係を楽にする、人付き合いが変わる言葉の魔法についてお伝えします。

結婚式のスピーチに、使ってはいけない言葉でいくつか挙げられているのも、こういう「言霊」があるという前提でのマナーなのですね、さすが、日本の奥深い文化です。これを、人間関係に活用するために、ちょっと考えてみましょう!!

ありがとう

まずはダントツ筆頭にあげられる「ありがとう」

何気なく使っている言葉ですが、意味をじっくり考えてみたことありますか?2通りの解釈ができると思うのです。

① 「有ることが難しい」=「滅多にないこと」
滅諦ない事だからこその感謝、ありがとう

② 「難しいことが有る」=「どうしてこんなに難しいことがあるのだろう」
だからこそ、気づく大切な事、ありがとう。

後者は後からじっくり気づく「ありがとう」なのかもしれません。あの時、どうしてあんなに辛かったのか、今になればわかる。だから「ありがとう」

「ありがとう」を使うとき、どちらの思いで使っているかちょっと考えてみましょう。やってくれるのは当たり前、そういう思いがあったら、本当の「感謝の思い」がのらない表面的な言葉になっちゃいますよ。

 

ごめんなさい

この言葉、実は歴史がながいです。鎌倉時代にはもう原型があったそうです。

接頭語の「御」に「免」(=許す)という言葉で「御免」と使われていました。元は許してくれる相手の寛大さを期待して尊敬をこめて使っていた言葉だと言われています。=「どうかあなたの寛大さで許して下さい」と願う言葉だそうです。これまた、深い言葉ですよね。

「ごめん、ごめん」と軽く使われるようになった現代。これからは言霊を意識して、そこに相手への尊敬の念を込めて使ってみませんか

 

大好きです、愛しています

西洋の人は、日常の挨拶で「I Love You」を使います。
一方、日本は「言わなくてもわかるでしょ」という、察する文化が妙な形で
残ってしまっているので、大切な事ほど、大切な人ほど言わないパターンが多いです。

または、遠回りな言い方をする。本当はすごく謝りたいのに「そういう考え方も悪くないけどね」とちょっと上から言ったり、本当は会いたくて仕方ないのに「時間があったらね」と大きくでたり。

これでは、コトダマが台無しです。「大好き」「愛している」の言葉に、たくさんのLOVEが乗って、相手に飛んで行ってくれるのに。。

もう一度、思い出してください。「発した言葉が影響を与える力」なんですよ。こんないい手、つかわないのはもったいないですよ

 

では、ここからは言霊との付き合い方です

 

マイナスな言葉を発しない

気づいていない人が多いのですが、発した言葉は相手が聞くと同時に、あなた自身にも響いているのです。

相手を批判した言葉、相手に向けたキツイ言葉は、そのまままっすぐに、あなたに突き刺さり、その言葉が持っている「影響力」をあなたに与えます。

だからこそ!!マイナスになる言葉を発するのを今日からやめてみましょう。グッと我慢です。飲んでしまいましょう

 

心に響いた言葉を書きとめる

心に響く・・と言う事はすなわり、その言葉の霊的な力をあなたが受け取ったという事です。忘れてはもったいないですよね。すぐにメモしましょう。

いつか、あなたが辛い時、またはお友達が困った時に、その霊的な力をもった言葉は、かならずや再び力を発してくれるでしょう。そして、そんな素敵な言葉をくれたあなたに、その人は大きな感謝をしてくれるでしょう

 

相手にマイナスを発せられた時の対処法

どうしても避けられないのが、このパターンです。

自分から発する事をどんなに意識できても、相手の発する言葉まではコントロールできません。相手にとってもキツイ事を言われたら「ありがとう」と思いましょう。言葉にすると、逆に怒らせてしまう事にもなり兼ねないので、心の中で言うのです。

さっき書きましたよね。「難しいことが有る」=なんでそんな事を言われるかわからない、としても、あなたには言われた方が良かった事なのかもしれません。でも、それはずっと先にわかる事。だから今は「ありがとう」と心の中で言うのです。「キツイ事をいってくれてありがとう、いつかその意味が分かる日が来る」って信じて

 

言ってしまったら「キャンセル、キャンセル」

そうはいっても、聖人君子ではないので、思わず言ってしまうヒドイ言葉もあると思います。そういう言葉は、言った瞬間に自分がいい思いをしないので、すぐにわかると思います。自分が発する言葉はそのまま自分に突き刺さる、の原則ですね。

いい思いがしない言葉を言ってしまったら「キャンセル、キャンセル」と唱えてみましょう。心に届くのをシャットアウトするイメージです。

やり直せない事はない。誰だって間違いはあるのですから。そこに気付いてからのあなたの態度を改めればいいのですよ。

 

言葉は「タネ」になると認識する

言葉は「種」に似ていると思います。霊的な力を持った「種」。そのまま投げかけて、すぐに芽をだすかもしれない。何年後かに、ふと芽が出るかもしれない。

つまり、それくらい人の心に留まる性質があるという事を認識しておきましょう。

幼い頃に母親からいわれた言葉

幼い頃に友達からいわれた言葉

それが何十年も人を苦しめることだってあるのです。いえ、現代の現象は、そういった言葉の悪い使われ方で心を痛めている状態と言ってもいいかもしれません。

昔の日本人は言葉をしっかり選んで使っていました。今は気軽に、読み直すこともないくらい早くメールができたりするので、なおさら危ないという事も気にかけておきましょう。自分の思いに沿った言葉は見つからない場合は、素直にそう伝えればいいのです。変に慰めたり、下手に誤ったりせずに。それくらい「言葉」の潜在的な「種」の要素を認識しましょう

 

言葉に自ら思いを乗せる

言葉には「霊的な力」があるというのがコトダマだとお伝えしました。だからと言って、依存してはいけないと思うのです。

感謝の気持ちや、謝罪の気持ちがあるならば、やはりその言葉にあなたの思いを意識的に乗せるようイメージしましょう。

気軽にいわれた「ありがとう」には力がありません。

簡単にいわれた「ごめんね」には思いがありません。

言葉では伝えきれないかもしれないけれど、本当にありがとう。
どんな表現してもつたえきれないかもしれないけど、本当にごめんね。

そんな心をのせた言葉こと、本当の言霊のパワーを発揮するのかもしれません。

 

さて、古来、言葉をとても大切にする国民だった日本人。コトダマという力を信じている日本人。メールが発達した今だからこそ、もう一度見直してみましょう。

 

言霊で人間関係が楽になる
人付き合いが変わる言葉の魔法

・ありがとう
・ごめんなさい
・大好きです、愛しています
・マイナスな言葉を発しない
・心に響いた言葉を書きとめる
・相手にマイナスを発せられた時の対処法
・言ってしまったら「キャンセル、キャンセル」
・言葉は「タネ」になると認識する
・言葉に自ら思いを乗せる

コメントをお書きください

  1. sat より:

    本来言霊とお祓いはセットになっているものです。そして、お祓いの本質は、相手や周囲など自分に都合の悪い物事だけを祓うのではなく、都合が悪いと感じている自分自信も祓う、ということなのです。この自分を祓うということを〝自分に都合よく”目をつむっていては十分に祓われません。そして、言葉には必ず言霊が宿っているというのは言霊信仰ですね。言霊が宿す言葉と言霊が宿らない言葉があります。悪口や悪い言葉が相手に不快な思いをさせたり、自分が不快な思いをするということは確かにるのですが、それは言霊の作用というよりは、交感神経の働きが優勢になる反応と見る方がいいでしょう。言霊は必ず実現するものですが、悪口を言われても気にならない人もいる分けです。つまり、その人には悪口は作用しない分けです。これは言霊とは言いません。
    他者から嫌な思いをさせられた時に、言霊を使って嫌な思いを抜く方法としては、自分が感じた嫌な思いを「ぴったり言葉」で表現するという方法があります。嫌な思いにも「むかつく」「腹が立つ」「ひどすぎる」「本当に嫌だ」「死ぬほど嫌だ」などの言葉があります。自分の嫌な思いにぴったりとくる言葉を見つけると、嫌な思いをした相手やきっかけとなる体験が無くなるわけではありませんが、その相手や体験に感情で執着しなくなくなるようになります。これは「ぴったり言葉」の言霊の作用です。

  2. しん より:

    納得でした。

  3. 匿名 より:

    私も言霊凄く響きました。
    新しい糸口になりそうです。
    他の方のコメントにも、ある様に
    凄く意地悪な方に酷い事をされて許せない
    気持ちに支配されて辛く苦しい自分も
    います。

  4. いり より:

    読まさせてもらって、三原さんと私が同じで驚きました。
    相手の事が許せなくて、悔しくて…そして考えれば考えるほど今がうまくいかなくて…
    悪循環なんですね
    違うことに打ち込もうと思います。
    ありがとうございました

  5. 三原光子 より:

    ためになりました!ありがとうございます。ありがとうはいいことばですよね!言っているほうもなんだか気持ちが良くなります。ですが私、は以前勤めていたお店でものすごく意地の悪い年上女性からされた嫌がらせをされ彼女の言動を思い出すといまだに腹立たしく、どうしても彼女の人生の失敗を期待してしまいます。本当に意地が悪い人だったので一年たった今でも許すことも忘れることもできません。今私の人生が上手く行っていないのは彼女のせいだと考えてしまいます。このような時はどうすればよいでしょうか?お忙しいところ申し訳ありませんが宜しくお願いします。

    • 通りすがりです。 より:

      三原さんこんにちは。たまたま通りすがりでコメントを読みました。そういうことは誰でもあると思います。どう振り切るかですよね?
      ずっと彼女に執着しているのでなかなか逃れられないのだと思います。よく執着を捨てよという言葉がありますよね、マイナスの執着を持っていたらいつまで経ってもあなたは幸福感を得ることはできませんよね?彼女の事なんか忘れてしまえばいいのです。でも思い出して腹を立てまた執着が強くなる、こういうのが悪循環なのでしょう。他の事に打ち込んで下さい。自分の心が気持ちよく感じるものに!人に親切にしたり、自分の部屋の掃除でもいいんです。簡単なことを毎日続けて小さな幸福をどんどん貯めましょう。そうすれば執着はなくなります。彼女のことも忘れます。時間がかかることですが、振り返らず地道に頑張って下さい。彼女が浮かんだらちゃっとかき消して違う楽しいことを考えるくらいの心意気です!目の前のことを一生懸命やっていればマイナスは必ず消えます。

      • 三原光子 より:

        お返事遅くなりました!ありがとうございます☺そうですよね!いつまでも執着してはいけない❗自分が気持ち良くなるものを探して打ち込んでみます。彼女の顔が浮かんだら、ささっとどかしますね!でもこのコメントを書いた頃に比べてかなり前向きに考えられるようになりましたよ!これからももっと、前向きに考えてもう全然思い出さないくらい楽しい毎日を送れるようになりますね!