うまく話せないと感じたときに見直すべき話し方のルール


初対面の方や会社での上司などと話す時に、「なんかうまく話せないな、ぎこちないな」と感じたことがある方もいるでしょう。すぐに言葉に詰まってしまったり、相手がいかにも楽しくないという表情でいることを悟ってしまったり。

そんな時は早くこの話終わらせたいなと思ってしまいますよね。そしてもうこの人とは会いたくないなと考えてしまうものです。しかしそれではまたその方と話すことがあった時に同じことになってしまいます。

同じ職場の人ならなおさらですが、その方と二度と会わないとは限りませんよね。ですので次にそうならないためにも、なぜうまく話せなかったのかを見直すことが大事なことです。それが解れば次に会ったときには気持ちよく会話ができるようになります。

そこで今日は誰かと話をしているときにうまく話せないと感じたときに、見直すべきルールをお伝えします。ではご覧ください。

笑顔で話ができているか

まずは誰かと話しているときに、笑顔を出せているかをチェックしましょう。

会話をしているときに相手の表情が沈んでいたり怒っているような表情であれば、話す気力を失ってうまく話せないですよね。それは相手も同じことです。

話す時は自然と相手の表情を見るものですので、どうも相手が話を楽しそうにしていないなと感じたときには、自分自身がどのような表情をしているか意識してみましょう。緊張して顔がこわばっているのかもしれません。

話の内容にもよりますが、挨拶やなんてことのない会話であれば笑顔で話すことが、うまく話ができるコツとなります。

一方的に話し過ぎてはいないか

会話をしているときには、自分自身が一方的に話してはいないかということに注意しましょう。もし話しているときに相手の顔が曇ってきたら、あなたが話し過ぎていて嫌になってきているかもしれません。

会話はお互いが話すことと聞くことを交互にしていくものです。どちらか一方が話し過ぎてしまえば、その相手は聞くだけとなってしまいうんざりしてしまうでしょう。

相手の話に対して意見や相槌もなしに、また自分の話に持っていくことも相手は良しとしないでしょう。それではうまく話せないのも無理はないです。

相手の話もしっかり聞いていくことを意識することは、会話において大切なことです。

汚く雑な言葉を使っていないか。

話をしているときに相手の口調が強くなってきたことはないでしょうか。最初は穏やかだったのにだんだん変化してきたのなら、もしかしたらあなたの喋り口調に問題があったのかもしれません。

会話しているときに、相手が雑な言葉や汚い表現などを平気で使っていたら気分が悪いですよね。もし相手の態度が穏やかでなくなったら、相手にそんな気持ちを持たせてしまっているのではないでしょうか。

「ほんとあいつバカすぎでさ」「やってらんねんだよマジで」なんて言葉を連呼していたら聞いてる方は誰だって話をするのを止めたくなりますね。うまく話せないのは当然のことです。

相手の話に対しての返しが簡素すぎではないか

会話がなかなか上手く続かないなと感じたら、あなたの返事に問題があったのかもしれません。相手の話に対して返事を簡素に済ませてはいないでしょうか。

相手の話した内容に対して「はい、そうですね」「それはわかりません」「へー、そうなんだ」というような返事をしてだけで終わってはいないでしょうか。もしそうであれば相手は自分の話に興味がないのかと感じて、話すことを止めてしまうかもしれません。

うまく話せないと感じたのなら、相手の話題に相槌した後にそのことに対してどう思うのか、意見を出すことも大事なことなのです。

自分だけが分かる話題ではないのか

会話が盛り上がるかどうかはどのような話題であるかが重要です。特に仕事の関係などではないプライベートの時間に話すことには特に注意が必要なことですが、それは自分だけが知っている話題ではないかというところです。

自分は興味を持っていても相手もそうとは限りませんよね。例えば普段からあまりテレビを見ないという方に対して「昨日のあのドラマみた?」「あの番組おもしろいよね」なんて話ばかり持ちかけてしまえば、相手だってうんざりしてしまうでしょう。
うまく話せない状況になってしまいます。

話をしていきながら相手がどのようなことに興味を持っているのかを知っていくことが大切なことです。

相手の目を見すぎてはいないか

誰かと話す時に、わりと意識をしていないのが目線です。話し相手が会話中にどこを見ているかは気持ちよく話をするうえで大事なポイントなのですが、あまりに相手の目を見すぎていることも良いとは言えません。

相手の目を見すぎていることにより、見られている方は威圧感を感じてしまいます。「なんかこの人怖いな」と引いてしまう方もいれば、「何か言いたいことでもあるの?」と怒りを感じてしまう方もいます。そう思われてしまうと、うまく話せないですよね。

全く違うところを見ていることも良くないのですが、ずっと相手の目を見ているのではなく、適度にそらしながら話をしていきましょう。

愚痴ばかりになっていないか

話をしているときに、聞いているほうが最も気分を害することの一つと言っても過言ではないでしょう。愚痴ばかり話す人には愛想をつかしてしまいます。

誰でも多少は愚痴を言いたいという気持ちは分かりますが、会うたびに聞かされていたら聞く方もたまったものではありません。しかも、いつも同じような内容の愚痴であれば、相手からしたら「もう会うことも止めようかな」と考えてしまうでしょう。

たまにであればそこまで問題はないのですが、「口を開けば愚痴だ」と印象づけられないように注意をしましょう。そうなりますと、うまく話せないどころか会ってもくれなくなるかも知れません。

 

さて、うまく話せないなと感じたときに自分が見直すべき点についてお伝えしました。誰かと話をするときは楽しく盛り上がったりスムーズな会話の流れであるほうが良いですよね。

しかし自分本位の話し方をしてしまいますと、相手としては「つまらない」「なにかイライラする」「この人には会いたくない」と思われてしまいます。そうならないようにするためには、会話のルールを守って話をすることが大事ですね。

もし「この人とはうまく話せないな」と感じたときは、相手のせいにする前に自分の話し方を見直してみましょう。実は自分に原因があることも多いのです。それを繰り返しながら会話のルールを学ぶことができれば沢山の方とうまく話ができるようになるでしょう。

そうなれば交流も広がり新たな友達もできますし、なにより楽しく充実した時間が増えることにもなります。

【まとめ】

うまく話せないと感じたら

・笑顔で話せているか
・一方的な話の流れではないか
・汚い言葉を使っていないか
・相手の話に対して返事が簡素すぎていないか
・自分だけが分かっている話題ではないか
・相手の目を見すぎてはいないか
・いつも愚痴ばかりになってはいないか

を見直してみましょう。

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