トーク力を高めたい人が磨くべき7つのポイント


トーク力がもっとあれば、「友達が増えるのに…」「仕事がうまくいくのに…」などと思うことってありますよね。その一方で、トーク力はもともとの性格の問題だからとあきらめてしまっている方もいるかもしれません。

しかし、それは大きな間違いです。トーク力は、テクニックであり、練習することで誰でも高められるものなのです。トーク力を高めると、自分の話に関心を持ってもらいやすくなり、対人関係がうまくいくようになり、きっとビジネスもプライベートも今より充実することでしょう。

今回は、自分の思い・考えをうまく人に伝えられないという悩みを持つ方必見です!では、これからトーク力を高めたい人が磨くべきポイントについてお伝えします。

非言語的表現も大切

トーク力と言うと「はなす」力であると考えてしまいがちですが、実際は「伝える」力でしょう。

さて、相手に自分の思い・考えを伝えるためのポイントは何でしょうか。あげればきりがないでしょうが、その中でもよく忘れられてしまうのが、非言語的コミュニケーションです。

人は話を聞くときに、話の内容だけでなく、表情・ジェスチャーから相手を理解しようとするようです。まずは、そういった一見関係なさそうな部分に注意するところから始めましょう。

 

自分の考えをまとめる

相手に話している途中で自分はけっきょく何を言いたいんだろうと感じたことはありませんか。その場合は十中八九、相手も同じことを感じています。話す側がきちんと自分の伝えたい内容をまとめていないと、相手は大変な思いをすることになります

伝えたいことを明確に、そして簡潔に話すことがトーク力アップの鍵です。プレゼンなどビジネスの場では特に、事前にそれを意識した練習をしておきましょう。

 

相手の理解度を推測する

後でも述べますが、トークは一人でするものではありません。「伝える」というのは相手あっての行動です。自分が気持ちよく、すらすらと話せたらOKなどとは考えないでくださいね。

相手の理解度を推測すると書くと少し難しく感じてしまうかもしれませんが、話しているときに相手が理解できていないというのには、相手を見ていると意外にも気づくものです。相手の表情や頷きなどを見ながら話すように心がけましょう。どこか引っかかっているようなら、それを聞き出せるとより良いでしょう。

 

想像しやすい話を

相手に考えをうまく伝えるためには、相手が想像しやすいように話す必要があります。難しい話をするときには、比喩を使うなど工夫しましょう。

さらに大切なのは、「話の道筋」がみえやすいように話すことです。日本人は最後に結論を持ってくる傾向があるようですが、それではずっと何が言いたいか分からない状態が続いてしまいます。

何が言いたいのかを先に述べることで、その後の詳細を理解しやすくなります。トーク力を高めるために、全体から部分、抽象から具体の流れを押さえておきましょう。

 

トークは1人でするものではない

トーク力が高い人は「相手」を重視しています。自分が話していることを理解してくれているかはもちろんのこと、それに対してどう思っているかを知ることも大切です。

一方的に話し続けるのではなく、相手が意見を言う時間を作りましょう。それを聞いて、相手のニーズに合うように話の方向を修正できるといいですね。

 

良い聞き手になる

トーク力の話だから「良い話し手」になれば良いと考えるのでは不十分です。トーク力が高い人は、良い聞き手が多いと言われています。

日ごろから相手の話に真剣に耳を傾けていると、その人の思考が理解できますし、相手からの信頼も得られるので、一石二鳥です。良い話し手になる前に良い聞き手を目指してみましょう。

 

見た目を磨く

トーク力に不安を感じている人の多くは自分に自信がないのではないでしょうか。自分に自信を持つための手っ取り早い方法は見た目を磨くことです。

服装や髪型を変えるだけで気分が大きく変わるものです。尊敬している人・素敵だと思う人を参考に、思い切って見た目を変えてみましょう。そうすることでこれまでより堂々と話せるようになるかもしれません。

 

非言語的表現や聞く力など、これまでは気にも留めていなかった方も少なくないかもしれません。しかし、話している内容がどれだけ素晴らしいものであっても、それがうまく伝わるかは別問題ですし、伝わらなかったら何も意味を持ちません。話の内容を磨く以前に、まずは相手に自分の考えや思いを伝える力を磨いていきましょう。

トーク力にはカリスマ性や天賦の才能が必須ではないということを理解していただけたでしょうか。この記事を読み終えたあなたは、すでにトーク力アップに必要なノウハウを得たはずです。あとは練習を繰り返し、これらを習得するだけです。

もちろん一朝一夕で身につけられるものではありませんが、努力の末に得られたものこそ自信を持てるのではないでしょうか。あきらめることなく、少しずつトーク力を磨いていきましょう。

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