「人は誰しも必ず失敗を経験する」と言っても決して過言ではないでしょう。失敗の大きさは、その時のタイミングや人それぞれですが、失敗を経験しない人というのは存在しません。ただ、その失敗を成功に変えることができたらどうでしょうか?
きっと、失敗をバネにたくさん成長して、大きな成功を手にすることができますよね!
そこで今日は失敗を成功に変えるためのとっておきの方法をお伝えします!コツさえつかめばとっても簡単。失敗を成功に変えて、一回り大きな人間に成長しちゃいましょう。
まずは気分をリセットする
失敗した時に、まず一番最初に「必ず」やらなければいけないことがこれ。落ち込んだり、イライラしたり、焦ったり、人のせいにしてみたり・・・いわゆるマイナスの感情状態では、失敗を成功に変える発想をすることが難しくなります。
具体的な気分の切り替え方法は次のステップになります。
1.まずは失敗した時の感情を味わいつくす。
このとき、感情を無理矢理押さえつけずに、じっくりと感じることがポイントです。すると、1分もたたないうちに、マイナスの感情が消えていきます。
2.成功したときを思い描いて、ポーズを決める。
背筋を伸ばし、視線を上げて成功している時のことを思い浮かべましょう。ガッツポーズをしてみたり、笑顔を作ってみたりするとさらに効果的です。
気分のリセットは、成功への必須条件です!!他の方法の前に必ず行ってください。
その失敗に点数をつける
気分をリセットして冷静になった状態で、点数をつけます。成功した状態を100点満点として、失敗の状態は何点なのか、点数をつけてみましょう。
例えば、失敗の点数が20点だったとします。次に、「20点」を取ることができた理由を考えてみます。
多くの人が、100点満点のうち「失った80点」を考えて落ち込んだりしてしまいますが、成功への鍵は「できている20点は何か?考える」こと。失敗を成功に変える重要なポイントになりますので、是非やってみてくださいね。
失敗への恐怖を取り除く
失敗をすることで最も問題になのは、「失敗に対して恐怖心が芽生えたり、自分への自信を失ってしまったりして、再チャレンジできなくなること」です。成功するためには、失敗への恐怖心を取り除くことが鍵となります。
もし、再チャレンジへの恐怖ができてしまったら、「なぜ、再チャレンジを恐れているのか?」自分自身に問いかけをしてみてください。「人に拒絶されることへの恐怖」とか「自尊心が傷ついた。恥をかいた」など、失敗を恐れる理由が分かったら、次の質問をしてみてください。
たとえば、人に拒絶されることが原因で再チャレンジができないとしたら、「本当に、拒絶されているんだろうか?」と問いかけてください。意外と自分の思い込みであったり、他人から見たら大したことではないことを大げさに恐れてしまっている場合がほとんどなのです。
成功する人というのは、あきらめずにチャレンジを続けられる人。そのためにも、失敗への恐怖は取り除いておきましょう。
その失敗から学んだことを5つ書き出す
失敗を成功に変えられる人は、失敗から学んでいます。失敗から学んだことを5つ書き出してみましょう。ノートを取り出し、「今回の失敗から学んだこと」とタイトルを書いたら、5つの空欄を作りましょう。
人間の脳には「空白を埋めたくなる」というしくみがあります。先に空欄を作ってしまうと、必ず5つの学びが出てきます。5つの学びを成功につなげていきましょう。
他の人に任せる
「苦手なことで失敗している」のであれば、他の人に任せてしまう・他の人に手伝ってもらうという決断も必要です。多くの成功者は、「自分より能力がある人を使うこと」に長けていて、自分の得意なことしかしていません。
失敗から、自分の苦手な能力を発見し「手放す」ということも大切です。
もし、あなたが組織の中で苦手な仕事をまかされているとしたら、成功するのは難しいでしょう。そういった場合は思い切って配置換えを願い出るということも一つの方法です。
恋愛や人間関係などの個人的なことであれば、得意な人に手伝ってもらうという方法も有効です。
具体的な改善策を考える
失敗の原因を「気合いが足りなかったから」とか「タイミングが悪かったから」とか、精神論や環境のせいにしていませんか?成功を失敗に変えられる人というのは、自分自身でコントロール可能かつ、改善できることを具体的に考えることができる人なのです。
「ここのオペレーションを、このように改善してみよう」とか「次は、このように指示を出してみよう」とか、あくまでも具体的な「行動」の改善策を考えてみてください。まとめると、次のようになります。
・自分がコントロールできないもの(他人/環境/運など)のせいにする ⇒ ×
・感情的・精神論的なことを原因にする ⇒ ×
・具体的な行動の原因を考え、改善策を考える ⇒ ○
他の人に相談する
他の人に相談するという方法も、失敗を成功に変える方法としてかなり有効です。他の人に話を聞いてもらうだけで、悩みの7割は解決すると言われています。
しかし、相談する人は、誰でもいいという訳ではありません。最低でも以下の2つの基準を満たしている必要があります。
・利害関係のない人であること
・話を聞ける人であること
利害関係がある人(例えば、会社の上司や同じプロジェクトの人)、話を聞けない人(おしゃべりが好きな人)に相談するのは、あまりお勧めしません。
なぜなら、相談相手自身にとって都合のよい解決策を提示してきたり、自分自身に全く合わない方法を提示されたりする可能性があるからです。これは、必ずしも成功につながるとは限らないので注意が必要です。
成功しなかった時の言い訳を先に考えておく
成功しなかった時、あなたはどんな言い訳をしましたか?「自分に能力が足りなかった」「時間が足りなかったから」とか、自分や他人に対して言い訳をしませんでしたか?
次に成功するためには、「言い訳を先に考えておく」こと。自分自身に正直に、成功しなかったときの言い訳を先に出してしまいましょう。
言い訳を出し切ったら、言い訳をしないための対策や方法を考えて実行しましょう。もう、これで成功するしかなくなってしまいます!
次に成功するまでのストーリーを作る
映画や神話の中では、主人公は挫折や失敗を経験した後で、必ず最後に栄光や幸せを手にします。妄想で構わないのでヒーロー・ヒロインになったつもりで、今回の失敗から、成功するまでのストーリーをノートに綴ってみてください。
ストーリーの中で、あなたが失敗したことはどんな意味を持っていましたか?成長するためかもしれませんし、大切なものに気づくためだったかもしれません。「失敗したことの意味」をストーリーの中から見つけ出してください。
失敗の意味に気付き、成功までの道のりが見えたら、勇気を持ってその道を進んで行ってください!
さて「失敗は成功のもと」なんて良く言われます。失敗を成功に変える事ができたら、そのノウハウは一生モノ!失敗をそのままにしておくなんてもったいないですよね。
成功したい、もっと自分を成長させたい人は、失敗と上手につき合っていくことが大切。
視点をちょっと変えるだけで、成功へのスピードが加速します。失敗した、、、と落ち込んでばかりいるのではなく、その先にある成功のために是非この方法を試してみてください。
まとめ
失敗を成功に変える為に
・まずは気分をリセットする
・その失敗に点数をつける
・失敗への恐怖を取り除く
・その失敗から学んだことを5つ書き出す
・他の人に任せる
・具体的な改善策を考える
・他の人に相談する
・成功しなかった時の言い訳を先に考えておく
・次に成功するまでのストーリーを作る
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