目標達成するために必要な7つのプロセスとは


「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人。」という言葉があります。目標達成するためには、「したい」だけではダメだし、「始める」だけでもダメなんです。本当は始めるまでが楽しいのに、「続ける」ことが出来ないと達成できないということですよね。

たしかに、どんな分野でも続けることが出来なければ、目標達成、さらにはその先まで行くことができません。一番難しいのが「続けること」というのは皆さんもご存知なはずですし、それができれば苦労はないと思うでしょう。

実は、目標達成のために「続ける」には、それなりの要素が必要です。続けるための理由、環境、目標を明確にして、進むべき道をハッキリさせるだけで「続けやすい」というところまで持っていくことが可能です。そこで今回は、目標達成するために知っておきたい7つのプロセスをお伝えします。

目標達成の先に何が見えるか

目標と向き合うためには、目標達成の先にどんな未来が待っているのかも含めて考えてみましょう。簡単な目標でないからこそ、自分の人生の多くの時間や労力を費やして目標達成に挑みますよね。

目標達成する過程では、友人関係や金銭的な面で我慢をしなければいけない部分がでてきます。また、達成した後でも勉強や努力が必要なこともあるはずです。目標の先を見ることで、将来において様々な選択肢や、自分にあった分野に進む準備ができてくるでしょう。

 

不安な部分に関して勉強する

不安が残るままでは行動はできません。嫌いなことでなくても、「見えなささ」を感じると足が重くなってしまいます。

その不安を払拭するためには、目標のことをよく知ることが大事です。目標についてどんなものなのかを勉強することで、自分に足りないものや出来ることがわかってきます。「やる事が分かれば、あとは行動するだけ!」というところまで自分を持っていきましょう。

 

自分の強味を再確認

目標達成のために自分の出来ることや得意なことを明確にしておくことも大切です。その能力は、しんどいときのリカバーに使ったり、一気に攻めたいときの武器にもなりますよ。

自分の強みは、抽象的なことではダメで、可能な限り具体的に書きだしてみましょう。たとえば、「人見知りしない」という強みの場合、一口に「人見知りしない」タイプと言えども、大雑把な性格なのか、好奇心が強いのか、興味が無いのかなど、細かいタイプがわかれますよね。具体的なエピソードを思い出してみると、自分のより強い部分、人と違う部分について知ることができますよ。

 

自分に不足しているところをさがす

いち早く目標達成するために、一番力を入れたいところが、自分の苦手とする部分ですよね。好きな事や楽しいことは苦労と思えずできますが、どんな目標でも達成するのに苦手な部分を乗り越えなければいけないのですが、それが苦労です。

例えば、雑な性格だと自覚している場合は、細かい記録をつけたり、問題をうやむやにしないなど、自分に何が足りないかを知ることで代用案でカバーすることもできるでしょう。

 

利用できるものはないか

何事も正攻法で進めることだけが正解というわけではありません。目標を達成するためだったら、人からオイシイ情報を教えてもらえるように仲良くしたり、コネだって使ってもかまわないのです。そうでなければ、よほど恵まれている人や器用な人間でなければ、目標達成できないということになってしまいますよね。

ただし、人材はどんな部分で自分に有効に動いてくれるかどうかはわからないものです。つまらない相手だからと蔑ろにしてしまえば、逆に不評を買って後悔することもあります。「利用できる相手」だけを特別に優遇するのではなく、色々な人間関係のなかで得できるようなコミュニケーションをとっておこうと心がける必要があるでしょう。

 

環境を整えるのに手を抜かない

目標達成のためには、自分がじっくり取り組めるような環境を整えることを忘れてはいけません。無計画に「とにかく始めればなんとかなる」としてしまった場合、もちろんその勇気も必要ですが、飛び込んだ世界が思っていたよりもキツかったり、周囲の理解が得られないまま進めてしまうと、返って嫌なイメージを残して挫折へ流れやすくなってしまいます。

また、余裕の無い状態で頑張ろうにも目標達成のために色々な人に迷惑をかけてしまえば、その劣等感からパフォーマンスがどんどん落ちてしまいます。

 

自分に近い環境のモデルケースを見つける

「努力」というと「自分ひとりでなんとか頑張るもの」というイメージをもっている人も多いかもしれませんが、目標達成には「マネること」が非常に重要になってきます

どうせ人はみんな違う個性があるのだから、同じ事をやっていっても、レベルが上がると自然と「違い」がでてくるものです。成功している人のマネはどんどんやって構いません。ですが、自分とかけ離れた考え方、環境の人をマネるのは、スタート地点や装備が違うのですから危険でしょう。

大切なのは自分と同じ要素を持っている、装備が近い人のマネをすることです。上だけを見るのではなく、同じ目標に向かって頑張っている人も参考にしましょう。

 

今回は、目標達成するためのプロセスをお伝えしました。上記のプロセスに加え、目標達成に向けて付き合う友達も選びましょう。毎日妥協の日々を過ごしている人の中には、努力している人、頑張ってキラキラしている人を僻んで、何かと足を引っ張ろうとする人がいます。

そんな人たちに囲まれてしまうと、ダラダラと時間を奪われたり、「努力しても無駄」という意識を知らない間に植えつけられてしまいます。努力してしる物同士であれば、お互いの苦労も理解できるのでよい情報を得られたり、時には励まし合うこともできます。

広い視野と良い仲間に恵まれたなら、目標達成もただの苦労ではなく、「楽しくて続けていたらいつの間にか目標に近づいていた」というようにできるでしょう。努力が報われるかどうかは、誰にも分かりません。ですが、「努力しないよりも努力しないと確実に目標達成に近づけない。」という事実は不動のものです。

まとめ

目標達成するためには

・目標達成の先に何が見えるか考える
・不安な部分に関して勉強する
・自分の強味を再確認
・自分に不足しているところをさがす
・利用できるものはないか探す
・環境を整えるのに手を抜かない
・自分に近い環境のモデルケースを見つける

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