目標達成をできた試しがない、目標達成することは正直最初からちょっと諦めていることがあるなんて人は少なくありません。特に、物事に慎重で真面目な人ほどリスクヘッジをしますから、自分の実力以上に設定した目標達成に対して心のどこかで「達成できないかもしれない」と思うのは当然のことです。
目標達成をするためには、我慢をしたり自分に厳しくなくてはいけないので、辛そうというイメージがありますよね。しかし、本来人生を良く変えるために立てる目標なのに、達成するには辛いことがたくさんあるという風に考えていては、続けることは困難です。
そこで今回は、目標達成を楽しみながらする方法をお伝えします。楽しみながら目標達成ができるなんて信じられないと思うかもしれませんが、思考を変えてチャレンジしてみましょう。
目標の言語化
目標達成の第一歩は、目標を設定することです。目標は決まっているのだから、そこはそれ以上何をするんだと思われるかもしれません。しかし、重要なのは自分が立てた目標を常に意識できるように最初の段階でしておくことです。
目標や夢は言語化することで、より具体化されて達成しやすくなると言われています。ぼんやりとした目標ではなく、より具体化した目標を紙に書き出すのです。
部屋で努力することが多い人は、目標を書いた紙を部屋の壁に貼りましょう。また、外出が多い人は紙を持ち歩いていつでも見られる状態にしておくのがベストです。
ロードマップの作成
目標達成を楽しく進めるには道しるべが必要です。特に長期的に目標を追うのであれば途中でやる気が途切れてしなまわいようにしなくてはいけません。そのためにロードマップを作成しましょう。
何年後、自分が何歳の時に目標達成をするかを最初に決めて、それに向かって何歳までにここまでをやる、という風に時系列に目標達成までの道しるべを作るのです。そうすることで、中だるみをすることなく継続して頑張ることができます。
中間目標の設定
目標達成までずっと努力し続けることは忍耐が必要で難しいことです。人は達成感を得たり、時々ご褒美や報酬がないと息切れしてしまいます。そこで、大きな目標に向かって努力をする時には、中間目標を短いタームで設定しましょう。
1年ごとに今年はここまでやるという目標達成までの中間地点を中間目標にするのです。そうすることで、達成感を得られることができますし、次はこの目標に向かって頑張ろうと気持ちの切り替えができますから、やる気を起こさせることができるのです。
目標を口に出す
「有言実行」という言葉は聞いたことがありますよね。言葉にしたことは実行すべしという意味ですが、これは目標達成にも役立つ言葉です。誰にも言わずにひそかに立てた目標は、いざ諦めそうになった時に簡単に諦められることができます。
しかし、誰かに宣言した目標は簡単には諦めることができません。また、目標を言葉にして何度も口に出すことによって、自分の意識にも「絶対に達成するんだ」という決意が染みつき、やる気も沸いてくるのです。
未来を思い描く
目標達成に前向きに取り組むためには、目標を達成したらどんなによいことがあるかを想像するのが効果的です。目標達成をした暁には自分はどんなによい思いをするだろうということを具体的に思い描くのです。
例えば「年収1,000万円の目標を達成したら港区のタワーマンションに住んでカワイイ犬を飼うんだ」とか「ダイエットに成功したら欲しかった憧れのブランドの赤いドレスを着てパーティに行くんだ」など、より具体的な自分の姿を描きます。具体的であればあるほど、やる気が湧いて楽しく目標達成に向けて頑張れるのです。
実在の理想像を見る
具体的な目標達成後の自分を思い描いてもまだ、やる気が低迷する時があるという人は、自分が理想とする人物や目標とする人の写真をスマホに保存したり、手帳に写真を入れて携帯しましょう。実在する人の姿であれば、よりやる気が湧いてきます。
例えば、自分が理想としている企業の社長の画像や憧れのスタイルのモデルや女優の写真です。目標達成に向けて、つい怠けてしまいそうになった時に、目標とする実在の人物の写真を見ることによって「よし、頑張るぞ!」と自然とモチベーションを上げることができるのです。
さて、目標達成=難しい、辛い、大変な努力が必要というイメージを持ったままだと、せっかく目標を立てても途中で挫折したり、妥協して目標を下方修正してしまいます。人間は機械やロボットではないですから、設定した目標を達成するまで永遠に頑張り続けることはできません。
大切なのは、目標達成するまでの過程でくじけそうになった時に、どうやってモチベーションを回復させるかの工夫をいくつ持っているかなのです。努力して目標を達成した人はたいてい努力を苦と感じないと言います。これは、目標に向かって努力することが楽しいと感じているからなのです。
今回お伝えした方法は、人生を変えるちょっとした工夫の例です。いかに自分が目標達成のための努力や挑戦を楽しいと感じられるか、そんなことを考えて自分なりの工夫をしてみましょう。きっと、人生が楽しくなりますよ。
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