見え方に注目して購買意欲を 3倍に引き上げる7つの方法

見え方に注目して購買意欲を 3倍に引き上げる7つの方法
「売上がなかなか上がらない」「広告を出したのに、あまり効果がなかった」「お客さんは来てくれるけれど、あまり購入してくれない」など、思うようにいかないことってありますよね。消費者の視覚的情報を変えることで、購買意欲を高めることができるとしたら試してみたいと思いませんか?

実は、色やデザインなどの資格的情報から無意識に影響を受け、購買意欲が高まったりそうでなかったりすることが多いのです。視覚的な情報ってあなどれないですよね。

そこで今回は、商品の見え方を工夫して、消費者の購買意欲を高める方法をご紹介します。ぜひ参考にして、売上アップを目指してくださいね。

効率をよくしながら購買意欲を高めるには赤を取り入れましょう

みなさんは、バーゲンに行ったことがありますか?そこでよく使われている色があるのですが、何色かお気づきですか?セールと書かれたポスターやチラシなどを思い出してみてください。お気づきになりましたか?そう。「赤」です。

信号にも使われている赤は、波長が長いため、もっとも人の目に留まりやすい色だとされています。そのため、注意喚起を促す場合には、「赤」がよく使われているのです。ファーストフード店やファミリーレストランにも赤色が使われていることが多いですよね。これにもきちんとした意味があります。

「赤」には、時間を早く感じさせる効果や食欲増進効果があるので、回転率を上げたい飲食店には適した色だと言えるのです。また、「赤」には人を前向きにしたり、積極的にさせたりする効果があるため、購買意欲を高めるのに適している色だとされています。

商品パッケージを赤に変えただけで10%も売上がアップしたという結果があるほど、「赤」が持つ購買意欲を高める効果は絶大です。バーゲンなどで効率を上げながら、購買意欲を高めるためには、積極的に「赤」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

居心地のよい店内を演出するためには木目やベージュを取り入れましょう

入りたい店舗や居心地のよい店内を演出するためにも色の演出が効果的です。まずは、お店に入ってもらうことが大前提ですよね。入りやすい店舗を演出するためには、歓迎されている印象を与える暖色系を用いるのが効果的です。

居心地よい店内を演出するためには、床や壁など、面積の大きい部分にリラックス効果のある木目やベージュを用いるとよいでしょう。空間を広く見せたいときには、白がおすすめです。居心地よい店内にすることで、店内に長く留まりやすくなるため、「ついで買い」をしやすい傾向があります。

 

webページの色やデザインを見直してみましょう

実は、webサイトの色やデザインは、購買意欲に大きく関係しています。ある色彩心理学者によると、webサイトの商品が売れるか売れないかの60%は、色の印象で決まっていると言っています。それほどまでに、色が人の心理に与える印象は重要だということですね。

また、色だけでなくデザイン性も重視されることが多く、webサイトが見やすくデザイン性に優れたものであればあるほど、購入意欲が高まるという調査結果もあります。ただし、注意も必要です。

使う色が多すぎると、まとまりのない印象を与えてしまうので、購買意欲が高まるどころか、閲覧する気をなくしてしまうことにもなりかねません。webサイトを作成していると、色を変えたくなる要素がたくさんありますが、できるだけシンプルな配色を心がけましょう。

webサイトを作成する上でおすすめなのが、70:25:5の法則です。これは、ベースカラーの割合を70%、メインカラーを25%、アクセントカラーを5%にするというもの。こうすることでページ全体の印象が、バランスよくまとまったものになります。この機会にぜひ、webページの色やデザインを見直してみてはいかがでしょうか。

 

商品の陳列方法にも着目してみましょう

表情や服装によって印象が変わる人間と同じように、商品もどの顔を見せるかによって、商品の売れ具合が変わってきます。商品ごとに特徴は異なりますが、一番よい部分を引き出すような陳列をしたいですね。そのためには、商品ごとに違う特徴を熟知した上で、それぞれの商品の特徴がひと目で分かるように陳列する工夫が必要です。

 

魅せるPOP広告で購買意欲を高めましょう

化粧品を取り扱っているドラッグストアや本屋などでよく目にするPOP広告。みなさんも「今売れています!」とか「人気№1」などのPOP広告を目にしたとき、「なんとなくその商品を見てしまった」とか「なんとなく手にとってしまった」という経験はありませんか?中には、つい買ってしまったということもありますよね。

それだけPOP広告には、商品の購買意欲を高める効果が期待できるのです。しかし、商品名や商品価格、キャッチコピーや説明などをただ書けばよいわけではありません。消費者の好奇心を刺激して、つい手を伸ばしたくなるようなものにする必要があるため、消費者が何を求めているのかを知っておくことが大切です。

これは、みなさんが消費者の目線に立ったときのことを振り返ってみれば難しいことではありませんね。そうです。消費者は常に新しいものを求めています。新製品という意味だけではないので誤解しないでくださいね。新しい発見や新しい情報は、「なるほど!」「そうなんだ!」という感情を引き出します。

これらの感情は購買意欲を高めてくれるのです。「なぜ売れているのか」「どんなこだわりがある商品なのか」「なぜおすすめなのか」といった購買意欲を高める部分を強調するとよいですね。POP広告を作成するときには、消費者がつい読んでしまいたくなるような、興味をひくものや共感・納得できるものにする工夫が大切です。

 

色が豊富な商品は横一列に並べましょう

色が豊富にある商品は、横に並べるように陳列しましょう。多くの色が並んでいる状態では、無意識に選択欲をかきたてられるので、結果として、購買意欲を高めることができます。虹のように、規則的に並べることで自然な美しさを演出してもよいですね。

 

暖色系のライトを当てて商品の魅力をアピールしましょう

アクセサリーや食品など、商品の魅力をアピールするためには、ライトアップが効果的です。ライトアップして商品の良さを際立たせることで、ほかの要素に対する評価にも影響を与える、心理的ハロー効果が期待できます。このハロー効果により、購買意欲を高めることが期待できます。

 

さて、視覚的な要素は人の心理に働くことがご理解いただけたでしょうか?ここでご紹介したものは、一例に過ぎませんので、これらを参考にぜひ、あなただけの演出をしてみてくださいね。ただし、注意も必要です。色が持つ意味はプラスの側面だけでなく、同時にマイナスの側面も持っています。

購買意欲を高めるために「赤」は重要な役割を果たしているとお話しましたが、たとえば店内すべてを赤に統一したり、webサイトのページも赤ばかりでは、攻撃的な部分を感じてしまいますよね。効果的な色だけで統一するよりも、適した場所に取り入れることでその効果を効率よく発揮するので、上手に使ってください。

まとめ

見え方に注目して購買意欲を3倍に引き上げる為に

・ 効率をよくしながら購買意欲を高めるには赤を取り入れましょう
・ 居心地のよい店内を演出するためには木目やベージュを取り入れましょう
・ webページの色やデザインを見直してみましょう
・ 商品の陳列方法にも着目してみましょう
・ 魅せるPOP広告で購買意欲を高めましょう
・ 色が豊富な商品は横一列に並べましょう
・ 暖色系のライトを当てて商品の魅力をアピールしましょう

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