自己顕示欲が強い人に共通する5つの特徴


自己顕示欲が強い人はどこにでもいて、トラブルメーカーとなり易い存在ですよね。誰だって他人から否定されるよりは認められたいものですし、感心されたら嬉しいものです。

しかし、その認められたい気持ちが強すぎて相手の気を引こうと自己顕示欲が強くなりすぎて、相手を不快にさせてしまっては問題です。

気付かないうちに自分が自己顕示欲の強い人間になっていないか確認することも出来ますし、以前に自己顕示欲の強い人と関わって大変な目に合ったので、なるべく自己顕示欲の強い人と関わりたくないという人は、その特徴を知っていることで、親しくなる前に距離を保つことも出来ますよ。

そこで今日は、自己顕示欲が強い人に共通する5つの特徴についてお伝えします。

1.自分が一番、注目されていないと気が済まない

自己顕示欲が強い人はいつも自分が一番注目されていないと気が済みません。例えば、会社や学校で誰かが持ってきた新しいバックが素敵だと皆が注目すると、そのバッグのネガティブな部分をわざわざ見つけて指摘したり、話題をすり替えて、自分が持っているバッグの自慢話を始めたりします。

皆に素敵だとバッグを褒められていた人はネガティブなことを言われて嫌な気持ちになりますし、新しいバッグの話題で皆が盛り上がっていたのに、突然、他のバッグの自慢話を始められるとその場が白けてしまうので、このタイプの人が話に加わると話の輪が続かなくなることが多いのも特徴です。

 

2.他人を見下す態度をとる

自己顕示欲が強い人は常に他人と自分を比べ、自分の方が優れている、自分の方が幸せであると自分に言い聞かせながら生きています。ですので、本人に悪気はなくても、自然と相手を見下す態度や発言をしてしまい、他人を傷つけることが多いのも特徴です。

例えば、独身の女子会仲間の一人が結婚報告をした場合、自己顕示欲が強いと、先を越されたと受け止めたくない気持ちから相手のデメリットを探し出して「旦那さん、そんな小さな会社に勤めていて生活していけるの」など否定的な発言をしたりします。

 

3. 思い込みが激しい

そもそも自己顕示欲が強い人は他人からの攻撃や否定に非常に弱いため、自分を守るために自己顕示欲で武装している状態です。何か自分にとって否定的なことが起こると、自分で勝手に想像し、全く違う結論を導き出すことが多々あります。

例えば、いつも自慢話ばかりしていて、周りから距離を置かれている人が「自分は職業が弁護士だから、周りが嫉妬して距離を置きたがる」なんて言い出すのです。

本当は自分の言動が周りから避けられてしまう原因なのに、そこを認めると自分が傷つくため、自分の職業が原因で距離を置かれる(自分は悪くない)という結論を勝手に作り上げてしまうのです。

 

4.SNSのリア充アピールがすごい

SNSは自己顕示欲が強い人にとって、自分の他人から褒められたい、羨ましがられたいという欲求を満たす最良のツールといえます。

自分の意志だけで更新することが出来ますし、本当にそのような生活を送っているのか実際に確かめてくる人はいないので、自分がこうありたいという理想の自分像をSNS上に作り上げることが出来るのです。

「今話題のお店に行った」「こんな素敵なパーティーに呼ばれた」とリア充な内容ばかりで、読んでいる人は疲れてしまいがちなのですが、実は、SNSを更新している本人も疲れていることも多いのです。

「SNSを更新するためにあそこに行かなくては」というように、日頃の行動の目的がSNSの更新になっているようであれば注意が必要です。

 

5.他人からのアドバイスを聞き入れない

自己顕示欲が強い人は他人から自分と違う意見を言われると自分が否定されたと感じ、防御態勢に入ります。仕事上でも恋愛相談でも、自分と違うアドバイスをされると、相手を否定し、聞く耳を持ちません。

また、「自分は正しい」と考える傾向が強いため、何か否定的な意見をされると、誰かに「あなたは正しい」と言ってもらえるまで意見を求め続けたりします。多くの人に意見を求めれば自分と同じ意見の人も出てくるのは必然であるのに、そのことには気づかないのです。

 

以上、自己顕示欲が強い人に共通する5つの特徴についてまとめてきました。自己顕示欲が強い人は幼少期に両親など周りの人間から認めてもらう体験が少なかったために、誰かから認めてもらいたいという承認欲求が強く、それを満たすために、このような特徴があらわれます。

自分の自己顕示欲に悩んでいる人は、まず自分で自分を認めてあげることから始めてみませんか。例え100人の人から「あなたはすごいね」と言われたとしても、あなた自身が自分を認めてあげられなければ、あなたの中の承認欲求は消えることはないのです。

通りすがりの人に褒められるより、あなたを知ってくれている親しい人から褒められた方が嬉しいですよね。あなたを一番理解し、あなたを一番見ているのは他でもないあなたなのです。あなたが日々求めている満足感や癒しは、あなたの心の中にあることを忘れないでくださいね。

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