家に帰りたくない!帰宅恐怖症を治す7つの対処策


ストレス社会と言われる昨今では、仕事が終わってから家に帰りたくないと思ってしまう方も増えてきました。あなたが体は疲れているのに家には帰りたくないという気持ちであれば治したいですよね。その理由は様々ありますが、軽いうつ状態と言える場合もあります

以前は結婚している既婚男性が「自分は家で必要とされているのか?」と考えてしまい、家になかなか足が向かないという事が一般的でしたが、今では女性や一人暮らしの若い方たちにもその症状が見られるようになりました

時代とともに症状をかかえる方が多くなっています。そんな仕事が終わっても家に帰りたくない気分になる帰宅恐怖症、少しでも自分で対処できる方法があるなら知りたいですよね。そこで今回は、家に帰りたくない場合の対処策をお伝えします。

周りの人に帰りたくないという気持ちを打ち明ける

まず少しでも家に帰りたくないと思うことを治す為に、そのような気持ちになってしまうことを同僚や友達に打ち明けましょう。

先ほども言いましたが、家に帰りたくないという気持ちのなるのは軽いうつ状態の可能性が高いのです。うつ状態の方の特徴に、自分一人で悩んでしまうということが挙げられます。そのような状態は自らを悩ませるほかにありません。

なるべく信頼できるような人に話をして相談に乗ってもらいましょう。もしかしたら「実は僕も…私も…」というように、同じ境遇の人がいるかもしれませんので、そうなれば少しは気が楽になりますよね。

 

相手に感謝するように心掛ける

帰宅恐怖症の中でも結婚している夫婦は、お互いに相手からの見えないプレッシャーを浴びていることが理由となっている方が多いでしょう。

例えば夫であれば「僕を必要としていないのでは?」「子供には愛想が良いが僕には不愛想」「昇給ばかり気にしている」という気持ちがあるのではないでしょうか。

妻であれば「家に帰ったら家事も子育ても私がやらなきゃ」「夫にご飯を作っても文句を言われる」など、考えているのでしょう。これは逆に言えば自分の思い通りになっていないことに対する不満とも言えますよね。

つまりお互いに言い分がある状態なのです。結果としてあなたが家に帰りたくない気持ちを持ったということなので、まずは相手に感謝してみましょう。相手だって家庭で何もしていないわけではありませんので、助かっているという部分を改めて見つけ、まずは自分から歩み寄ってみましょう。

 

家での楽しみを作る

これは一人暮らしの方が家に帰りたくないと感じているときの対策です。家に帰っても誰もいないし、そんな部屋に入るのが寂しいという感情が働いてしまうのですよね。

そのような方は何か家で楽しめるものを見つけましょう。本を読むでもゲームでも構いませんし、筋トレして体を鍛える!なんてことでも良いでしょう。少しでも家に帰りたくないという気持ちを消して、帰りたいと思える趣味などを作りましょう。

 

思い切って休んで有意義に過ごす

思い切って休むというのもどちらかというと一人暮らしの方のための対策です。何度かお伝えしている軽いうつ状態と言うことを踏まえて、思い切って仕事を休んでしまうことも方法でしょう。

つまりは心が疲れている状態ですから、仕事が原因というわけでは無いかもしれませんが、自分自身の精神を回復させるために会社を休んで思いっきり遊ぶのも良いのではないでしょうか。

会社を休むのは罪悪感があるとなると逆効果になりますので、開き直って「明日は遊ぶ日」と言い聞かせることができれば実行してしまいましょう。気持ちが楽になれば家に帰りたくない気持ちが薄れていくはずです。

 

仕事をとにかく頑張る

上記のことと逆になりますが、仕事を今まで以上に頑張ることも帰宅恐怖症の改善になります。この意図は自分に自信をつけるためです。仕事を頑張ることにより、自分には存在価値があると思うことができるでしょう。

家に帰っても妻、又は夫に不愛想にされても、その前に「自分が頑張って働いているから、こうして一緒に住めるのだ」という気持ちを持つことは必要です。相手の力だけではないのでプレッシャーに負けるのは不要で、自分の仕事に誇りを持ちましょう。

頑張った結果が昇格ということになれば自信にもなりますよね。その自信があなたには大事で、自分の存在価値を身につけることができれば家に帰りたくないと考えることも無くなってくるでしょう。

 

言葉遣いに気を付けるよう努力する

既婚者の家に帰りたくない気持ちは、何も最初からそうなったわけではありませんよね。時間をかけてどこかで歯車が狂ってしまったのかもしれません。その歯車を狂わせたのは、あなたの行動の可能性もあります

だんだんと言葉が乱暴になったり愚痴が多くなってはいませんか。そのような言動は相手の気分も悪くしてしまいあなたへの対応も変えてしまうでしょう。

家の中だけでなく、普段のあなた自身の言葉遣いに注意してみましょう。言葉使いが治ってきたら相手の対応も変わり、家に帰りたくないという気分から解放されるようになります。

 

相手に気持ちを伝える

最後にお伝えするのは、家に帰りたくないと思わせている本人に正直に伝えることです。妻または夫に対して、思っている事を言いましょう。我慢していたことや直してほしいことを伝えるのです。

かなり思い切りのいる事ですが、夫婦である以上はこれが一番大切なことなのではないでしょうか。我慢していても良い方向にはいきませんので、改善できる可能性があるのであれば話をすることはベストな対策でしょう。

 

一番落ち着く場所である家に帰りたくないという気持ちは、いわゆる現代の病と言ってもよいのかもしれません。ストレスによる疲弊や時代の変化により、人の精神というものがダメージを受けやすくなったと言えるでしょう。

ですので家に帰りたくないという気分になってしまったら、その疲れた心に水を与える必要があります。その方法が周りの人に相談したり、他に気を向けることができるような趣味だったりするのです。

夫婦間の問題であれば、話し合うことなどの歩み寄りが一番大事なことでしょう。相手が帰宅恐怖症であるということになれば、家で待っているほうも良いことはありません。

家に帰りたくない気分が何日も続くようなら、酷くなる前に専門家に相談することも一つの手です。決して珍しい症状ではありませんので、悩まずに誰かを頼りましょう。

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