初対面の人との会話は緊張や不安だらけで、思うように続かない場合がありますよね。職場に新しく入ってきた社員の人、学校で偶然話かけられた人など、今後も付き合いが続く可能性がある人には、できるだけよい印象を与えたいと思います。
しかし初対面の人とうまく話をするのは、人見知りの人にとってはとても高いハードルになり、思ったように自分自身を相手にアプローチ出来ない場合も。結局失敗して再び殻に閉じこもってしまうということもあるでしょう。
会話力は性格的なものがとても影響しますので、社交的な人が羨ましいですよね。人見知りだからといってもいつも黙っているわけにはいかない場面も色々あるでしょう。
そこで本日は人見知りタイプにオススメの初対面で上手に会話を盛り上げるコツについてお伝えします。
相手のボディランゲージを読み取りましょう
初対面の人と会話をする際は、相手が今どんな心境でいるか理解しておかないと、迷惑になったり失敗する可能性があります。
たとえば急いでいる人をいつまでも呼び止めて会話をするのは相手に失礼になりますので、コミュニケーションがとれる状態がどうか、また相手が会話をしたいと思っているか確認してください。
わかりやすい方法は相手の素振りや表情などのボディランゲージ。たとえば腕時計をちらちら見ている人は約束があるかもしれません。表情がこわばっている人は今は会話する気持ちではないかもしれませんよね。
人見知りの人が勇気を出して声をかけ撃沈した場合は、しばらくトラウマになってしまうでしょう。それを避けるためにも、相手の状況を正しく判断してから次のアクションを起こしてください。
イエス・ノー以外の質問をしましょう
人見知りタイプにとっては、初対面の人ほど話題作りが大変なシチュエーションはありません。相手の情報が一切ないところから会話をスタートするのは、話好きな人でも難しいですよね。
こんな時にシーンと沈黙が続かないようにするには、イエスとノーで終わってしまう質問でなく、なぜ、どこで、どうして、といった答えが続く質問を選んでください。
たとえば「どこにお住まいですか?」というように会話の幅が広がるきっかけをつかみ、お互いに言葉をやりとりできる状況を作ればいいのです。
初対面なので色々と知りたいことがあるはず、そんな興味を相手に知ってもらうこともスムーズなコミュニケーションのプラス素材になります。
アイコンタクトを取り相手の話をじっくり聞きましょう
初対面の人とはどうしても距離感が出てしまいますが、お互いに心を少しでも開いて会話ができれば、また次回も話がしたいと思うでしょう。そんなよいスタートをするためには、下を向いたり、おどおどせず相手の目を見つめて話をしてください。
アイコンタクトは握手をするような親近感を与えてくれますので、初対面の人との見えない壁を取り除いてくれます。
人見知りの人にとってはとても苦手な部分かもしれませんが、勇気を出して一度アイコンタクトをとるだけで、その後の雰囲気はがらりと変わりますよ。
ポジティブなイメージを与えるためにも、恥ずかしがらず話をする時も聞く時も相手の視線をとらえてください。
共通の話題を見つけて盛り上がろう
初対面の人の情報はまったくない状態ですから、相手がどんな好みでどんな性格の人か、想像で会話をスタートさせるしかありません。これではコミュニケーションもぎくしゃくするので、話題が続かずシーンと気まずい空気が流れてしまいますよね。
こんな時はたったひとつでも相手と共通点を見つけることがコツ。たとえば洋服の色が自分の好みと同じ、住んでいるところが同じエリアなど、些細な共通点が初対面同士の人を一気に引き寄せてくれるでしょう。
名前で呼び合い親近感を増やそう
初対面の人とスマートな会話を続けるには、少しでも親近感を持つ点がポイントになります。知らない人から知っている人へシフトするには、相手を名前で呼びましょう。
ニックネームを使う、苗字でなく下の名前で呼ぶなど、距離感を縮める工夫をしてください。
初対面の人と今後も仲良く関係を維持するためには、少しでもたくさんの情報を持つことが大切ですが、ます最初に知っておきたいことは相手の名前。そこから会話の切り口が見つかることもあります。
このように初対面の人と会話を続けるには、人見知りのタイプは自分でできることから始め、短時間でその環境に慣れることが大切です。社交的な人のようにべらべら会話が出来なくても、自分らしさをアピールして楽しい雰囲気を出せばよいのです。
共通点がわからない時は、天気の話、テレビのニュースなど、当たり障りない話題でやり取りをスタートしてください。
緊張しているとうまく話しの内容も頭に入ってこないかもしれませんが、大きく深呼吸してまずはリラックス、うまく会話が進めば新たな人間関係が出来上がるのです。
人見知りの性格を改善するには時間がかかりますが、逆にそれを魅力として上手にアピールしましょう。静かにいつも話を聞いてくれる人、そんな素敵な印象を与えることも大切です。
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