射幸心というのは、ツキを願う気持ちです。例えば、道端に万札でも落ちてないかな。穴を掘ったら温泉でも出てこないかな。とか。自分の出来る範囲で出来る事を成すのが成功への最短距離。こんなこと出来たらいいな、なんて考える前に体を動かし、行動をしましょう。
だんまりでじっとしていても幸福は舞い込んで来ません。仮にやってきたとしてもすぐに通りすぎてしまいます。それくらいなら、幸せを自分の手でつかむくらいの勢いで歩き出す事こそが本当の幸せに繋がります。そこで今日はその射幸心を捨てて成功を引き寄せる方法についてお伝えします
運は自分で引き寄せられない
運がいい状況というのは、自分の努力の結果です。基本的に、努力の結果その状況に至ったわけで、偶然でとても幸運な状態になったわけではないのです。
だからこそ、なにかいい事無いかな?すごくラッキーな事をはないかな?運が良くならないかなと考える前に射幸心を捨てて努力しましょう。いいことがないかなと考えるのは時間の浪費です。
自分の置かれた状況を確認する
自分の状況を確認しましょう。今の貴方は運に頼れる状態ですか? その前にしなければならないことはないのですか?
お金がないという状況ならば働かなければいけませんし、体調を崩しているならば静養しなければいけません。貴方がどうしようもない状態でいる状況である時はあるほど、射幸心を捨てて懸命に努力しなければいけません。
ラッキーなんて起こった時にラッキーと思おう
そもそも、ラッキーと思える状況は自分の努力の結果です。ただそれが起こるのを期待して、何かに励むというのは良くないことです。努力は必ずしも実を結ぶわけではありません。
一度成功したからといって同じ事をしてうまくいくとは限らないのが人生です。射幸心を持ってることが不幸につながります。人間考えることなんて、失敗して学んだ経験だけでいいのです。
成功は遥か彼方
よく、自分を取り巻く環境が良くない。自分を認めてくれる時代じゃないんだ。なんて嘆く人がいますが。それは責任転嫁をしているだけです。ツキを願う射幸心を捨てられない人たちと同じ状況です。
もし仮に、成功者という人種がいるなら別世界の住人でしょう。一般的に成功者と言われている人で、四六時中寝て過ごしている人などいません。一ヶ月何もせずにお金をもらってるわけじゃないのです。
だからあの人は成功者だから、運が良かったなんて言ってないで、口を閉じて働きましょう。
歩いて行くからこそ幸せをつかめる
仮に、何かになることがゴールであるとして、そのゴールはどこにありますか?それが途方もなく遠い距離にあるとしたら、走っても歩いてもそのゴールまで辿り着くスピードは変わりません。
うさぎだって休憩して歩いてきた亀に抜かされたでしょう? 生き急いだところで途中で休憩して亀に抜かれるんです。のんびりと歩きましょう。身の回りを見ながらゆっくりと歩いて生きながら夢を掴むときには、射幸心なんて忘れていますよ。
捨てるからこそ手に入る
お金が勿体ないから。何かすると損をするから。などといって行動しない人がよくいますが、それは間違いです。目的はじっとしていて待つことよりも、歩いて向かったほうが早く着くに決まっています。それがたとえどんなスピードであろうとも。
物事なんて使い捨てだと考えて、執着をせずにどんどん新しいものを取り入れて行きましょう。その道中で射幸心を捨てられるとなおよしです。
今の自分を愛そう
今すぐ幸せになる方法なんて存在しないと思っていませんか?思ってるとしたら何かの価値観に縛られてます。確かに努力をしなければ幸福は続きませんが、今すぐになら幸せになる方法があるのです。
それは自分を愛すること。他人から爪弾きにあっても、どんなに糾弾されようとも、耐えられるくらいに自分を愛するのです。
自分自身のプラス面、それは無いのではなく埋もれているだけ。ちゃんと考えれば自分の良点などいくらでもあります。
幸せになれないかななんていう射幸心は捨てて、まずは自分の現実を愛しましょう。
結論としては今の自分を信じるだけ信じろというお話になるのですが、人間何もしないでいると、過去を後悔したり未来を悲観したりしがちです。かといって、何かし続けていても疲れてしまう。
のんびりとしている時間があるのなら、何も考えずにゆっくりと休むことを推奨するのしますが、そうは問屋がおろしません。嫌だと思っていても困難は自分の目の前に降り注ぐし、あえて望んでいても幸福は手に入ることはないし。
考え方によってはいくらでも鬱々とできるのですが、そこはあえてガラリと思考回路を変えましょう。冷静に理性的に判断をして、今の自分にほんとうに必要なことは何なのか、何をすべきなのかをしっかりと考えることにより、射幸心などという気持ちはすっかりと消え去っていくものです。
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