「早起きは三文の徳」と昔からよく言われていますよね。小さい頃に、家族から言われことがある人も多い事でしょう。
三文とは、今のお金に換算すると100円ちょっと。つまり、「ほんのちょっとだけ徳があるよ」って事なのです。「ものすごくいい事があるよ」と言わない所に、奥ゆかしい日本を感じてしまいますよね。
しかし、そうは分かっていても、この寒い日は、お布団が暖かいし、起きる気がしないよ・・というあなたの為に、今日は1日1時間の早起きで、充実した人生を得る7つの方法をお伝えします。ではご覧ください。
起きる時間から逆算して、90分の倍数で就寝時間を決める。
睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠という2種類あります。ノンレム睡眠は「脳の眠り」で、レム睡眠は「身体の眠り」と言われています。
眠りの周期は、ノンレム睡眠から始まり、次第に深い眠りになっていきます。深い眠りが20〜30分続いた後に浅い眠りに引き戻され、またレム睡眠になる、この周期が90分と言われています。
つまりこの周期を活用すれば、深い眠りの時にめざし時計に無理やり起こされることもなく、身体が楽なタイミングで爽快に目覚めることが可能なのです。6時間、7時間半など、ご自身にあった90分倍数で決めて目覚まし時計をセットしましょう。
そして、お忘れなく。これは1時間早く起きるためですから、そこから逆算してお布団に寝るようにしましょう!
朝食を食べる前に、掃除をする
まず、起きがけにカーテンをあけて、太陽の光を浴びましょう。太陽の光を浴びることで、身体のタイマーが朝を認識します。起きがけにお水1杯を飲んで腸も目覚めさせると、お通じもよくなり、一石二鳥です。
すぐに朝食の準備をしないのがポイントです。パジャマのまま、部屋の掃除をしてみましょう。朝一のトイレを済ませた後、そのままトイレをお掃除しましょう。その際に、ペパーミントのオイルを垂らすと、目が覚めるし、トイレの除菌にも効果的です。これまた一石二鳥。身近な所を掃除する という事はそのまま、心のクリーニングにも繋がります。これからどんな一日になるかは、朝の心持ち次第です。
だからこそ、朝一番の心のクリーニング=お部屋の掃除をしましょう。
朝食に時間をかける
忙しい朝は、かまずに流し込む人も多いでしょうね。Breakfastの語源は、「断食を破る」という意味だそうです。朝から正午までは排泄の時間とも言われています。つまり、食べる、食べないにかかわらず、身体には、とても大事な時間なのです。
お味噌汁やお白湯をゆっくり味わってみませんか?寝ている間断食していた臓器に、1滴ずつ染み渡る感覚をじっくりと感じる不思議に出会えます。朝は、自分の身体に向き合う、大切な時間にしましょう。
大事なメール、手紙を書く
朝は、疲れがまだ出ていない、一番元気な時間帯と言えるでしょう。身体と心は深く繋がっていますから、身体がいい状態=心がいい状態なのです。そんな朝の大事な時間を有効に使って、大切なメールや手紙を書きましょう。日中や夜は、雑念や疲労により、心に直結した言葉を選ぶ感覚が鈍っています。
・仕事の大事な判断を要する内容。
・愛する人への「ごめんね」のメール
・遠くに住む両親へのいたわりの手紙
朝のすがすがしい時間を使って、その人を思い浮かべながら、書いてみましょう。心に沿った、素直な文が書けること間違いなしです。
草木に水をやる
人や植物には、波動という見えないエネルギーがありますから、もし人間が悪い状態だと、近くの植物も元気がなくなり、逆に、植物が元気なら、そばにいる人間も元気をもらえるのです。
日頃、疲れたあなたをひっそりと支えているのは、その小さな植物かもしれません。朝いちばんで、お礼の気持ちを込めて、お水をあげましょう。自分の朝食より先に、お水をあげると、より感謝の気持ちが伝わるでしょう。いつか、あなたに元気がない時に、きっと植物がエネルギーを分けてくれます。
そうやって、自然と人は共存している事を、わすれないようにしましょう。
一駅分を歩いてみる。
朝のラッシュは、皆の形相がとっても怖いです。戦場に向かる戦士のようです。その時間を1駅分だけ減らしてみませんか?自分の足で、大地を踏みしめて、風を切って歩くのです。ギュウギュウに閉じ込められている人を尻目に、さっそうと歩いてみましょう。日頃見えない景色が見つかる事は間違いないでしょう。
・夜にしか歩かない道に、かわいい花が咲いているかもしれません。
・近所の小学生が手を繋いで通学している列にすれ違うかもしれません。
・四季折々の変化を、発見するかもしれません。
何より、自分の意志で、前に進んでいるという感覚に気付くことでしょう。いいスニーカーを準備して、暖かい恰好をして、音楽聞きながら、是非とも歩いてみましょう!
今日出会うかもしれない楽しいイメージを持つ
人は、思った通りの人になる、とよく言われます。イメージする内容がとても大切なのです。イメージでその人が出来上がると言っても過言ではないくらいです。
・今日、大変な会議があるとしても、
・行きたくない会食があるとしても、
今日は、それを楽しんでしまおうと決めてみましょう。会社の苦手な同僚や上司を浮かべて、彼らを笑わせる事を決めて下さい。滑ったっていいのです。滑った自分をクスっと笑ってしまえば、脳は楽しいホルモンが流れ出して、身体のこわばりも取れてくるはずです。
何かを「決める」と脳が勝手に、「どうやってやるか」という方法にシフトします。
これが大事なのです。決めない段階でいると、脳は「やらなくても済む言い訳や理由」を探し始めます。
思考だけでは前に進めません。行動に移してこそ、新しい事が生まれるのです。
さて朝、1時間起きることで、それを考える余裕があなたに生まれてくるでしょう。イメージする時間をもてないと、過ぎ去る時間に翻弄されるままの1日になってしまいます。大事なあなたの人生を、無造作に流れる時間にコントロールされてはもったいないです。あなたが時間を、コントロールしましょう。
その一番手っ取り早い方法が、1時間早く起きることなのです。
小さな徳は、いずれ大きな花を咲かせるかもしれませんよ。
まとめ
早起きは三文の徳
1日1時間の早起きで充実した人生を得る為に1)起きる時間から逆算して、90分の倍数で就寝時間を決める。
2)朝食を食べる前に、掃除をする
3)朝食に時間をかける
4)大事なメール、手紙を書く
5)草木に水をやる
6)一駅分を歩いてみる。
7)今日出会うかもしれない楽しいイメージを持つ
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