笑顔のトレーニングをすると、さまざまな良いことがあります。笑顔トレーニングで顔の筋肉を鍛えることによっていつまでも若々しくいられるのはもちろん、さわやかな笑顔を自然に作れれば周りの人に与える印象が良くなるからです。
また、笑顔にはプラスのエネルギーがあります。悲しいときに無理にでも笑顔を作ると自然に気分が明るくなってくるという言い伝えにもあるように、にこやかにしていれば嫌なことが寄りつかなくというのは確かに本当のこと。
このように、若々しくいられる、印象が良くなる、そしてプラスのエネルギーを得られるなど、笑顔でいることにはたくさんのメリットが存在します。そのメリットを活用しない手はありませんよね。そこで、この記事ではそのメリットを現実のものにしてくれる笑顔トレーニングの方法について解説します。
歯をきれいに
笑顔トレーニングを始める前に、まず歯をきれいにしておきましょう。笑顔を見せるときには必然的に口を大きく開けることになるのですが、そのときに汚い歯や歯茎が見えてしまったら台無しです。せっかくさわやかな笑顔を意識したとしても、不潔感丸出しになってしまいます。
そのため、笑顔トレーニングの一環として、日頃から歯磨きもしっかりしておきましょう。歯列矯正を無理に行う必要はないものの、歯の健康が体のほかの部分の不調に影響することもあるので、気になるようであれば歯医者へ行くのもおすすめです。
目のトレーニング
笑顔トレーニングで考えなければならないのは口元だけではありません。口元に加え、目元も笑顔を作る上で非常に大変になってきます。鏡を見ながら、口だけでなく目もちゃんと笑っているか確認しましょう。
具体的には、口元を隠した状態で笑顔トレーニングをし、目もきちんと笑顔になっているかチェックするのがおすすめ。マスクなど口元を覆えるような道具を用意して口を隠し、目だけで数秒間笑顔をキープできるか練習しましょう。
ウォーミングアップをする
笑顔トレーニングでは顔全体の筋肉を使うことになります。そのため、突然始めると顔の筋肉が疲れ、軽度の筋肉痛を引き起こす可能性が少なくありません。普段から表情を作らず、顔の筋肉を使うことのない人にとっては特に大変になるでしょう。
こうした状態を防ぐためにも、笑顔トレーニングを始める前にちゃんとウォーミングアップをすることがとても大切です。左右の口角を指で押し上げ、元の状態に戻すというウォーミングアップを最低でも1分間続けてください。
「たかがウォーミングアップ」と思われるかもしれませんが、それだけでも笑顔トレーニングのしやしさがだいぶ変わってきますし、トレーニングの効果もより大きくなりますよ。
イで終わる言葉を発音する
さわやかな笑顔というのは、口角が大きく開いて歯が見えている状態です。したがって、笑顔トレーニングでも歯がしっかり見えるような口の開け方を心がけなければなりません。
練習用としておすすめなのは、「ウイスキー」や「パーティー」など、最後が母音の「イ」で終わっている言葉。人間が口を横方向にもっとも大きく広げるのは「イ」音のときなので、こうした言葉で笑顔トレーニングをすることには大きな意味があります。
鏡を見ながら練習する
鏡は笑顔トレーニングのマストアイテムです。顔全体が見えるような大きな鏡を用意し、それに向かって笑顔の練習をしましょう。最初は恥ずかしく感じるかもしれませんが、自分の笑顔を客観的に評価するうえでも大切なステップなので、しっかりと向き合ってくださいね。
第三者に評価してもらう
笑顔トレーニングの成果を鏡で見てチェックすることは大切ですが、それだけでは自己満足に終わってしまうおそれがあります。そのため、自分ではきちんと笑顔を作れているつもりでも、最後の仕上げとして家族や友人などに聞き、ちゃんとできているか確かめなくてはなりません。
それでも不安がある場合、笑顔トレーニングスクールなどを受講してプロの指導やアドバイスを受けるのもおすすめ。とにかく第三者の視点からのアドバイスを受けることにより、本当の意味で好感度の高い笑顔を仕上げるのがポイントです。
さて、笑顔トレーニングというとなんだか難しそうにも思えますが、実は練習すべき部分が少なく、そこまで労力をかける必要もなく簡単にできます。笑顔によるメリットがとても多い中、そんな簡単な笑顔トレーニングを通じ、そのメリットを受けない手はありません。
とはいえ、まずは笑顔で見せることになる歯の健康を整えることが大切。歯並びを無理に整える必要は特にありませんが、歯磨きや歯茎のケアはしっかりと行いましょう。
次に、口角マッサージなどウォーミングアップを行ってから、鏡を見ながらの本格的な笑顔トレーニングを始めます。口元だけでなく目元もしっかり笑っているかチェックしてくださいね。また、鏡で自分の笑顔を客観的にチェックするのはもちろん、周りの人の意見を聞くことも大切です。
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