男性心理を行動から理解すれば 職場の人間関係が円満になる!

今、あなたの職場の人間関係は、良好でしょうか?会社という場所は、色々な考え方をする、様々な人たちが集まってできている、独特の空間です。そこには、あなたがこれまで、接したことのない人たちもたくさんいるでしょう。

年齢もバラバラな、男性、女性、両方が一緒に働いている職場の、男性心理をその行動から見てみると、良好な人間関係を築くために、「ちょっと、それは…」ということが、いくつかあることに気がつきます。

その行動パターンと、それに対する対処法を考え、実践することで、あなたの職場の人間関係が円満になり、より良いものになっていくことでしょう。

他人と比べたがる人とは、取りあわないようにしましょう

職場には、必ず「比べたがり」の人が存在しています。「AさんとBさんは同期だけれど、明らかにAさんのほうが出世しそうだね」とか、「C君とD君のとっちが好き?」などと、セクハラまがいの質問を平気ですることもあります。こういう質問に、まともに取りあうことはありません。

この場合、どちらの肩を持っても、人間関係が壊れる原因になります。そして、悪くすると、自分まで巻き込まれることになり、大変な事態に発展しかねません。大体、人と比べること自体がナンセンスです。関わり合いにならないようにしましょう。

 

明らかな「ゴマすり」は見苦しいと心得ましょう

「あの人、ゴマすってるな~」という態度は、誰が見てもすぐに分かってしまいます。当の本人は、分かってやっているのかどうかは、分かりませんが、そういう態度は、まわりから見ると、とても滑稽で、みっともなく映ります。

職場で、上司にキチンとした態度をとるのは、当たり前のことです。ここで、必要以上に、へつらったり、媚びたりするのは、みっともないことです。分かりやすいゴマすりをしている人がいても、自分は毅然として、同調しないことが肝心です。

 

後輩や部下に対する接し方も大事です

自分より上の立場の人には、ペコペコして、何でも「はい」「はい」という「イエスマン」のくせに、目下や、自分より立場の弱い人に対しては、途端に横柄な態度になる人がいます。これは、一番やってはいけない、下劣な行為だと言えます。

こういう態度をとる人に限って、小心者で、皆から嫌われている場合が多いです。こういう人は、ピンチの時に誰からも助けてもらえません。これは、「自業自得」でしょう。普段から、目上、目下など関係なく、同じように接することができる人こそ、誰からも好かれる人なのでしょう。

 

「自慢話」しか出来ない人は「つまらない人」だと思われてしまいます

自分のことを話すと、いつも自慢話になってしまう人がいます。これは、無意識なのか、意図的にやっているのかは、分かりませんが、こういう人は、まわりから嫌われがちです。人は皆、他人の娘や息子の自慢話など、聞きたくないと思っているからです。

口では「すごいですね」と言いながら、心の中では「自慢か」と毒づいているのが本音です。「また始まった」と思ったら、皆で「サァ~」と離れましょう。そうすると、話している本人も、「自慢話」はつまらないのだと、だんだん分かってくるはずです。

 

「雑談」が出来る人は人気者になれます

最近「雑談力」という言葉をよく聞きます。コミュニケーションのひとつとして、雑談が出来るかどうかが、問われているのでしょう。雑談が得意な女性からしてみると、「雑談力」という言葉を、わざわざ使うこと自体が、不思議に思えるかもしれません。

ですが、男性にとって「雑談をする」ということは、人によって、かなりハードルが高いとも言われます。何故なら、男性は、すぐに「結論」を求める傾向が強いからです。そんな「結論重視」な考え方の男性の中で、楽しく雑談が出来る人は、皆に好かれること間違いなしです。

 

その「説教」はだれのためですか?

「説教好き」な男性は、職場にひとりはいるのではないでしょうか。そういう人に限って、「君のためを思って」と言って、頼んでもいないのに、「あーだ、こーだ」と説教を垂れて来ます。これは、迷惑以外の何者でもありません。

彼らの本心は、「君のため」ではなく、「自分の思うように支配して、影響力を発揮したい」だけなのです。そういう説教には、真正面から受け取らず、「そうですか」と軽く受け流しておきましょう。彼らの指摘など、深く考える必要はありません。

 

女性社員の呼び方に「品格」が表れています

職場で、女性社員を「○○ちゃ~ん」と名前で呼ぶ人がいます。こういう呼び方をする人に品格はありません。仕事の場で、「ちゃん付け」で呼ぶのは、相手を一人前と認めず、見下している証拠です。

親しさを表すために、「ちゃん付け」をしているとしたら、それは、大間違いです。職場は、仕事をする場所であって、遊びの場ではないのですから、それをはき違えている人は、尊敬に値しません。職場では、誰に対しても「○○さん」と呼ぶのが正解でしょう。

 

なれなれしい態度はマイナスに働いてしまいます

人間関係を円滑にしたいと、誰にでもなれなれしい態度をとる人がいます。これも、度が過ぎると、見ていて良い気はしないものです。最近では、「セクハラ」や「パワハラ」問題が厳しくなっているので、減っては来ています。

仕事を進めていく上で、必要以上のなれなれしい態度は、相手を不快にさせるだけです。一緒に、仕事をしていく仲間として、お互いを認め合う、節度ある態度であることが、大切です。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。

 

「コミュニケーション」には節度が重要です

職場でよく言われる、「コミュニケーション力」は、何もかもさらけ出して付き合うということではありません。自分のプライベートなことまで、何でもかんでも、話してしまう人がいますが、これは、職場の人間関係を円満にするには、良くないことです。

個人的なことまで、職場に持ち込むのは、ルール違反です。仕事とプライベートは分けて考えるべきでしょう。その上での、コミュニケーション作りが必要です。べったりとした関係性は、職場の人間関係には不要です。

 

職場の人間関係は、円満なほうが良いに決まっていますが、時々、それを、ぶち壊しにしてしまう人たちがいるのも事実です。でも、その人たちも、何も好き好んで、駄目にしようとしているわけではなく、人間関係を上手く築くことが、苦手なだけなのかもしれません。

本人は良かれと思ってやっていることが、まわりから見れば、迷惑なことばかりだったりもします。そういう行為に不快感だけで接するのではなく、さりげなく「それは違うよ」という態度で示すことが出来れば、今よりもっと、良い人間関係を築くことが出来るでしょう。相手のことを思い遣る心が、円満な人間関係に必要なことなのです。

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