「男の心理を扱う」と言うと、何だかすごく計算高い女のイメージがありますが、要するに、「自分のまわりの男性たちの心理をくすぐって、物事を上手く進めて行こう」といことです。
子どもの頃から、男性よりも女性のほうが、早く大人の考え方が出来るようになると言われていますから、ここは少し、女性が大人目線になって、男性の仕事の進行をサポートしてあげると、良い結果が得られる、ということでもあります。
男の心理を扱う時に気をつけたいのは、絶対に「上から目線」にならないことです。人は誰しも、上からものを言われるのは嫌いです。プライドが高い男性は特に気をつけましょう。優しい言葉を心がけましょう。
デスク周りの片付けは基本です
あなたのまわりの男性で、机の上がごちゃごちゃと散らかっている人はいませんか?そういう人に限って「忙しい、忙しい」が口癖のようになっていることでしょう。ですが、結論から言うと、「机の上が散らかっている人に、仕事の出来る人はいない」のです。
仕事の出来る人の机は、キチンと整頓されているはずです。何がどこにあるのか、誰が見ても分かるようにしておくことが、仕事をスムーズに進める第一歩です。そうすることで、自分が不在の時でも、他の人にサポートしてもらいやすいのです。
「早い」ということはプラスに働きます
例えば、何かの企画書を出さなければならないとします。こういう場合は、いち早く出しましょう。こういう時、受け取った上司は「もう、出来たのか?早いな」と好評価をつけます。
たとえこれが、完璧なものでなくても、修正する時間はたっぷりあります。「時間的な余裕」は、「心の余裕」に繋がり、落ち着いて企画書を見直すことができるのです。
また、上司や周囲の意見を聞くこともでき、場合によっては協力してもらえるかもしれません。「提出物は早く出す」これは、小学校からずっと言われてきたことではありませんか?
「報告」と「連絡」はこまめに、「相談」は相手に合わせると良いです
「ほう・れん・そう」これは、仕事の基本だとよく言われますが、ここにも仕事をスムーズに進めるためのコツがあります。まず、「報告」と「連絡」は必ず行ってください。
仕事の出来ない人に限って、報告や連絡が遅い、もしくは、やらない、という人がいますが、これは自分が損をしているということに気がついていないのでしょう。
報告や連絡をこまめにしていれば、もし、不測の事態に陥っても、早く対処が出来ます。そして、「相談」ですが、これは、相手の相談に対する考え方によって対応を変えると良いです。「相談好き」な上司なら、しっかり相談に乗ってもらいましょう。
最初から「無理」と決めつけないようにしましょう
新しい仕事には不安が付き物です。ですが、チャレンジすることで、隠れていた自分の力が出現するかもしれません。何もやらずに「無理だから」と決めつけるのは、自分の可能性を、自分で封印しているのと同じです。やらずにいるほうが損になるのです。
もし、あなたのまわりで、新しいことに挑戦しようか悩んでいる男性がいたら、そっと背中を押してあげましょう。きっと、今以上の自分の力を発見出来ることでしょう。でも、ひとつだけ注意があります。頑張り過ぎてパンクしそうになったら、早めにSOSを出すように言ってあげてください。
失敗や嫉妬心をそのままにしておかないようにしましょう
失敗は取り返しがつきませんが、その経験を生かして、次に繋げることを忘れてはいけません。失敗したことばかり、いつまでも、くよくよしていても何にもならないのです。それよりも、やるべきことは、失敗の原因を究明し、何がいけなかったのか、どうすれば良かったのかを自分なりに考えることです。
そして、再びチャンスが来た特に、しっかりやれるようにしておくことです。また、成功している他人に嫉妬している暇があったら、自分のやるべきことを思い出し、集中することが大事です。
「志の低さ」に影響されないようにしましょう
仕事を進めていく上で、志の低い人と一緒にいても、良いことはひとつもありません。それどころか、「志の低さ」は伝染しますので、そういう人と一緒にいると、いつのまにか自分も「志の低い人」になってしまいます。
環境が人間を作るため、出来れば、すぐにでも離れたほうが良いのですが、職場ともなると簡単にはいかないでしょう。こういう「志の低い人」には、何を言っても無駄ですから、どうしても離れられない場合は、「反面教師」だと思って接してください。「自分はこうならないぞ」と心に秘めて過ごしましょう。
陰の努力を怠らないようにしましょう
人が見ている時だけ、頑張っている姿を見せ、誰もいないところでは、完全にサボっている、という人は卑怯な人です。それよりも、誰も見ていないところでも努力している人は、いつか、きっと大きな評価を受けることでしょう。
陰の努力は、必ず自分の力になります。その力が、やがて大きな力になって、仕事を成功させる力になるのです。自分が出来る、良いことなら「さっ」とやれる人が、本当に行動力のある人です。そして、そういう人こそが本当の意味で、「仕事が出来る人」なのでしょう。
ここに挙げてきた7つの方法は、仕事をスムーズに進めていく上で、男性、女性を問わず、やったほうが良いと思うことばかりです。もちろん、自分がその気になってやらなければ、良い結果は得られません。
あなたのまわりにいる男性で、「もう少し、仕事がスムーズに出来たら…」という人がいたら、是非、この方法を勧めてあげてください。きっと、今よりも仕事が3倍はかどることでしょう。
応援したあなたの評価も上がるかもしれません。今まで、冴えなかった彼が、急に仕事の出来る素敵な男性に変身する、ということもあり得ます。これがご縁で、彼との仲が急接近する可能性もあります。楽しみですね。
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