うまく話せない人が、話せるようになる3つのきっかけ

うまく話せない人が、話せるようになる3つのきっかけ
世間には、うまく話せる人とうまく話せない人がいます。うまく話せる人にとっては、話すことなど何でもないことですが、うまく話せない人にとっては胃が痛くなるような問題ですよね。

現代はコミュニケーション社会、学校でも会社でも会話能力が求められますので、どんなに勉強ができても会話の下手な人、うまく話を続けられない人は社会で苦しい思いをしがちです。こうなると、うまく話せないからといって、放置しておくわけにもいきません。

会話能力、コミュニケーション能力は生まれつきに左右されることが多いものですが後天的に鍛えることもでき、実際、子供の頃にはうまく話せないと悩んでいた人でも、大人になるにつれうまく話せるようになることはしばしばあります。

そこで今回は、うまく話せない人が話せるようになるきっかけについてお届けします。

うまく話せない人には旅行やアプリなどで知らない人と話すのがお勧め!

旅行やアプリ
学校や会社で普段うまく話せない人にお勧めなのが、旅行やアプリなどを利用して、知らない人と会話することです。

海外旅行や留学などで外国に行くと、普段は大人しい人が、人が変わったようにお喋りになるケースが間々見られます。普段の付き合いで会話がうまくできないのは、付き合いの継続する人との間では「自分を良く見せたい」という思いが強くなってしまうからです。

特に、うまく話せない人の多くは照れ屋だったり、恥ずかしがり屋だったりで、人から笑われることを強く忌避しがちです。「笑われること=恥ずかしいこと」という図式ができあがってしまっているのですね。そういう人たちは、友達はおろか、親や兄弟の前でも、笑われると恥ずかしく思うものです。

その点、外国に行くと価値観も違ってきます。また、「旅の恥はかき捨て」というように、知らない土地だと恥をかいても一時のことと割り切れるのです。

同じ理由で、恋活や友活のアプリを利用して未知の人と話すことも、会話の練習にとって有益です。普段つきあっている友人だから恥ずかしい思いをしたくないという感情がわくので、知らない相手に対してはそういう思いはわきにくくなります。

また、同性の友人同士の間では無口で会話が続かない人でも、異性の友達や恋人となら話が続くという人もいます。いずれのケースでも、「普段とは違う相手」と話すのがポイントです。話す相手と状況を変えれば、会話力を向上させるきっかけになるのです。

 

うまく話せない人こそ発表や人前で話す機会を利用して!

発表や人前で話す
うまく話せない人にとって、発表や人前で話すことは最も苦手とするところのようです。一対一ならまだしも、一対多となるとどうしてもあがってしまう、人前にたつと言葉がでなくなるという人が多数。こうした理由で、自分は人前に立つ仕事は向かないとあきらめてしまう人が少なからずいます。

ですが、これはとても勿体無いことです。実は、一対一での私的な会話やグループでの会話が苦手だからといって、人前での会話が下手だとは限らないのです。

逆に、プライベートな会話は好きで、いくらでも話していられるという人が、人前だと話せなくなるというケースもよくあります。お喋りのうまい下手と、人前で筋道たてて話すことのうまい下手は別物なのです。

普段の会話ではうまく話せないという人は静的な人が多いもの。そういうタイプの人は日常の雑談は苦手でも、論理的に話を組み立てることには長けています。人前での話、講話や講演などは、むしろ向いているのです。

実際、教育者や研究者などで、子供の頃から話すのが苦手だったが、教壇にたったり、講演をするようになって日常の会話も得意になったという人がいます。会話というのは習慣的なものなので、きっかけさえあれば、自然に馴染んでくるものなのです。

会話が苦手だからと発表などを避けず、少しずつでもトライしていきましょう。成功経験が重なると、一気にやる気がでてきます。大学のゼミ発表など、小さな発表を利用して、論理的に話すことを楽しんでみてください。むしろ、お喋りな人たちよりも上手に話せるようになってきます。

 

うまく話せない人には外国語のレッスンがお勧め

外国語のレッスン
通訳や司会業など、社会人として専門的に話す仕事をしている人の中にも、子供のころや学生時代には話すのが苦手だったという人が少なからずいます。そういう人たちが、うまく話せない自分を卒業したきっかけとしてよくあげているのが、外国語会話の習得です。

最初の項目で述べましたように、日本にいるときは大人しいのに、海外旅行や留学時には積極的に話すという人が少なからずいます。これは環境の変化、非日常的な場でなら平気という意識によるものもありますが、もうひとつ、外国語でなら笑われても当たり前という意識を持てるからです。

日本のテレビに出ている外国人タレントたちを見ていてもわかるように、ネイティブではない外国人の言葉には訛りがあって「当たり前」。それを笑われたからといって、いちいちひるんでいては外国語の習得はできません。

実際に、外国人と外国語で話していると、ネイティブ・ランゲージ(日本人の場合は日本語)で話しているときのように余計なことを考えることなく、ストレートに会話を運べます。そのため、上手に話そうと構えることなく話す習慣がついてくるのです。

また、外国語で話していると、ネイティブから喜ばれたり、褒められたりしますので、話すことの楽しみが得られます。うまく話せない人にとっては、こうした経験の積み重ねが自信になってくるのです。

 

うまく話せないと思っていた人でも、ちょっとしたきっかけを利用するだけで、段々と会話への苦手意識が抜けていきます。

そうしたきっかけとしてお勧めなのが、旅行や友達アプリなどを利用しての、知らない人との会話です。普段の会話でうまく話せないのは、付き合いが継続する相手の前で恥をかきたくないという意識が働くからです。こうした意識から開放される場を利用して会話を練習すると、次第に話すことに慣れてきます。

人前での発表も、日常会話に苦手意識を持っている人にお勧めです。雑談が苦手という人の中には論理的な話術は、実は出来るという人が少なからずいます。そうした人にとっては、発表などで場数を踏むのが会話力の上達に繋がります。

また、外国語のレッスンも、うまく話せない人が会話への苦手意識を払拭するのに役立ちます。海外旅行や外国語のレッスンを利用して、楽しんで話す経験を積んでいきましょう!

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