シンプルに生きるのは難しいと思われがちです。物があふれている便利な現代社会で暮らしていると、あれもこれも欲しい、新しいものや流行っているものを手に入れたいと思ってしまいますよね。しかし、本当の豊かさは、気持ちの持ちようなのです。
しかし、いきなりミニマムライフを始めるといっても、何から始めてよいのかわかりませんよね。そこで、シンプルに生きるための、ミニマムライフの始め方を6つのポイントでお伝えします。
洋服の断捨離
シンプルに生きるというと、オーガニックなコットン素材の洋服や着色されていない生成りの服を身につけなくてはいけないのではないかと考えてしまいますよね。しかし、そこまで極端にしなくてもミニマルライフを実現することは可能です。
まずは、1年間着なかった洋服や靴、バッグを全部捨てるのです。「いつか着るかも」「また流行が訪れるかも」などの理由で人は着もしない洋服をたくさんクローゼットに保管してしまいます。しかし、クローゼットの中を必要最低限の洋服にするだけでも気持ちはスッキリしますし、洋服選びも楽になります。
SNSのアンインストール
電車での移動中や食事中など、隙間時間ができるとすぐにスマホでSNSをチェックしてしまうという人は多いですよね。しかし、シンプルに生きる上でSNSの情報が本当に必要かどうか自問しましょう。
友人が何しているかを何となく見るとか、好きな芸能人のコーディネートを見るなどの目的でSNSをチェックしている人は多いですが、それが本当に生活に役に立つ情報かと言うとそうではありません。SNSは依存症になっている人が多いので、思い切ってアンインストールしましょう。
テレビをながら見しない
自宅に帰ると何となくテレビをつけるという人は多いですよね。しかし、本当に見たいという目的意識を持って見ている番組でない限り、食事をしながらや着替えをしながらなどのながら見をするのはやめましょう。
テレビのながら見は、その時にしている作業の効率を落としてしまう原因になります。自分が対して求めていない娯楽や情報を垂れ流しているテレビをつけるよりも、好きな音楽を流したり、時には雑音のない静かな環境を作って心を落ち着けるだけでも、シンプルに生きることができます。
便利グッズを捨てる
雑貨店やホームセンターには、たくさんの便利グッズやアッと驚く新商品がたくさん販売されていて、つい欲しくなり買ってしまうことってありますよね。しかし、たいていの場合は、その便利グッズを長きにわたって使い続けるということはありません。
たくさんのものが部屋の中にあふれていると、シンプルに生きることはできません。一度、台所の引き出しやたんすや物置の収納をチェックして、使っていないものがあれば思い切って捨てましょう。物が減ると心がスッキリしてシンプルに生きることができます。
珍しい調味料を捨てる
デパートの物産展や期間限定の催し物、旅行先のお土産屋などでつい買ってしまうのが珍しい調味料や食品です。「せっかく来たしなんか買わないと損」という気分になって買うものの、使いきることはなく、ずっと冷蔵庫やキッチンの引き出しに眠らせることが多いですよね。
このような珍しいけど使用頻度が低い調味料は捨てましょう。珍しいということは、めったに使うことがありません。また、珍しい料理を作るには、珍しい食材を揃えなければならず、近所のスーパーでは買い揃えられないということもあります。シンプルに生きるにはベーシックな調味料があれば十分なのです。
不要なものを買わない
ここまでは、シンプルに生きるために服や食品など、今自宅にある不要なものを捨てることをお伝えしましたが、それらが済んだら、今後の生活でまた余計なものが増えない様な心構えを持ちましょう。
買い物をする時に「本当にこれは必要?」「ずっと長く使えるもの?」と自問自答することを習慣づけるのです。一度考えてみる、それでも迷うようなら少し時間を空けてちゃんと考える時間を持つことが大切です。これをするだけでも、不要なものが家に増えるということはなくなり、シンプルに生きることを続けられます。
シンプルに生きることは、特別な人だけができるというわけではありません。ミニマムライフは、誰でも簡単に始められるものです。ミニマムライフと言っても、電気もガスも使わないというような原始的な生活をするわけではありません。
「無駄なものはいらない、捨てる」という意識を持ちつつも、精神的には「無理をしない」をモットーに、できることから始めるのが理想的なミニマムライフです。今回お伝えしたような初歩的な事からシンプルに生きる生活を始めましょう。
まとめ
心が豊かになるシンプルに生きるコツとは
・1年間着なかった洋服や靴は全部捨てる
・毎日見るSNSアプリはアンインストールする
・ながら見してるだけのテレビ番組は見ない
・使ってない掃除や台所の便利グッズを捨てる
・珍しいけど使用頻度が低い調味料を捨てる
・買い物をする時は本当に必要なものか考える
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